さ行
- サートゥン・トリック ( Certain
Trick )
- 必ず勝つはずのトリック。シェア・トリックともいう。
- サード・オア・ローエスト ( Third
or Lowest )
- ディフェンダーが長いスートからリードする時、リードするスートのもともとの枚数が偶数枚の場合は上から3番目のカードを、奇数枚の場合には最も低いカードをリードするというリードの約束事。
- サイキック・ビッド ( Psychic
Bid )
- オポーネントのビッドやプレイを邪魔する目的でなされる嘘のビッド。
- サイド・スート ( Side
Suit )
- ビッダーが持つ、最初にビッドしたスート以外の4枚、またはそれ以上の枚数のスート。あるいは、ディレアラー側のトランプ以外の4枚、またはそれ以上の枚数のスート。
- サイン・オフ・ビッド ( Sign-Off Bid )
- 現在までにビッドしたレベル(パート・スコア=ゲーム未満のことが多い)で、オークションを終わりにしたいという意志を示すビツド。
- サウンド ( Sound )
- ビッドした内容が堅実なこと。例えば、比較的、堅固なホールディングのスートでのプリエンプティブ・オープンはサウンドあるというように表現される。
- サクリファイス ( Sacrifice )
- 相手側のゲーム、スラム等のコントラクトを落とせそうもない時、いずれにしても得点されるので、相手の得点を少しでも少なくしようという試みで、ダウンを承知でビッドすること。セイブともいう。
- サポート ( Support )
- パートナー・スートに応援があること。または、パートナー・スートをレイズすること。
- サポート・ダブル ( Support Double )
- パートナーの最初の新しいスートでのレスポンスに対し右隣りのオポーネントが何らかのビッドした際、ダブルというとレスポンダー・スートに対するサポートを示す意味になる特殊なダブル。オポーネントがダブルと言った場合には、リダブルで代用する。通常、サポートの枚数はパートナーシップ間のフィットが最低限7枚となる枚数を示す。例えば、1 - P- 1(最低4枚保証)- 1(オーバーコール)に対するダブルは、丁度3枚のサポートを示し、4枚サポートのあるハンドは2とレイズする。
- シークエンス ( Sequence )
- ランクの順に2枚以上続いているカード。
- シエイプ ( Shape )
- あるプレーヤーが持っているハンドの形。
- シグナル ( SignaI )
- ディフェンダーがハンドについての情報交換を合法的にするディフェンシブ・プレイの約束事。
- システム・オン/オフ ( System
On/Off )
- 競り合いのビッドでも競り合っていない時と同じ意味でコンベンションを使用する場合にはシステム・オン、逆に、競り合いのビッドでは特定のコンベンションを使用せず意味をナチュラルに戻す場合にはシステム・オフと言う。
- シフト ( Shift )
- ディフェンダーが初めにリードしたスートと異なるスートをリードすること。あるいは、ディクレアラーがプレイで開発するスートを変更すること。
- シャット・アウト ( Shut
Out )
- パートナーにこれ以上ビッドしてはいけないと要求するビッド。通常はゲーム以上のレベル。
- シャッフル ( Shuffle )
- 配る(ディールする)前にカードを混ぜ合わせること。
- シュア・トリック ( Sure
Trick )
- 必ず勝つはずのトリック。
- ショート・クラブ ( Short
Club )
- 後で都合良くビッドできるように、3枚でオープンすること。条件を満たさない場合には、◇で代用することもある。
- ショートスート・ゲームトライ ( Short
Suit Game Try )
- パートナーシップで2の代でフィットが見つかった後にゲームの可能性を模索する方法のひとつ。トランプ・スートを最初にビッドしたプレーヤーは、シングルトンやボイドであるスートをビッドする。そのパートナーは、そのスート以外に価値を持っていれば、ハイカードに関係なくゲームをビッドする。
- ショウアウト ( Show
Out )
- プレイ中、同種のスートがないため、フォローできない最初の機会。
- 昇格 ( Promotion )
- 高いランクのカードがプレイされた後で、それより低いランクのカードがトリックを勝っことができるようになること。
- シングル・ダミー ( Single
Dummy )
- ディクレアラーとダミーのハンドしか見えていない状態。
- シングルトン ( Singleton )
- あるスートの持ち札がもともと1枚であること。
- シングル・レイズ ( SingIe
Raise )
- パートナーのスートをひとっレイズすること。1 - 2等。
- シンプル・スクイズ ( Simple
Squeeze )
- 1人のオポーネントに二つのスーツで作用するスクイズ。
- ジャコビー2NT ( Jacoby
2NT )
- 米国のオズワルド・ジャコビーによって考案されたメジャー・オープンに対する強いハンドを示すコンベンショナル・レスポンスで、リミット・レイズやプリエンプティブ・レイズと併用される。1の代のメジャー・オープンに対するノン・パストハンドによる2NTレスポンスは、4枚以上のトランプ・サポートとバランスハンドを持つ強いハンドを示し、理論的には強さの上限はない。これに対し、オープナーは自分のハンドのパターンを示すコンベンショナル・リビッドをする。
- ジャコビー・トランスファー ( Jacoby
Transfer )
- 1NTに対する2の代のスート・レスポンス、あるいは2NTに対する3の代のスートレスポンスは、ひとつ上のスートのビッドを要求する(トランスファー)コンベンション。レスポンダーは、トランスファーさせるスートに、通常5枚以上持っており、メジャースートのみ使用されることが多い(例:1NTに対して2とビッドすると5枚以上のじを示す)。
- ジャンプ・シフト ( Jump
Shift )
- 必然的なレベルより1レベル上で新しいスートをビッドすること。
- ジャンプーレイズ ( Jump
Ralse )
- 1レベルジャンプして、パートナー・スートをサポートすること。2レベルにジャンプすれば、ダブルジャンプになる。
- 順番外のリード、ビッド、またはパス ( Lead,Bid,or Pass Out of Turn )
- 自分の順番ではないのに、リード、ビッド、あるいはパスしてしまうこと。
- 上告 ( Appeal )
- ディレクターの裁定に不服がある場合、パートナーシップあるいはチームはその裁定の再検討を提訴することができ、これを上告と言う。規定の用紙に必要事項を記入し、当該セッション終了までにディレクターに上告用紙を提出すると、手続きが開始される。
- 上告委員会 ( Appeals
Committee )
- 上告された案件を審議する委員会。ただし、上告委員会は「ブリッジの規則」に沿ったディレクターの裁定を覆すことはできない。世界選手権等のような大きな競技会では常設されている。
- スート ( Suit )
- ,,,の4種類
- スート・パターン ( Suit
Pattern )
- 1人のプレーヤーのハンドの持ち方の種類。4・3・3・3から13・0・0・0まで39種類のパターンがある。
- スート・プリファランス・シグナル ( Suit
Preference Signal )
- パートナーがリード権を得た際に、特定のスートをリードするよう指示するディフェンス側のサイン。
- スイス ( Swiss )
- 競技会の対戦方法のひとつで、初めの1〜2ラウンドを除き、1ラウンドないし2ラウンド前の時点での順位を基に上位から対戦させていく。同一オポーネントとの再戦に関しては、主催者の判断により、全く認めない、連続再戦は認めない、最終ラウンド以外は連続再戦を認めない、すべてのケースで認めるという4通りがある。
- スイッチ ( Switch )
- シフト参照
- スキップ・ビッド ( Skip
Bid )
- ジャンプしてビッドすること。
- スクイズ ( Squeeze )
- オポーネントのウィナー、見込みのあるウィナー、またはウィナーをガードするためのカード等を余儀なく捨てさせるプレイ。
- スクリーン ( Screen )
- テーブルを対角線上にN-E、S-Wに二分するよう固定された板のこと。中央部分が開閉可能式になっており、オークション中は閉めておくことで、パートナーに不当な情報が伝わるのを未然に防ぐことができる。選手権試合等の大きな競技会で使用される。
- スコア ( Score )
- ビディングとブレイの結果から得た得点。
- スティッフ ( Stiff )
- あるスートの持札がもともと1枚のこと。 シングルトン。
- ステイマン・コンベンション ( Stayman
Convention )
- サミュエル・ステイマンが考案したコンベンションで、1NT(2NT)オープンに対して、2(3)のレスポンスで4枚のメジャー・スーツを尋ねるビッド。
- ストツパー ( Stopper )
- 相手側のスーツが走られるのを食い止めるカード(A,Kx,Qxx 等)
- ストップ・カード ( Stop
Card )
- スキップ(ジャンプ)・ビッドする際、ブレーク・イン・テンポが生じることを防ぐ目的で使用されるカード。デュプリケート・ブリッジでは、通常、各テーブルに常備されており、スキップ・ビッドをしたプレーヤーはコールした直後にストップ・カードを提示し、10秒程度経過した後にカードをしまう。その下手のオポーネントは、ストップ・カードが提示されている間はコールを差し控える。
- ストリップ・プレイ
( Strip Play )
- あるオポーネントから特定スーツを取り除くプレイ。後にスロー・インして、ディクレアラーにとって望ましいスートをリードさせるための準備のプレイ。あるいは、ダミーとディクレアラーのハンドの双方から特定スーツをプレイしてしまうエリミネーション・ブレイのことも指す。
- ストロング・ツー・ビッド ( Strong
Two Bids )
- 1人でゲームのできる強さのあることを示す2の代のオープン。通常は最低4クイックトリックあり、4ルーザー(マイナーは3ルーザー)以内のハンドを示す。
- スプリット ( Split
Play )
- あるスートのオポーネントにあるカードの分かれ方。
- スプリンター ( Splinter )
- コンベンショナル・レイズの一種。パートナーのスート・ビッドに対し、その直後に新しいスートをダブル・ジャンプしてビッドする
(1 - 4 等)と、そのスートのシングルトンないしボイド、パートナー・スートに対する4枚以上のサポート、及び適度なHCPでの強さを同時に示す。
- スポット・カード ( Spot
Cards )
- 9以下のカードのこと。
- スミス・エコー ( Smith
Echo )
- ディフェンス側がオープニング・リード・スートに関する情報をパートナーに伝えるシグナル。オープニング・リードの後にディクレアラーが最初に触ったスートをフォローする際、そのトリックの勝敗に関係がなければ、オープニング・リードに対する興味の有無を示唆するカードを出す。高いカードをプレイするとオープニング・リードに対し興味があることを、低いカードをプレイすると興味がないことを意味する。
- スラフ ( Sluff )
- 無価値のカードをディスカードすること。
- スラム ( Slam )
- 12トリック勝つことをスモール・スラム (Small Slam)、13トリック勝つことをグランド・スラム (Grand Slam)といい、ビッドしてメイクした時、ボーナス点がっく。
- スリースーター ( Three-Suiter )
- 3つのビッダブル・スーツのあるハンド。4-4-4-1ないし、5-4-4-0のホールディング。
- スルー・ストレングス ( Through Strength )
- 大ざっぱだが実際的法則として、ディクレアラーの左手のディフェンダーは、ダミーの強いスートをリードすべきという格言。
- スレット・カード ( Threat
Card )
- ウィナーとしての可能性を有する威嚇的カード。ディスカードを余儀なくされる等して、オポーネントのそのスートの持ち方が非常に弱められた時、トリックに成る得る。
- スロー・イン・プレイ ( Throw-ln
Play )
- 適切なタイミングで特定のオポーネントにリード権を渡すプレイ。放り込まれたディフェンダーは最低1トリックは損をする。
- スロー・ルーザー ( Slow
Loser )
- ディクレアラーがそのスートにひとつ以上のウィナーを持っているので、オポーネントにリードが渡ってもすぐに取れないトリックのこと。
- セーフティ・プレイ ( Safety
Play )
- あるスートのプレイにおいて、そのスートのブレークが悪い場合にも対処できるような方法でプレイすること。
- セイブ ( Save )
- 相手側のゲーム、スラム等のコントラクトを落とせそうもない時、いずれにしても得点されるので、相手の得点を少しでも少なくしようという試みで、ダウンを承知でビッドすること。サクリファイスともいう。。
- セッション ( Session )
- 競技会で定められたプレイの単位で、1セッションは1〜複数のラウンドで構成される。
- 通常、18〜32ボード程度プレイすることが定められており、レイティングの高い競技会(日本ではセクショナル以上)ではひとつのイベントは最低2セッションから成る。
- セツト ( Set )
- コントラクトを打ち破る(落とす)こと。
- セツト・アツプ ( Set Up )
- カードをエスタブリッシュすること。
- セミ・ソリッド ( Semi-solid )
- ハイカードの一部が抜けているが、比較的がっちりしたスートのホールディング。
AQJ10xx 等。
- ソリッド・スート ( Solid
Suit )
- ハイカードのがっちりしたシークエンスのスート。