サバクビタキ
Desert Wheatear 
Oenanthe deserti
2010年12月 〜 2011年1月  印旛沼北部調整池
鳥見を始めて以来この種の鳥(イナバビタキ、ハシグロビタキ他)は毎年どこかで見られており、特にこのサバクビタキについては鳥見を初めて間もなくの頃東京都の荒川河川敷で見られていたことを後から知り、以来出会いを楽しみにしていました。 はからずも2010年12月、マイフィールドとも言うべき印旛沼で発見され、早速出掛けていきました。一定の範囲をパトロールするように移動し、人をこわがららずに愛嬌を振りまいてくれました。
砂漠地帯に生息することが名前の由来だと思いますが、印旛沼でも緑の草や稲の切り株には殆ど無関心のようで、常に土が露出したところや砂利道の上など、いかにも砂漠っぽい場所を選んで移動していました。 1月に入って暫くして突如姿が見えなくなりましたが、通常の渡去にしては早すぎる時期で、冬季の猛禽類の餌場でもある印旛沼周辺でコチョウゲンボウなどの餌食になってしまった可能性も考えられます。