「小倶那と遠子」
 作成日 200110.08

 荻原規子さんの「白鳥異伝」を読みました!!
 すごい、面白かったですーーー!!約600Pの本をあっという間に読んでしまいました。続きが気になってどうしても止められなかったのです。
 空色勾玉も面白かったのですが、「白鳥異伝」のほうが好きかもしれません。どちらも面白いことには間違いないのですが。

 なにがいいって、やっぱり主人公の2人が良かった。
 こういうシュチュエーション大好きの私のツボつきまくり。
 好き同士が戦わなければならない、力を手に入れてしまった悲痛等、もう、最高!
 そしてなにより、小倶那の境遇と遠子を思う気持ち、遠子の決意と小倶那を思う気持ちがいいのよ〜。
 脇役の菅流(本当に脇役なのか?彼は)もいい味だしてるし〜〜。

 この小説では、好きなシーンがいっぱいあります。
 今回は、雪のシーンを描きました。ジーンときたよ、もう!!
 雪が白鳥の羽毛のようだとか、天から降りてきたようだとか、素敵すぎる〜〜〜。
 私、雪のシーンって好きなんですよね〜。雪がすべてを覆い尽くしてなにもかも、(罪とかも)綺麗にするっていうような表現をどこかで聞いて以来、雪のシーンは何か、神聖な不思議な効果があるようで。
 このシーンも、2人の新たな出発にふさわしい、とても素敵なシーンだと思いました。

 2人の幸せが伝わればいいんだけど。
 小倶那の髪型は本当は「みづら」のような感じがするのですが、もう皇子ではないので、普通にしてみました。みづらは描きづらいような・・・。(^-^;)

 日本の神話とかにはまりそうです。荻原さんのコンテンツが作りたくなってきました。


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