監督 : フィル・ジョアノー (U2 魂の叫び)
CAST : リチャード・ギア
キム・ベイシンガー
ユマ・サーマン
TIME : 2時間5分
STORY: アイザックは精神分析医。彼は忌まわしい過去に苛まれる患者のダイアナの過去を知るべく
彼女の姉ヘザーに会う。ヘザーはブロンドの髪が美しい美女で、アイザックを虜にした。惹かれ合った
2人は恋に落ちる。ヘザーの夫ジミーはマフィアで、ヘザーに暴力を振るう男であった。そんな事情を
知ればアイザックの愛はさらに深まるばかり。そんなある日、ヘザーがジミーを殺してしまう。
なんとかしてヘザーを助けたいアイザックは、親友の弁護士に依頼し、どうにかヘザーを無罪にすることに
成功する。しかし、その後アイザックは意外な事実を知ることになる・・・。
評価 : 2大女優に挟まれたリチャード”アメリカンジゴロ”ギアが羨ましい。
そんな火遊びをするから危険な目に遭うんだ!なんて思いますがこれが以外に面白い。
でも、当時ユマ・サーマンはまだ無名だったんだよねぇ。
サスペンスとしてはありきたりですが、小気味いい演出が冴えていてそれなりに楽しめる作品。
ラストのユマ・サーマンは、あまりにも妖艶です。
ちなみに監督のフィル・ジョアノーは、あんたが主演でもよかったんじゃないの?ってくらい男前の監督です。
★★★☆
監督 : ケネス・ブラナー (ヘンリー5世)
CAST : ケネス・ブラナー
エマ・トンプソン
アンディ・ガルシア
TIME : 1時間48分
STORY: 修道院で悪夢にうなされながら目覚めた女性。彼女は自分が誰なのか思い出せない。
完全に記憶を失っていたのだ。彼女を心配した神父は私立探偵のチャーチに身元調査を以来する。
知り合いの新聞記者に写真を撮ってもらい、朝刊に掲載することにした。彼女の記事が載ると
嘘の電話が殺到する。そんな中、彼女を知っているという男が現れ、特技の催眠術で彼女の身元を解明すると
申し出た。そして、催眠状態の彼女の口から語られた内容は40年も前の内容であった・・・。
評価 : エマ・トンプソンもケネス・ブラナーも当時はまったく日本では知られていませんでした。
当時流行だったサスペンスものってだけで、ヒットした作品。だって主演がケネス・ブラナーだもん(笑)
でも、この二人の演技が実に巧い!脇を固める俳優も実力者揃いでナイスな配役だと思います。
過去と現在を巧く絡めたサスペンス。40年前の女流ピアニスト役のトンプソンが美しい。
ラストの映像は巧い描写で、これが実に痛そうなのです!どんな映像かは自分の目で確かめてね。
この映画の後、数年してエマ・トンプソンとケネス・ブラナーは離婚するんですよね。(どうでもいいけど)
★★★☆
アイリスへの手紙(1990・米)
STANLEY AND IRIS
監督 : マーチン・リット
CAST : ロバート・デ・ニーロ
ジェーン・フォンダ
TIME : 1時間45分
STORY:
評価 :
アウトブレイク(1995・米)
OUTBREAK
監督 : ウォルフガング・ペーターゼン (Uボート)
CAST : ダスティン・ホフマン
レネ・ルッソ
キューバ・グッディング・Jr
TIME : 2時間9分
STORY:
評価 :
アポロ13(1995・米)
APOLLO13
監督 : ロン・ハワード (バックドラフト)
CAST : トム・ハンクス
ビル・パクストン
ケヴィン・ベーコン
TIME : 2時間20分
STORY:
評価 :
監督 : マイケル・ベイ (ザ・ロック)
CAST : ブルース・ウイリス
ベン・アフレック
スティーブ・ブシェミ
TIME : 2時間31分
STORY: 時は現代。宇宙で活動していたスペースシャトルに謎の物体が激突。スペースシャトルを破壊してしまう。
NASAは、それが流星群だと突き止める。その流星群はそのまま地球に落下。かなりの被害をもたらして
しまう。そしてテキサス州ほどの大きな流星が地球に接近していることが判明。地球を破滅させてしまう
と被害予測が出る。衝突まで18日。アメリカ政府は、流星破壊の為、石油採掘工ハリー・スタンパーに
協力を要請する・・・。
評価 : 1999年、日本での最大ヒット作。最初から度肝抜く映像で、見る者を一気に映画に引きつけてしまう。
つじつまの合わない部分も多々あれど、物言わさぬほどのスピードで圧倒していきます。内容的にはちょっと
無茶なシーンもあったりします。それもハイテンションな映像で乗り切ってしまうのはマイケル・ベイ監督の
手腕の高さ故でしょう。同時期に公開された「ディープ・インパクト」とはテーマを同じくしますが、
こうも趣の違う映画が作れるのはやっぱりハリウッドの層の厚さを感じてしまいますね。セールスマンの
シーンやラストシーンなど泣かせるツボもしっかり押さえていて、1級のエンターテイメント作品に
仕上がっています。
★★★☆
アムス→シベリア(1998・オランダ)
SIBERIA
監督 : ロバート・ヤン・ウェストダイク
CAST : ヒューホ・メッツェルス
ルーラント・フェルンハウト
TIME : 1時間26分
STORY:
評価 :
アンタッチャブル(1987・米)
THE UNTOUCHABLES
監督 : ブライアン・デ・パルマ
CAST : ケビン・コスナー
ショーン・コネリー
ロバート・デ・ニーロ
アンディ・ガルシア
TIME : 1時間59分
STORY:
評価 :
監督 : ジーンノット・シュワルク (ジョーズ2)
CAST : クリストファー・リーブ
ジェーン・セイモア
TIME : 1時間43分
STORY: ある日、リチャードの元へ見ず知らずの老婆がやってくる。彼女はリチャードに金の時計を手渡し
「私のもとへ帰ってきて・・・」とだけ伝え去っていった。それから8年後、リチャードは
あるホテルで美しい女性の肖像画を目にする。その肖像画に心奪われたリチャードは、なんとか彼女に
逢いたいと思いだし、ついにはタイムトラベルを敢行し、彼女とめぐりあうことに成功するのだった。
評価 : タイムトラベルと言う突拍子も無い手段で、強引に話を展開させるのはどうかって気はしますが、
見ているうちにそんな事はどうでもよくなるくらいにいいお話。あの人にどうしても逢ってみたいって気持ちは
誰にだってあることですもんね。だから、リチャードの気持ちはよく分かります。そして2人の恋の行く末が
どうなるのか、ドキドキしながら見てしまいます。この映画のラストは心に残るラストシーンの一つです。
★★★★
監督 : ジョン・ウォーターズ (ピンク・フラミンゴ)
CAST : エドワード・ファーロング
クリスティーナ・リッチ
リリー・テイラー
TIME : 1時間26分
STORY: ボルチモアに住む普通の青年ペッカー。彼は中古のカメラを片手にただ何気なく写真を撮るのが楽しみ。
彼のバイト先の店先を借りて写真展を開いた彼。その写真展に来ていたニューヨークのアート・ディーラー
ローリーに1枚の写真が目に留まる。彼女はペッカーにニューヨークで個展を開かないかと持ちかける。
その個展も大盛況で、彼は一躍トップアーティストとして注目を浴びるのだが・・・。
評価 : いやいや、皮肉がたーっぷりと効いていて面白かったです。ジョン・ウォーターズの映画は見たことは
無いのですが、聞いたところではかなりヘビィな作品ばかりだそうで、この作品も家族はすごく変な人
たちばかりだし、ボルチモアの人たちもおかしな人たちだらけ。展開も面白くって、ほのぼのした中に
皮肉をピリリと効かせた感じになっています。芸術って個人の考え方で、これって基準はないんですよね。
ディーラーの目に留まった写真が○○○だなんて、すごく可笑しかったです!
★★★☆
監督 : ブラッド・バード
CAST : ジェニファー・アニストン
ハリー・コニック・Jr
イーライ・マリエンタール
TIME : 1時間27分
STORY: 1957年のある日、巨大な火の玉が宇宙から落ちてきた。9歳の少年ホーガースは彼の母親が勤める
レストランで、巨大な何かが落ちてきた事を知る。森の中に調べに行った彼はそこで、身長30mの
ロボットを発見する。そのロボットは鉄を食べるロボットだった。変電所の鉄を食べようとして高圧電流
に触れてしまったロボットを助けた彼は、そのロボットと友達になり、ロボットを匿うのだった。
だが、変電所での事件を調べていた政府の調査員ケント・マンズリーは、彼が何かを知っている事を
突き止めるのだった・・・。
評価 : ファンの間で噂が広まり、ついにはワーナーマイカル系映画館でのみの独占上映までに発展した本作。
単なるアニメには収まらず、実に暖かい映画に仕上がっています。映像もCGとセル画が完璧に融合し
まったく違和感のない、とても完成度の高い映像となっていました。無機質な感じのロボットが
すごく多彩な表情を見せてくれ、それだけでもとても楽しめます。ディズニー以外のアメリカアニメは
なぁと思っている方、是非とも見てください。
★★★★☆
監督 : トニー・ケイ
CAST : エドワード・ノートン
エドワード・ファーロング
ビバリー・ダンジェロ
TIME : 1時間59分
STORY: 真夜中。白人至上主義のデレクは自分の車を壊そうとしていた黒人を銃で撃ち殺し、服役することになった。
その間、弟のダニーも兄と同じ道を歩むように成長していた。そんな彼を見ていた学校長の は彼に
明日までにレポートを提出するように課す。タイトルは「アメリカン・ヒストリーX」デレクが投獄された
経過を分析させ、それが現代に生きるダニーの生活に、家族にどう影響を与えたかを考えさせるためだ。
そして、その日奇しくも兄デレクが3年の刑期を終え、出所してきたのだった・・・。
評価 : 単一民族に生まれた日本人には、あまりよく理解できない人種問題。この映画は現代のアメリカ人すべてが
苦しみもがいている人種問題を底辺からするどくえぐっています。映画冒頭から衝撃の映像が続き、また
デレクの刑務所内での出来事も信じがたい程の映像で、それだけでも息苦しい程の感覚を憶えます。
この苦境から立ち直り崩壊していた家族・兄弟を一つにまとめる為に奔走し、新しい道を歩もうとする兄弟を
2人のエドワードが素晴らしい演技力で見せてくれます。ラスト近くで挿まれる美しい風景はそんな2人の
未来を予感させてくれる映像でした。そしてトドメを刺すラスト・・・秀作!
★★★★
監督 : サム・メンデス
CAST : ケヴィン・スペイシー
アネット・ベニング
ミーナ・スヴァーリ
TIME : 2時間2分
STORY: レスターは今の味気ない生活に疲れていた。妻は見栄っ張りだし、娘は口を聞こうともしない。その上、
長年勤めた会社からは遠回しにリストラ対象に挙げられる始末。そんな中、娘がチアガールをする試合を見に
行った時、娘の友達アンジェラに恋をしてしまう。寝ても覚めてもアンジェラを思ってしまい、妻からも
とうとう愛想を尽かされる。しかし、忘れていた何かに目覚めたレスターは自分の思うような行動をするように
なるのだった・・・。
評価 : さすが、アカデミーを5部門獲得するくらいの作品。シニカルなストーリー展開は、ツボを押さえた映像と
合わせて見ていてまったく飽きません。父親、母親、娘のそれぞれのストーリーを核にいろんな人々を巻き込み
一つの家庭の崩壊を真っ直ぐに、決して重くならず描き切ったのは見事の一言。ロバート・レッドフォードが
描いた「普通の人々」が80年代を見つめていた作品であるなら、この作品は現代の「普通の人々」を見つめた
作品なのでしょうね。ただ、娘の友達に欲情してしまう父親や、ストーカーのような隣人などあやしい人たち
ばかりなのに「普通の人々」だなんて、なんか現代ってそんなにすさんでるのかなぁ?ラストを見るとやけに
そんな気がしてしまいます。ちなみに、「アメリカン・ビューティー」とはどのアメリカの家庭にも必ずある
バラの品種なんだとか。現代の”アメリカン・ビューティー”は、枯れかけているのでしょうか?
★★★★
監督 : クリスチャン・デュゲイ
CAST : ウェズリー・スナイブス
アン・アーチャー
マイケル・ビーン
TIME : 1時間58分
STORY: 香港のジェード・パーク・ホテル。大富豪チャンがミレニアムを前にパーティを開いている。そこに忍び込んだ
国連の保安エキスパート”ショー”は、中国の国防大臣にマスコミにスキャンダルが漏れる前に和平の席に付け
と忠告する。了解を取り付けたショーだが、敵に見つかり肩を撃たれるがなんとか逃げ切る。そして6ヶ月後、
中国とアメリカの貿易協定調印のパーティの最中、中国の大使が狙撃され死亡する。パーティに潜入していた
ショーは、狙撃犯を追うが逃げられ、それどころか逆に罠にはめられ逮捕される事態に陥ってしまう・・・。
評価 : さすがウェズリー・スナイブス。アクションは決まっています。内容は政治的利権を絡めたけっこう硬派な話で
内容を理解出来れば楽しめると思います。でも、政治と聞いただけで頭に虫がわきそうな人には厳しいかも(笑)
それなりには、理解出来るように作ってはありますけど。途中で黒幕が暴かれるんですが、その先にもっと巨大な
黒幕が潜んでいるのが分かると言う二重構造になっていてサスペンスとしても楽しめるでしょう。しかし、ラスト
の1対1の銃撃戦は必然性があったんでしょうか?僕的には要らないんじゃないかなぁと思いましたが。
★★★
監督 : トラン・アン・ユン (シクロ)
CAST : トラン・ヌー・イェン・ケー
ルー・マン・サン
TIME : 1時間44分
STORY: 1951年、サイゴンのファン・チャウ・トアン通りにある大家庭にやって来た10歳のムイ。彼女は今日から
ここで使用人として働くのだ。毎日民族楽器を奏でている主、その妻、主の母親、3人の息子、もう一人の使用人
と新しい生活が始まる。娘のトーを幼いうちに亡くした夫妻、特に主の妻は、ムイを本当の娘のように可愛がるの
だった。だがある日、主が家のお金を持ったまま帰って来なくなってしまう・・・。
評価 : カンヌ映画祭で高評価を得たベトナム系フランス人の女性監督トラン・アン・ユンの代表作のひとつ。
すべてフランスで撮影されたとは思えないほど、よく出来たベトナム家庭のセットでした。10歳のムイと10年
経ったムイの目を通して語られる叙情詩的作品です。故に、こういう系統が好きではない方にはかなり厳しい作品
じゃないかと思います。女性監督らしい実に気配りの出来た映像は見ていてとても穏やかになるのですが、僕的に
どうも時折挟まれるジェット音のようなBGMはなんか合わない気がするのですが・・・。10歳のムイを演じる
女の子(すいません、名前がわかりません^^;)はとてもいろんな表情を見せてくれてすごく可愛いです。この女
の子にあとちゃんの心はくすぐられてしまいました・・・(笑)
★★★☆
監督 : M・ナイト・シャマラン (シックス・センス)
CAST : ブルース・ウィリス
サミュエル・L・ジャクソン
ロビン・ライト・ペン
TIME : 1時間47分
STORY: 1961年、フィラデルフィアのデパートで黒人の女性が一人の赤ん坊を産んだ。診察した黒人の医師はその子
を見て驚く。その赤ん坊は母親の体内ですでに両腕・両足を骨折していたのだ。それから数年が経ったある日。
デビッド・ダンはニューヨークからの帰り、フィラデルフィア行きの列車イースト・レイル177号に乗っていた
が、森林地帯で脱線事故を起こしてしまう。デビッドが気が付いた時は病院のベッドの上だった。乗員乗客131
名が死亡、生存者は彼だけだった。しかも彼はケガひとつしていなかったのだ・・・。
評価 : 『シックス・センス』の驚きも冷めぬまま、シャマランが仕掛けた新たな謎。”真実を知る覚悟はあるか?”との
ふれ込みで公開されました。前作が前作だけに、そんなふれ込みされてはすべてのシーンに何かがあるんじゃない
か?と思いすべてを舐め回すように見ました。が、すべてスカされてしまいました。これはやられた!!ラストに
は驚く(?)ようなどんでん返しは用意されては居るものの、完全に監督の術中にハマッた自分が居ることに気が
つくのでした。これ以上は申しません。前作のイメージを極力持たずに観れば面白いはず!後はその眼で確かめて
ください。でもけっこう疲れるよ(笑)
★★★☆
監督 : ヨンユット・トンコントーン
CAST : チャイチャーン・ニムブーンサワット
サハーパープ・ウィーラーカーミン
ジェッダーポーン・ポンディー
TIME : 1時間44分
STORY: モンはオカマであるがゆえに、バンコクのバレーボールチームの代表選手に選ばれなかった。モンは同じオカマ
仲間のジュンとランパーン県が、国体のバレーボール選手を募集している張り紙を見つけ応募することにする。
そして見事代表選手に選ばれる。が、それを知った一般の選手が辞めて行ってしまう。過去に高校のバレーチーム
を3年連続優勝に導いたおなべのビー監督と共にオカマだけでチームを結成。国体を目指す事にする・・・。
評価 : 映画とはまったく関係ないんですが、タイの人の名前って難しいですねぇ(笑)それはさておき、この映画です。
1966年に本当にタイであった実話の映画化なんですが、主役のオカマちゃん役の方、ニムブーンサワットさん
ですかね?ほんとにオカマちゃん?って思うくらいハマリ役な感じ。あのクネクネ感もお見事!って思います。
映画としては、普通よりちょっとヤワなスポ根映画って感じですね。可もなく不可もなくかな。あれだけクネクネ
したオカマちゃんにやられてちゃ、タイの一般のバレー選手はレベル低いのか?と思っちゃいますなぁ(笑)
この映画の一番良い部分はラストの一言でしょう。映画を観てその言葉を見つけてみてください。
エンドロールには実物の方たちが登場しますので、それも必見ですね。
★★★
監督 : アレハンドロ・アメナーバル (オープン・ユア・アイズ)
CAST : ニコール・キッドマン
フィオヌラ・フラナガン
クリストファー・エクルストン
TIME : 1時間44分
STORY: 1945年第2次大戦下のイギリス、ジャージー島。霧に包まれた大きな屋敷に母親と2人の子供が住んでいた。
母親グレースは、出兵した夫の帰りを待つ厳格な母。子供達は重篤な光アレルギーにより、1日中屋敷で、光から
閉ざされた生活をしていた。ある朝、そこへ3人の使用人がやってきた。3人のまとめ役ミルズ、庭師のタトル、
声を無くして久しいリディア。3人は以前この屋敷で働いていた経験があるようなのだ。先週使用人が忽然と
居なくなり困っていたグレースは3人を雇うことにする。やがて、屋敷内で奇妙な現象が起こり始める・・・。
評価 : スペインの鬼才アレハンドロ・アメナーバルの新作。実に巧い展開のゴシック・ホラーでした。それより何より
ニコール・キッドマンの美しい事!霧に包まれた怪しい洋館に住む、妖しい美しさの彼女の存在は、この映画を
盛り上げるに余りあるほどの物だと思います。全体を通して、薄暗い陰鬱な感覚を持たせるこの映画は、ラスト
までじわりじわりと怖がらせてくれますし、ラストの真実は観る人によってはじわぁっと来る人も居るんじゃない
でしょうか?ま、僕としては中盤でなんとなく判ってしまいましたが・・・。言って見れば『シックス・センス』
を逆手に取ったような映画って感じでしょうか(笑)なので、決してラストは誰にも言わないでね♪
★★★★☆