エコエコアザラク(1995)
WIZARD OF DARKNESS★★★★

  監督 : 佐藤 嗣麻子
CAST : 吉野 公佳
       菅野 美穂
       高樹 澪
TIME : 1時間23分


STORY: 謎のグループが儀式をしていた。そして大都会で逃げまどう女性。彼女はこの儀式、魔王ルシファーを
       召還するための魔法陣を作る儀式の生け贄だ。そしてその女性が死んで、魔法陣は完成した。残るは
       13人の「血の生け贄」だけだ。そしてその魔法陣の中心にある高校に転校してきた美女が居た。
       彼女の名は黒井 ミサ。そして事件は起こった・・・。

  評価 : 古賀 新一の同名マンガの映画化。「リング」シリーズ他、このところのジャパンホラーブームの先駆けに
       なった作品のように思われます。でも、映画自体の完成度は実に高く、とても面白い映画に仕上がってます。
       特に”黒井 ミサ”役の吉野 公佳はハマリ役と言っていいでしょう。どこか異邦人的な顔立ちはまさに
       イメージにピッタリだと思います。そして、菅野 美穂。こちらも負けず劣らずです。あの高笑いには
       ほんとに怖さを憶えました。閉鎖された”学校”を舞台にした力強い映像は、女性監督とは思えないものを
       感じました。B級日本映画にありがちなお色気もちょっぴりあるしね(笑)

        ★★★★


エコエコアザラクU(1996)
BIRTH OF THE WIZARD★★★★☆

  監督 : 佐藤 嗣麻子
CAST : 吉野 公佳
       四方堂 亘
       白鳥 智恵子
TIME : 1時間24分


STORY: 1885年、明治13年。ある村で大量虐殺事件が起こった。その虐殺の原因は不明。そして現代。
       ある場所で、ミイラが発見される。しかし、そのミイラが動きだし、発掘を手伝っていた女性を殺害する。
       そしてその女性の体を借り、15年前の12月25日に生まれた子供を捜し出そうとしていた。その子供の
       名前は”黒井 ミサ”。そして事件は起こった・・・。

  評価 : パート2と言うものは、大抵が第1作目を越えられないのが普通です。でも、僕的にはこの作品、前作を
       間違いなく越えたと思います。それくらいのクオリティを持った作品です。前作は、お色気やアイドル女優を
       起用し、どこか華やかな作りがありましたが、今作はそういう部分が無く、実にハードな内容になっています。
       前作の続きのストーリーかと思えばそうではなく過去に戻っていて、どうやって魔女”黒井 ミサ”が
       生まれたかが描かれています。と言うことは、「リング」シリーズより前に、こういう作品の作り方を
       していたんですねぇ。ま、比べても仕方の無いことですが。できるなら、「1」「2」と続けて見ることを
       お勧めしたいです。ちなみに「3」は佐伯 日菜子主演に代わっています。

        ★★★★☆


エスパイ(1974)

  監督 : 福田 純
CAST : 藤岡 弘
       由美 かおる
       草刈 正雄
TIME : 1時間34分

STORY:

  評価 :


エレクトリック ドラゴン 80000V(2000)

★★☆

  監督 : 石井 聰互 (鮫肌男と桃尻女)
CAST : 浅野 忠信
       永瀬 正敏
       井上 潔
TIME : 55分



STORY: 小さい頃に電波塔に登り感電してしまった彼。彼はその後、その激情を押さえる事が出来ないようになり破滅へと
       向かっていた。しかし、彼を救ったのは心を通わすことの出来た爬虫類達と1本のエレキギターだった。彼の名は
       竜眼寺 盛尊。そしてもう一人、同じく小さい頃に雷に打たれ違法電波をキャッチし電気を修理できる顔半分を
       仮面で覆っている彼。彼の名は雷電 仏三。この二人はやがて戦う事となるのだった・・・。

  評価 : 55分って言う短い映画。内容も深いものは何も無く、ただ映像だけがスタイリッシュなだけの映画でした。
       主人公に置いた二人の設定が面白いかなぁと思うだけですね。あとは、考えずに観ることに徹すれば、それなりに
       は楽しめるんじゃないでしょうか。東京ではけっこうウケたらしいですが、やはり関東と関西では感性が違うの
       でしょうかねぇ?浅野ファンと永瀬ファンは、楽しめる映画でしょう。

        ★★☆



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