3.京都


三条烏丸[イノダコーヒ三条支店]
地元はもとより観光客にも有名。残念ながら本店は過日、火災のため閉店してしまったがここ三条支店は健在で、円形カウンターを囲む常連客で朝1番から賑わっている。ここのコーヒは、アラビアの真珠と言われるモカ・マタリをベースにブレンドしたもので、砂糖とたっぷりミルクが入った状態で供されるのが特徴。
京都市中京区三条通堺町東入ル
  075・223・0171
7:00〜20:00 無休
地下鉄烏丸線・御池駅下車。徒歩約10分。
 
四条[ソワレ]
店内の至る所に施された彫刻が削れて丸みを帯びていたり、壁の色が飴色になっていたりしてレトロ感いっぱい。創業以来変わらぬ味である、7種の豆をブレンドしたコーヒー(500円)は、少し濃いめながらもまろやかな味わいだ。2階の窓際席を陣取って、眼下に流れる高瀬川を眺めらがらコーヒーをすすれば、至福の瞬間が訪れる。
京都市下京区下京区西木屋町通四条上ル
  075・221・0351
12〜22:30(土日祝は11:00〜) 月休(祝日の場合は火休)
阪急河原町駅下車。徒歩5分

四条[築地]
入り口すぐの所に掲げられた「二階へ」の看板。初めて訪れるた人は「二階席へ行くものか」と思ってしまうが、これは戦後に2階を建て増しした時に「2階にも席あり」の看板の名残だそう。コーヒーを頼むとウィンナーコーヒー(500円)が出てくるのが評判だ。生クリームのしつこさや油こさがなく、鼻からすっと抜けるような深い香りに、ファンも多い。
中京区河原町四条上ル一筋目東入ル  075・221・1053
11:00〜23:00 無休
阪急河原町駅下車徒歩約5分。
 
祇園[たんぽぽ]
「東のキャンドル、西のたんぽぽ」と称される知る人ぞ知る、祇園で1番古い喫茶店。店内には、年季の入った背の低い革張りのソファ、小さなテーブルというこじんまりしたインテリアで、磨りガラスから漏れる日射しが静かな空間を演出。メニューは創業以来「ドリンクのみ7種」でコーヒーは300円。
京都市東山区祇園町南側570ー125
075・561・4074
14:00頃〜23:00頃 不定休
京阪三条駅下車徒歩約10分

百万遍[進々堂]
カフェと呼ばれるここのコーヒー(340円)は、朝1番に飲みたいと思わせる味がする。深煎りなのだが、フレッシュ入りのため酸味が少なく、朝食抜き或いは二日酔いの胃にも優しい。そんなマイルドな味わい。
左京区北白川追分町88
  (075・701・4121
8:00〜18:00 火休
京都駅より市バスで京大農学部前下車、また百万遍下車。徒歩約10分。

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