| ２０１０年９月２５日、台風１２号が銚子沖を通過している早朝、銚子港にコシジロウミツバメの大群が入ったとの知らせを頂き、大急ぎで銚子に向かいました。 さすがに台風が最接近している時刻で風雨は激しく、車に吹きつける風雨に加えて海面からの水しぶきが容赦なく車に吹きかかってきました。そんな中銚子第一漁港の入り口付近で風に逆らって海面すれすれに飛んでいる多数のコシジロウミツバメを間近に見ることが出来ました。 この約２ヶ月前、北の海でやはりこの鳥を初めて見ることが出来たのですが、その時はかなり大きく感じました。 それまで見たことのある腰の白いウミツバメとしては銚子沖で見たアシナガウミツバメだったのですが、それと比べると大きく、またハバタキのスピードが遅いなど飛び方の印象も随分異なったものでした。 この群れも午後になって晴れ間が覗いてくると急速に数を減らし、夕方近くには傷ついた一羽を除いて全て外洋に出て行ってしまったようです。 この時は他にシロハラミズナギドリ、ヒメシロハラミズナギドリ、オオシロハラミズナギドリなどが見られ、また、ハイイロヒレアシシギの群れなども避難してきたようです。 荒天時の銚子港という言葉を見事に実証した出来事でした。 |
