ヨーロッパトウネン
Little Stint 
Calidris minuta 
幼羽 2008年9月 三番瀬(千葉県) 成鳥夏羽 2002年5月 谷津干潟(千葉県)
冬羽への換羽中(成鳥) 2009年8月  三番瀬(千葉県) 成鳥冬羽 2008年11月 稲敷市(茨城県)
鳥見を始めて間もない頃、その頃はニシトウネンと呼ばれることが多かったのですが、ニシトウネンとトウネン、どこが違うのだろう? 足が長め、姿勢が違う、嘴も細め 等々図鑑や先輩からお聞きした特長や識別点と実際に観察した結果がなかなか合致せず、従って識別出来ないという期間が随分長かったように思えます。 典型的な個体については個々の識別点よりも姿勢の特徴、全体の印象で捉え、その後に個々の識別点で確認していくという見方が出来るようになった気がしています。未だに紛らわしい個体に遭遇するととたんに迷ってしまうことがしばしばです。それだけに今もって数は多くはないもののかといって特に珍しいというわけでもないのに、ヨーロッパトウネンを見つけたときは独特の充実感を感じます。