オオミズナギドリ
            Streaked Shearwater
           Calonectris leucomelas 
 2010年6月  銚子沖       2010年7月  銚子沖
オオミズナギドリを初めてそれと意識して見たのは鳥見を初めて少し経った頃茨城支部の波崎探鳥会でのことでした。この時は防波堤の突端からはるか沖の海面近くをアーチを描いて飛ぶ様を望見したのみでした。 その後三宅島、八丈島航路など極くたまに航路を体験することで間近に見ることが出来ました。 この鳥、伊豆諸島の御蔵島で繁殖することはよく知られていますが、夏季の八丈航路では東京湾口を出た時からはひっきりなしとも言えるほど群がって飛んでいるのを見ることが出来ます。大海原を悠然と弧を描いて飛び、繁殖時期を除いては殆どを海上で生活するこの種の鳥のスケールの大きさに感心させられます。