ま行
- マークト・フィネス ( Marked
Finesse )
- 特定のディフェンダーが特定のアナーを持っていることを確信した上でのフィネス。
- マイケルズ・キュービッド ( Michaels
Cuebid )
- 2スーターを示すコンベンショナル・オーバーコールのひとつ。オポーネントがオープンしたスートを2の代でキュービッドすると、マイナー・オープンの場合はメジャー2スーターを、メジャー・オープンの場合はもう一方のメジャーとどちらかのマイナーの2スーターを示す。通常は、5-5以上の2スーター。
- マイナー・スーツ ( Minor
Suits )
- と。
- マイナースート・ステイマン ( Minor
Suit Stayman )
- 1NTないし2NTオープンに対し、オープナーが4枚マイナーを持っているか否かを尋ねるコンベンション。1NTに対しては2、2NTに対しては3をビッドする。
- マイナー・ペナルティー・カード ( Minor
Penalty Card )
- 誤って見えてしまったディフェンダーのスポヅト・カード。
- マキシマル・オーバーコール・ダブル ( Maximal
Overcall Double )
- すでにトランプ・フィットが見つかっている状況で、ビッドが競り合っていて他にゲームに誘う手段がない時になされるダブル。典型的な状況としては、1 - 2(オーバーコール) - 2- 3が挙げられる。ここで、オープナーがダブルをかけると、オポーネントの3に対するペナルティではなく、4への誘いの意味となる。従って、オープナーが3をビッドすると、ゲームヘの興味を示している訳ではなく、単なる競り合いの意味となる。
- マスター・カード ( Master
Card )
- あるスートの中で、まだプレイされていない最も高いカード。
- マスター・トランプ ( Master
Trump )
- トランプが狩り上がっていない状態で、相手側に残っている最高位のトランプ
- マッチポイント ( MP = Match
polnts )
- ペアないし個人戦で使用されるスコアリング形式のひとつ。ボード毎に、NS側はNS側だけでスコアを比較し、最も結果の悪かったペアには0MP、次に悪かったペアには1MP、最も良かったペアには(テーブル数−1)MPが与えられる。従って、13テーブルの競技会でのトップスコアは12MPポイント、平均MPは6MPとなる。最終順位は合計MP、すなわち、フィールド全体との相対評価により決定される。
- マッド ( MUD = Middle
Up Down )
- 3枚のロウ・カードからリードをする時に、先に中間のカードをプレイし、次に高いカードをプレイすることを取り決めたディフェンス側の約束。
- 短いスート ( Short
Suit )
- 全13枚のカードの内、3枚以下のカードしか持っていないスート。
- ミスフィット ( Misfit )
- 向かいあった2ハンドが互いにアンバランスで、パートナー・スートと合わない状態。
- ミッチェル・ムーブメント ( Mitchel
Movement )
- 競技会の対戦方法のひとつで、各ペアは同一フィールド内の半数のペアとしか対戦しないが、スコアは常に同じペアと比較することになる。NS側に座ったペアはそのセッションを通じてNS側にずっと座っているストレート・ミッチェルと、同一セッション内でもNS側とEW側の双方に座るスクランブルドミッチェルの二通りがある。
- ムーブメント ( Movement )
- デュプリケート・ブリッジの競技会での各プレーヤーないしチームの対戦方法。
- メイク ( Make )
- コントラクトを達成すること。
- メジャー・スーツ ( Major
Suits )
- と。
- メジヤー・ペナルティー・力一ド ( Major
Penalty Card )
- 順番外に誤って見えてしまったディフェンダーのアナー・カード、または故意に他のプレーヤーに見せたディフェンダーの全てのカード。
- メナス ( Menace )
- ウイナーとしての可能性を有する威嚇的カード、デスカードを余儀なくされる等して、オポーンネントのそのスートの持ち方が非常に弱められた時、トリックになりうる。スレット・カードともいう。
や行
- ヤーボロー( Yarborough )
- 10以上の高いカードがひとつもないハンド。
- 4枚メジャーシステム( Four-card
Major System )
- メジャーでオープンする時、最低4枚からビッドするシステム。
ら行
ライト・オープン |
リード・ショウイング・ダブル/ビッド |
ルール・オブ・ツー・アンド・スリー |
ライトナー・ダブル |
リストリクテッド・チョイス |
ルール・オブ・フィフティーン |
ラウンド |
リダブル |
ルジノウ |
ラウンド・ロビン |
リバース |
レイズ |
ラバーブリッジ |
リバリュエーション |
レスポンス |
ラビンサール・ディスカード |
リビッド |
レベル |
ラフ |
リボーク |
レングス・シグナル |
ラフ・アウト |
リミット・レイズ |
連続したアナー |
ラフ・アンド・スラフ |
リレー・システム |
ロー・オブ・トータル・トリック |
ラフ・アンド・ディスカード |
ルーザー |
ローマン・キーカード・ブラックウッド |
ラフィングフィネス |
ルーザー・オン・ルーザー |
ロウ・ハイ・シグナル |
ランク |
ルージング・トリック・カウント |
ロングスート・ゲームトライ |
リード |
ルール・オブ・イレブン |
|
- ライト・オープン ( Light
Open )
- ブリッジで基準とされる13HCPまたはそれに準じる強さより、弱いハンドでオープンすること。サブミニマム・オープン(Sub-Minimum Open)とも言う。
- ライトナー・ダブル ( Lightner
Double )
- スラム・コントラクトのリードを示唆するダブル。
- ラウンド ( Round )
- 競技会で定められたプレイの単位。1〜複数のラウンドで1セッションが構成され、同一ラウンド中は同一のオポーネントと対戦する。1ラウンドは最低2ボード以上で構成されることが多く、チーム戦では32ボードから成る場合もある。
- ラウンド・ロビン ( Round
Robin )
- フィールド内のすべての対戦相手に、ラウンド毎に1頂番に対戦していく試合方式。
- ラバーブリッジ ( Rubber
Bridge )
- 家庭やクラブでするブリッジの方法、少なくとも1ラバーは2ゲームから成る。
- ラビンサール・ディスカード ( Lavinthal
Discard )
- ディフェンス側がハンドに関する情報をパートナーに伝えるシグナルの一種。最初のディスカードの機会に捨てられたカードは、そのスートに興味がないことを示すとともに、捨てたカードの数の大きさでリードされたスート以外の残りの2スーツのうちどちらに興味があるかを示唆する。高いカードを捨てるとハイヤー・ランキング・スートヘの、逆に、低いカードを捨てるとロウワー・ランキング・スートヘの興味を示す。
- ラフ ( Ruff )
- トランプ以外のスートのリードをトランプすること。より高いトランプがプレイされない限りは、そのトリックを勝つことができる。
- ラフ・アウト ( Ruff
Out )
- ディクレアラーが自分のハンドないしダミーのあるスートを、別のハンドの切り札ですべてラフしてしまうこと。
- ラフ・アンド・スラフ ( Ruff
and Sluff )
- ディクレアラー、ダミーともにないスートをディフェンダーがリードした場合、一方のハンドでラフし、もう一方のハンドでルーザーをディスカードすること。
- ラフ・アンド・ディスカード ( Ruff
and Discard )
- ディクレアラー、ダミーともにないスートをディフェンダーがリードした場合、一方のハンドでラフし、もう一方のハンドでルーザーをディスカードすること。
- ラフィングフィネス ( Ruffing
Finesse )
- フィネスの形になっているハンドの背後に抜けているアナーがいる時に成功するプレイ。一方のハンドはそのスートがなく、アナーをプレイし、それにカバーされた場合はラフし、カバーされない場合はルーザーをディスカードする。
- ランク ( Rank )
- @ ビッドにおけるデノミネーションの優先順位
- NT>>>>
- A トリックを取るスート内での各カードの順位
- A>K>Q>J>10.....>2
- リード ( Lead )
- そのトリック内で最初にプレイされるカード。
- リード・ショウイング・ダブル/ビッド ( Lead
Showing Double /bid )
- 自分たちがディフェンス側にまわった時に、パートナーにそのスートをリードすることを示唆するダブルまたはビッド。
- リストリクテッド・チョイス ( Restricted
Choice )
- ディクレアラーがもともとのホールディングからはプレイの方針が制限されているスートでトリックを開発しなければならない時に、一見、同価値に見える何通りかのプレイから偶然選択されたかもしれないプレイが、トリックを勝つチャンスを増大させるケースに対して使われる表現。
- リダブル ( Redouble )
- 相手側にダブルされたコントラクトがメイクすると考えた時、さらに得点を多くしようとするコール(ダウンした時の失点も多くなる)。
- リバース ( Reverse )
- 最初にビッドしたものよりランクの上のスートを、2の代以上で、強制されたのではない状況でビッドすること。通常、強いハンドを示す。
- リバリュエーション ( Revaluation )
- ビッドに照らしたハンドの再評価。
- リビッド ( Rebid )
- オープナーの2番目のビッド、または、同じスートを2度、繰り返してビッドすること。
- リボーク ( Revoke )
- リードされたスートをフォローできるのに、別のスートをプレイしてしまうこと。ただし、次のトリックに移行するまでは、リボークは成立しない。リボークを犯した側が、そのトリックを含めその後のトリックを勝つと、勝ったトリック数に応じて非反則者側にトリックが与えられる。
- リミット・レイズ ( Llmit
Raise )
- 1の代のオープンに対して3の代にレイズするのは、ゲームに誘える強さ(10〜12点程度)とオープナーのスートのサポート(通常4枚以上)を示すレイズの方法。
- リレー・システム ( Relay
System )
- 一方のプレーヤーが、自分のハンドに関する情報の発表は最低限に押さえ、そのパートナーのハンド・パターンや強さを順次尋ねる一連のビッドを展開し、最終コントラクトを判断するシステム。
- ルーザー ( Loser )
- 相手側にリードまたはプレイされた時、負けてしまう可能性の高いカード。
- ルーザー・オン・ルーザー ( Loser
on Loser )
- あるスートの負けるトリックに、いずれ負ける他のスートのルーザーをディスカードすること。
- ルージング・トリック・カウント ( Losing-Trick
Count )
- ルーザーを基準とするハンドの評価方法。ボイドないしシングルトンAのスート=0ルーザー、A以外のシングトン、AないしKのダブルトン=1ルーザー、それ以外のダブルトン=2ルーザーというように数える。3枚以上の長さを持っスートはトランプ・スートも含めて、ハイ・アナー(A、K、Q)の
うち1枚が抜けている毎にルーザーをひとつづっ加える。ひとつのスートでは3ルーザー以上はカウントしない。以上のようにルーザーを数え、その他定められた調整を加える。
ファースト・ハンドのオープンに耐えうる最低限のハンドは7ルーザー以下のハンドとされる。
- ルールーオブ・イレブン ( Rule
of Eleven )
- 最初のリードがフォース・ベストの時に適用できる計算方法。11からリードされたカードの数を引いた残りが、リーダーを除く3人が持つリード・カードより高いカードの枚数になる。
- ルール・オブ・ツー・アンド・スリー ( Rule
of Two and Three )
- プリエンプティブのオープンやオーバーコールのレベルを決定する目安。バルの時はパートナーに2トリック、ノン・バルの時は3トリックのウィナーを期待した高さのビッドをする。
- ルール・オブ・フィフティーン ( Rule
of fifteen )
- フォースハンドでオープンするか否かの目安とするハンドの評価方法。HCPとの枚数の合計が15以上なら、フォースハンドはオープンすべきとされる。
- ルジノウ ( Rosinow )
- タッチング・シークエンス・アナーからリードする時に、上から2番目をリードするディフェンダー側の約束。
- レイズ ( Raise )
- パートナーがビッドしたコントラクトのレベルを上げること。
- レスポンス ( Response )
- 通常はオープナーのパートナーのビッド。ただし、その他の返事に関しても使われる場合もある。
- レベル ( Level )
- 7トリック目以後のビッドの高さ。1〜7の代まである。
- レングス・シグナル ( Length
Signal )
- 一方のディフェンダーがあるスートの長さをパートナーに知らせる方法。通常は、ハイロウと出すと偶数枚を、ロウ・ハイと出すと奇数枚を示す。
- 連続したアナー ( Touching
Honors )
- シークエンスを構成する2枚以上のアナーカードのこと。QJl07では、高い3枚のカードが連続したアナーカードである。
- ロー・オブ・トータル・トリック ( Law
of Total Tricks )
- ブリッジのディールでは、トランプの合計枚数とトリックの合計は、一部の例外を除いて常に一致しているという法則。トランプの合計枚数とは、NS側とEW側双方の最も長いスートフィットを合算した枚数のことである。この法則は競り合いのオークションに有効で、これを基準に自分たちが安全に競り合ってよい水準を決定する目安とすることができる。ロット(LOTT)、または単にロー(Law)と呼ばれることもある。
- ローマン・キーカード・ブラックウッド ( Roman
Keycard Blackwood )
- フィットが見つかった後、スラムを目指してパートナーの持っているAの枚数を聞くブラックウッド・コンベンションの変形で、レスポンダーは4つのAに切り札のKを加えた5枚(キーカード)のうち自分が持っている枚数を答える。いくつかバリエーションがあるが、4NTに対する一般的な答え方は、5がキーカードのうち0枚か3枚、5が1枚か4枚、5が2枚で切り札のQはなし、5が2枚と切り札のQ有り、となつている。
- ロウ.ハイ・シグナル ( Low-Hlgh Signal )
- 先に低いカードをプレイし、次にそれより高いカードをプレイすること(例:先に3をプレイし、次に5をプレイする)。そのスートに奇数枚のカードを持っているか、そのスートに関心がないことをパートナーに伝える。
- ロングスート・ゲームトライ ( Long
Suit Game Try )
- パートナーシップで2の代でフィットが見つかった後にゲームの可能性を模索する方法のひとつ。トランプ・スートを最初にビッドしたプレーヤーは、自分の最も長いサイド・
スートをビッドする。そのパートナーは、そのスートに何らかの取り柄(サポートやAやK等のコントロール、短さ等)があれば、ハイカードに関係なくゲームをビッドする。
わ行
- ワン・オーバー・ワン・レスポンス( One
over One Response )
- 1レベルのスート・オープンに対する1レベルのスート・レスポンス。
- ワン・スーター( One Suiter )
- 4枚以上のスートがたったひとつしかないハンド。