マミジロキビタキ
Yellow−rumped Flycatcher
Ficedula zanthopygia
2011年5月 舳倉島 2013年5月 舳倉島
マミジロキビタキは主に春の渡りの季節に公園などに立ち寄る個体の情報を聞くことが多かったのですが見る機会は殆どありませんでした。2010年5月に初めて舳倉島を訪れたときがこの鳥を見た最初です。その時はあまり近くで見ることは出来ず、口惜しい思いをしたのですが、続く2011年と2013年には比較的近くで観察することができました。 キビタキよりも明るい鮮やかなレモンイエローの胸部は、キビタキのオレンジイエローを見慣れていた眼には実に新鮮に映りました。フレッシュ、さわやか、清潔感といった形容詞があてはまると思います。キビタキから見れば明るくさわやか。マミジロキビタキから見れば濃厚、妖艶ともいえる色彩。 ここにも自然が創り出したデザインの妙を感じます。  (2013年8月11日記)