コミミズク | |
Short-eared Owl | |
Asio flammeus | |
2010年3月 埼玉県 | 2012年11月 茨城県 |
2011年1月 栃木県 | 2012年11月 茨城県 |
2012年11月 茨城県 | |
鳥見初心者の頃、この鳥を見に利根町の利根川沿いの草原に行きました。3羽ほどのコミミズクが、夕暮れの草むらを低く飛び回っていました。その後は毎年ではありませんが近くで見られるときには見に行っています。 コミミズクという名前、てっきり「小さいミミズク」という意味だと思っていましたが、ミミズクの仲間としては決して小さい方ではないし、との疑問もありました。そしてこの鳥の漢字表記「小耳木莬」をよく見ると「小さい耳のミミズク」で、英名の「Short-eared Owl」と同様の意味のようです。警戒している時などに小さな短い羽角を立てることがあります。ちなみに「Long-eared Owl」はトラフズクですが、長くて立派な羽角です。 多数の亜種が記載されていますが、基亜種 Asio f.flammeus は北米、北アジア、ヨーロッパ、北アフリカなど北半球の大部分に広く分布しており、その他、ハワイ諸島に生息するAsio f.sandwichensis 他南太平洋、カリブ海諸島、南米大陸に多数の亜種が分布しています。(2014年12月9日記) |