ベ ニ ヒ ワ
Common Redpoll
Calduelis flammea 
2008年2月10日 裏磐梯 2015年2月21日 北海道霧多布
2015年2月21日 北海道霧多布 2015年2月21日 北海道霧多布
2015年2月21日 北海道霧多布
ベニヒワとの最初の出会いは2003年3月、場所は埼玉県蓮田市でした。茂った藪の中、時折姿を見せる可愛い姿に感激したものでした。その後何回か見る機会はありましたが、最初の出会いから12年後にようやく本場でじっくり観察する機会が巡ってきました。同様にこの時期待していたユキホオジロに振られてしまい、少々気落ち気味だったところ、遠くに群れ飛ぶ小鳥の一群を見付け、やれユキホオジロかと駆けつけたところ、このベニヒワの群れだったのです。80羽程の群れで、飛びあがっては辺りを旋回してまたすぐに地面に降りて採餌する動作を繰り返していました。多くの場合は雪のない草地の上に降りていましたが、時々雪の上に降りてくれます。雪の上に降りるととてもきれいです。特に双眼鏡で見ると白、赤、グレーの対比が見事で随分長いこと飽きることなく眺めていました。 (2015年6月9日 記)

亜種について
上記画像はいずれも基亜種ベニヒワ 
Calduelis(acanthis)f  flammea でユーラシア大陸北部、北米大陸北部に広く分布する。
別亜種 Calduelis(acanthis)f  rostrata は カナダの北ラブラドール島、バフィン島、及びグリーンランド等で繁殖、冬期はアメリカ北東部、イギリス他に渡るとされている。 
また。
Calduelis(acanthis)f  islandica はアイスランドで繁殖する。