| 『生きているだけで、もうけもの・・・。』 以前やっていたNHK朝ドラのおばあちゃんの言葉だけれど、本当にそう思えるこの頃ですね。テロ！
津波！ 地震！ 事故！ ハリケーン！
『私たちは生かされている』
これもよく聞く言葉。自分の力で生きているようだけど、結局は生かされているのですよね。誰でも生き続けるのは大変だけど、平常心で優しい気持ちで毎日を過ごしたいと思います。
| [１] 大波乱の9月議会終わる（9/16～10/7） （金児の質問１）
倫理通報について
★和泉市で初めて傍聴席が満員になりました。疑惑人事について、W議員の批判的な鋭い質問とともに、私の後姿もテレビのニュースで放映されました。
★癒着や不祥事に対する真の怒り・悲しみ、強い正義感があるならば、この人事を通す筈はありません。（以下１時間半にわたるやりとりの要約です。傍聴されなかった方はぜひお読み下さい。）
【かねこ】8 月9日の臨時議会ですでに承認された特別職の過去の疑惑について、市民から倫理委員会に対して倫理通報がされた。委員会は調査を実施し、すでに結果報告書を市長に提出している。倫理委員会の委員構成・手続き、設置以後の通報件数、この通報に係る情報公開請求件数はどうか。
【理事】平成15年12月施行の和泉市職員倫理条例に基づき設置した倫理委員会は、外部調査機関として元警視長、弁護士、大学教授の３人から成り任期は2年。当該倫理通報は8月12日総務部に到着し、人事課長が委員会に送付した。過去に通報は2件あり、それぞれ厳重注意と給与減額した。今回の調査報告書については、9月22日に公開し請求は4件。
【かねこ】倫理条例は、平成15年にコスモポリス事業の契約で、職員と業者の癒着による一連の贈収賄事件が発端となり施行された。その第4条には「職員は利害関係者等と次に掲げる行為を行ってはならない」とあり、その中に、「職員は利害関係者と飲食、遊戯、ゴルフ、旅行をたとえ自己負担でもしてはいけない」と書かれている。その他地方公務員法でも、市民の疑惑や不審を招く恐れのある行為をすることはいけない、と書かれ服務の大原則である。倫理条例が施行される前であれば、また1回であれば業者との海外旅行は許されるのか。
【特別職】市民に背く行為はしていない。市民に不信感を与えた行為については深く反省をしている。
【かねこ】業者と海外旅行に行った行為自体が市民に背く行為である。8月の臨時議会において、ある特別職候補者が過去に業者と国内外の旅行を再三していたということを聞き、市民から負託を受けている議員としては、市の改革をすべき重大な時にそのような人事に同意はできないと、五月会派は市長に提案の撤回を求めたが受け入れられず、採決では退席した。疑惑のある特別職人事を強行することで市長の倫理観も問われるとは思われないか。
【いさか市長】撤回申し入れは聞いていない。当時、法的な逸脱行為はない範囲で庁内で業者とのゴルフ、飲食、旅行は恒常化していたと聞いている。今回悪しき慣習を断ち切るための倫理条例の趣旨が生かされ、市民に不信を抱かせたことについて厳重注意した。臨時議会では疑惑について事実確認はしていない。議事運営を議長と話し合い、胸中複雑なまま採決に入った。
【かねこ】市政改革を第一義に考えて頂きたかった。これで刷新が減速するのではないか。倫理通報の中味は４点あった。業者との海外旅行以外に、2回の市長選における特定候補への投票依頼２件と、退職後の親睦団体とのゴルフである。投票依頼については、参考人2人は証言しているが、ご本人は記憶にないとしている。事実であれば、幹部職員として地位利用の選挙運動で公職選挙法違反である。倫理委員会は調査報告書で、「疑惑を持たれる不適切な行動であった。結果として、任命権者による厳正な取り扱いを求める」と締めくくっており、それに対して市長は「文書で厳重注意を行った」と報告。新聞記事でも「市長は、行為は事実であったと認めて注意を行った」と書かれているがその通りか。
【いさか市長】「あいまいな部分はあるものの疑惑を持たれることは否定できない」とする委員会の報告書を最大限尊重して厳重注意した。事実確認の調査権は自分にはない。
【かねこ】事実確認はしかるべき方々に委ねたい。業者との海外旅行等、庁内の皆がしていたからと言って許されるのか。一回なら許されるのか。してはいけないことをしたのなら、潔く認め罪に服することが正しい生き方であると思う。他に、市民からいろんな情報が寄せられている。真偽はわからないが、市民からの負託と受け止めていくつか申しあげる。（略）
公務員は、退庁しても公務員という立場をわきまえて行動しなければいけない。誰も見ていなくても、高い倫理観を持って行動してもらいたい。
【いさか市長】倫理条例施行以前、職員が自らの職務を円滑に運営するため知恵と工夫を凝らして積み重ねてきた制度が疲弊を起こし、一気に一連の不祥事に発展してしまった。今和泉市は倫理観も含めしがらみのない市政に変えようとする過渡期である。特別職、幹部職員挙げて市政刷新に取り組む。
【かねこ】市民の目もますます厳しくなり、関心も寄せられるだろう。市職員さんは萎縮するのではなく、今まで以上に頑張っていただきたい。
|
（質問その２）まちづくり政策について～パチンコ店出店問題から～
（★１５団体で「のぞみ野にパチンコ店はいらん！」対策協議会ができました。
のぞみ野にパチンコ店はふさわしくない、と反対運動を展開しています。）
【かねこ】のぞみ野のど真ん中、スーパー松源のとなりにパチンコ店開店との事。この町にパチンコ店はふさわしくないと地元自治会を中心に、校区内の各自治会、マンション、桃山学院大学など15団体が出店反対を表明。「のぞみ野にパチンコ店はいらん！対策協議会」を立ち上げ、反対運動を始めた。8月15日には建築許可が下りているが、出店についての経過及び建築計画はどうか。
【理事】建物概要は、遊技場
⇒ 鉄骨造平屋建て、延面積995.32㎡、駐車場
⇒ 鉄骨造2階建て、延面積3586.50㎡。建築物を建築するには、建築基準法に基づき建築許可が必要。またパチンコ店を営業するには、風営法と大阪の府条例により学校・保育所・病院よりおおむね１００ｍの区域外にあれば営業許可が下りる。建物完成時期は11月予定。
【かねこ】市内には、現在パチンコ店は何軒あるか。また、建築中のものは何軒か。また、パチンコ店出店について、市の考え方はどうか。
【理事】パチンコ店等の遊技場は２２店舗。計画中のものは２店舗。うち営業中は２０店舗である。内訳は、パチンコ・スロット併設店は１７店舗。スロット専用店は３店舗。周辺道路の交通量の増加、まちなみを形成する周辺建築物との調和、青少年等に与える好ましくない影響を考慮すると、今後パチンコ店建設に十分な対応を講ずる必要があると考える。
【かねこ】台数でいえば、市内にパチンコ４７２５台、スロットは２５０６台、合計７２３１台も存在している。また小学生が約５００人もいるのぞみ野地区で、夜１１時まで営業するパチンコ店出店についてどう考えるか。また良い環境に戻すための方策はないのか。
【理事】当該パチンコ店は、準工業地域であることなど法規制の範囲で建設が進められているが、のぞみ野地区がすでに準工業地域から住宅と商業施設が立地する住商複合地域に変化している。このように、現状の土地利用と都市計画が整合していない所でのパチンコ店建設は好ましくないと考える。今後の取り組みであるが、のぞみ野は住居系用途地域等への見直しが必要だが、現況は工場や倉庫等もあり困難。市としては、今後のあるべき姿を実現するための手法として、積極的に都市計画法に基づく地区計画制度の活用に取り組んでまいりたい。
| [２]（仮称）東部小学校の校名は？ 平成7年に街開きをしたその名もトリ･ヴェール（３つの緑）和泉は、北部（いぶき野）・西部（あゆみ野）・東部（はつが野）と3ブロックから成っており、北から順次開発されてきました。東部地区は、当初1中学校2小学校1幼稚園が開校する予定でしたが、売れ行きが思わしくない上に、モンセーヌの前と横に2ヶ所予定していた中高層区域も低層住宅地に改められ、生徒数が見込めないことから、学校も1小学校のみとなったものです。校区は青葉台とはつが野全域です。
そこで、来年4月開校を目指し、校舎も着々と建築が進んでいる中、開校準備委員会では新小学校名を決定する住民投票を6月7月と２回実施しました。１回目は名前を募集。２回目はその多かった校名と準備委員会推薦の校名を加え、①青葉台（青葉）小学校 ②はつが野（はつがの）小学校 ③いずみ野小学校 ④青葉はつが野小学校の４つの選択肢から選ぶ投票でした。投票結果は次の通り・・・・
|
①
青葉
|
②
はつが野
|
③
いずみ野
|
④
青はつ
|
青葉台
|
６８２
|
８０
|
１４３
|
３１１
|
はつが野
|
２
|
２９３
|
２８
|
１４
|
|
↓
|
↓
|
↓
|
↓
|
一般分
|
６８４
|
３７３
|
１７１
|
３２５
|
学校分
|
１６９
|
４７８
|
１５０
|
１６８
|
総合計
|
８５３
|
８５１
|
３２１
|
４９３
|
投票結果から言えば、『青葉小学校』になるのが順当なのですが、その後の準備委員会で話し合われた末、僅少差であるとして、結局『青葉はつが野小学校』と決定した模様で、１２月議会で、条例化して上程するとしています。果たして、皆さんはいかがお考えでしょうか？
|
[３] ≪かねこやります・がんばります！≫
１)「のぞみ野にパチンコ店はいらん！」対策協議会では、近々に井坂市長への2回目の陳情、地主の樋上氏へ署名を携えての抗議を予定しています。さらに、11月13日（日）午前10時から和泉シティプラザ横のアムゼモールで署名活動や宣伝活動を行います。お気持ちのある方は、ぜひ飛び入りででもご参加ください。
２）『いずみの国の自然館クラブ』がNPO法人として９月２６日認証されました。このクラブの目的は、①自然史博物館の設立②子どもたちの情操を育てる③自然史記録を収集・保管・活用する、等でメンバーは現在31名。毎月一般参加者を募集して自然観察会（兼ごみ拾い）をします。10／１６（日）は、計38名で槇尾山を歩きました。昆虫や植物などの専門家がいるので、多くの親子さんが勉強しながら、自然と親しみましたよ。自然観察会は第２回11月20日（日）側川、第３回12月18日（日）側川（越冬昆虫調査、冬芽の観察１）、第４回1月15日（日）父鬼川（越冬昆虫調査、冬芽の観察２）…の予定。
３）市民ミュージカル『劇団ドキドキ』は、来年5月27日（土）、第3回公演「ウェストサイズ物語」を弥生の風ホールで上演します。12月から本格的練習に入ります。今ならまだ間に合いますので、一度舞台に立ってみたい方は、金児までご連絡ください。先生はプロだけど団員は素人です。セリフを覚えられないし、間違うし･･･。でも楽しく一生懸命やっています。練習は月2回で会費は月4千円（第１・３火曜日午後3時～5時、和泉シティプラザ5階運動室）
４）南池田中学校区ふれあいコンサートが、今年も12月10日（土）弥生の風ホールで開かれます。参加費500円。南池中ブラスバンド、緑ヶ丘小ソーラン、南池小合唱、そよ風の会合唱団のレギュラー出演に加え、今年もピアニストや筝演奏家などプロの素晴らしい演奏の数々が繰り広げられます。そよ風の会では、斎藤隆介作合唱曲「花さき山」をお筝・尺八と合奏します。
５）昨年12月26日弥生の風ホールで開かれた市民公募合唱団による「いずみ第九演奏会」は、牧村邦彦指揮大阪シンフォニカー交響楽団演奏、雑賀美可、橋爪万里子、畑儀文、晴雅彦らのソリストを迎え感動のうちに幕が下りました。そして今年も12月25日（日）午後2時に開催されます。私も含めそよ風の会からは10人が参加します。チケットは当日3500円（前売3000円）
６）久しぶりの「和泉市にジャズを！」実行委員会では、来年2月11日（土・祝）夜7時から、和泉市コミセン多目的ホールで、古谷充（ふるやたかし）バレンタインコンサートを開催します。古谷充アルトサックス、畑ひろしギター、神田芳郎ベースにYOKOボーカルで、素晴らしいジャズの夕べを心ゆくまでお楽しみください！ チケット当日3000円（前売2500円）金児まで
| 【市政報告会】 毎月
第2土曜 午前１０時～11時半
11月12日、12月10日、1月14日
《場所》あおば会館
２階 集会室
どなたでもお気軽にご参加下さいませ。
|
|
