猿の惑星(1968・米)  
PLANET OF THE APES

  監督 : フランクリン・J・シャフナー
CAST : チャールトン・ヘストン
       キム・ハンター
TIME : 1時間53分

STORY:

  評価 :



ザ・ファーム 法律事務所(1993・米)  
THE FARM

  監督 : シドニー・ポラック
CAST : トム・クルーズ
       ジーン・ハックマン
       ジーン・トリプルホーン
TIME : 2時間35分

STORY:

  評価 :



サブウェイ・パニック(1974・米)  
THE TAKING OF PELHAM 1,2,3

  監督 : ジョセフ・サージェント (ジョーズ4)
CAST : ウォルター・マッソー
       ロバート・ショウ
       マーチン・バルサム
TIME : 1時間41分

STORY:

  評価 :


ザ・ロック(1996・米)  
THE ROCK

  監督 : マイケル・ベイ (アルマゲドン)
CAST : ニコラス・ケイジ
       ショーン・コネリー
       エド・ハリス
TIME : 2時間17分

STORY:

  評価 :



ザ・エージェント(1996・米)  
JERRY MAGUIRE

  監督 : キャメロン・クロウ
CAST : トム・クルーズ
       キューバ・グッデング・Jr
       レニー・ゼルヴィガー
TIME : 2時間18分

STORY:

  評価 :



サイレント・ランニング(1972・米)  
SILENT RUNNING

  監督 : ダグラス・トランブル
CAST : ブルース・ダーン
       クリフ・ポッツ
TIME : 1時間35分

STORY:

  評価 :



サドン・デス(1995・米)  
SUDDEN DEATH

  監督 : ピーター・ハイアムズ
CAST : ジャン・クロード・ヴァン・ダム
       パワーズ・ブース
TIME : 1時間50分

STORY:

  評価 :



サイコ(1960・米)  
PSYCHO

  監督 : アルフレッド・ヒッチコック (鳥)
CAST : アンソニー・パーキンス
       ジャネット・リー
TIME : 1時間48分

STORY:

  評価 :


ザ・ビーチ(2000・米)  
THE BEACH★★★

  監督 : ダニー・ボイル (トレインスポッティング)
CAST : レオナルド・ディカプリオ
       ロバート・カーライル
       ビルジニー・ルドワイヤン
       ギヨーム・カネ
        TIME : 1時間59分

STORY: リチャードは刺激的で危険な何かを求めて、18時間飛行機に乗りバンコクに降り立った。そして偶然
       安ホテルで隣合わせたドラッグ漬けのダフィから、楽園の話を聞き興味を持つ。次の日、ダフィは自殺を
       計り楽園への地図だけが残る。リチャードは同じホテルのフランス人カップルを誘い、その楽園を目指して
       旅立つのだった・・・。

  評価 : あまり印象的な場面が浮かばない作品でした。ディカプリオ主演でなければたぶん失敗していたような気が
       します。ダニー・ボイルらしいハードな映像は無く、むしろハリウッドらしい軽めの映像になっているように
       思いました。もし監督が本国イギリスでこの作品を撮影していたなら・・・と思いました。それほどまでに
       ディカプリオだけで持ってる映画と言う印象です。ただロバート・カーライルの存在感は凄かったですが。
       ビーチの映像はすごく綺麗なので、環境ビデオには良いかも知れません(笑)決して悪い映画と言うものでは
       ありませんので、ディカプリオファンと興味のある方はどうぞ(^_^;)

        ★★★


ザ・ハリケーン(1999・米)  
THE HURRICANE★★★☆

  監督 : ノーマン・ジュイソン (月の輝く夜に)
CAST : デンゼル・ワシントン
       ジョン・ハンナ
       カーラ・アンガー
TIME : 2時間25分

STORY: ニュージャージー州パターソン、1966年、ある殺人事件で投獄された1人の黒人が居た。
       世界ウェルター級チャンピオン「ルービン・”ハリケーン”・カーター」その人だった。
       しかし彼はその事件には関係なく、黒人への差別・偏見の為、まったくの無実で投獄されたのだ。
       幾度かの再審請求にもすべて破れ、もはや彼には絶望感しかなかった・・・。       
       そしてその14年後、1人の黒人少年が、カーターの書いた自伝「第16ラウンド」をふとしたきっかけで
       手に入れ、そこからカーターとその少年の新たな戦いが始まるのだった・・・。

  評価 : ボブ・ディラン他多くの有名人も釈放運動に参加したほど、社会現象にまでなった実話の映画化。
       ボブ・ディランの名曲「ハリケーン」も当時の映像を交えて印象的に使われています。
       30年にもおよぶ長大な物語をまとめ上げるのはさすがに大変だったのでしょう、やはりところどころ
       中途半端に感じる部分があったりします。特にラストの裁判部分は盛り上がりに欠けたような気がします。
       しかし、デンゼル・ワシントンの演技力ですべてカバーされているように思うので、それほど気にはならない
       です。ラスト裁判所から出てきたカーターが見上げた空の風景が、すごく印象に残っています。 

        ★★★☆


サイダーハウス・ルール(1999・米)  
THE CIDER HOUSE RULES★★★★

  監督 : ラッセ・ハルストレム (ギルバート・グレイプ)
CAST : トビー・マグワイア
       マイケル・ケイン
       シャーリーズ・セロン
TIME : 2時間6分



STORY: 1943年、メイン州ニューイングランド。孤児院”セント・クラウズ”で育った男の子が居た。
       彼の名はホーマー・ウェルズ。2度引き取り先から戻された経歴を持つ彼を、孤児院の院長で救われない妊婦の
       為に違法と知りながら堕胎手術を行っていたラーチ先生は、自分の息子のように育てていた。そんな彼にも
       医術を教えていたが、彼は堕胎手術だけは拒んでいた。ある日、若いカップルが堕胎手術を受けに孤児院を
       訪れる。そのカップルと話ているうちに外の世界が見たくなったホーマーは、ラーチ先生の説得も聞かず
       孤児院を出る決意をするのだった・・・。

  評価 : 2000年のアカデミー最優秀助演男優賞、最優秀脚本賞を受賞した本作。ほんとにマイケル・ケインの
       存在感はすごいです。脚本もとても素晴らしい!この受賞には納得せざるを得ない作品だと思います。
       海も見たことのない、ほんとに外の世界を知らないホーマーが、りんご農園で働きながら初恋を経験したり
       人生の苦しみを知ったりしながら大人になる過程を、美しい自然を背景に実に重みのある映像で描かれます。
       しかし、りんご農園での展開はあまりに重い。こんなに苦しい、難しいテーマは無いかも知れません。それでも
       そこから学ぶものはすごく多いです。この映画で一番、何にも縛られず自由に生きているのは、暖かく見守らて
       いる孤児院の子供達なんじゃないでしょうか。最後のシーンで特にそう思いました。秀作。

        ★★★★


ザ・セル(2000・米)  
THE CELL★★★☆

  監督 : ターセム
CAST : ジェニファー・ロペス
       ビンス・ボーン
       ビンセント・ドノフリオ
TIME : 1時間49分

STORY: 若い女性ばかりが誘拐され殺される事件が多発していた。そしてまた一人女性が誘拐される。FBIは死体に付着
       した珍しい種類の犬の毛から犯人をカール・スターガーと断定。彼の家に突入するが彼はすでに精神に異常をきた
       し昏睡状態に陥っていた。彼の家を調べた結果、彼は40時間で水が一杯になる水槽に女性を監禁し、溺死する場
       面をビデオに撮影し性的興奮を感じる異常者であった。と言うことは40時間以内にスターガーから女性の居場所
       を聞き出さないと女性の命が危険になる。FBIはスターガーをキャンベル研究所に連れて行くことにした。そこ
       は、人の脳に入り込み患者の精神世界から治療を施す研究をしている場所であった。そして、心理学者キャサリン
       はスターガーの精神世界に入り込む・・・。

  評価 : インド出身でMTVでかなりの評価を受けているターセムの初監督作。ストーリー的には、何のたわいも無くって
       「それくらいの事、FBIなら調べてるやろ!」と思える展開なのです。が!精神世界の映像がすごい!さすがに
       MTV出身なだけあります。最初に飛び込んで来るのは鮮やか過ぎる程の色使い。そして痛い程の残酷描写。でも
       すごく良く出来ているので見応えはあります。鮮やか過ぎるくらいの映像美なので、出来るだけ部屋を明るくして
       TVに近づき過ぎないように注意しましょう(笑)

        ★★★☆


ザ・カップ 夢のアンテナ(1999・ブータン・豪)  
PHORPA(THE CUP)

★★★☆

  監督 : ケンツェ・ノルブ
CAST : ウゲン・トップゲン
       ジャムヤン・ロゥドゥ
       ネテン・チョックリン
       ラマ・チュンジョル
TIME : 1時間33分

STORY: 1998年インド 亡命チベット僧 僧院。チベットから2人の若者パルデンとニマが亡命して来た。母親の願い
       で僧になるためだ。彼らは若い僧のウゲンたちの世話になることになった。しかし、ウゲンはそんな事よりも
       今、開催されているサッカーワールドカップが気になって仕方ない。ウゲンはパルデンを誘い仲間と共に、夜中
       僧院を抜け出してTVの有る家まで出かけて行くのだったが・・・。

  評価 : ブータンと言う国が出来て初めてと言う映画です。内容は至って単純。小坊主たちがサッカーを見たさに僧院を
       抜け出して起こるドタバタを描いています。監督もこれが生まれて初めての映画だそうで、でも全くと言っても
       良いほどアラと言う部分は無く、ラストもほんわかしててとても気持ちの良い映画でした。音楽もホーミーなど
       も絡ませた不思議なニュアンスの音楽でなんとなく良い感じ。ただ、僧侶たちの修業シーンではやはり眠たく
       なってしまいましたね(笑)マイナーの極致を行く映画ですので、見つけたらぜひ観てね!!

        ★★★☆


ザ・ウォッチャー(2000・米)  
THE WATCHER★★★

  監督 : ジョー・シャーバニック
CAST : キアヌ・リーブス
       ジェイムズ・スペイダー
       マリサ・トメイ
TIME : 1時間37分

STORY: シカゴに住んでいる元FBI捜査官キャンベル。LAで追いかけていた連続殺人犯グリフィンにより自分の愛人を
       含む11人を殺され、すべてを放棄して此処に移り住んだのだ。そして今は精神分析医の診察を受ける毎日だ。
       ある日家に郵便が届く。その中には1枚の写真が入っており、見ず知らずの女性が写っていた。それは、殺人犯
       グリフィンの殺人予告で、グリフィンは彼を追ってシカゴにやって来たのだ。キャンベルをゲームの舞台に再び
       立たせる為に・・・。

  評価 : キアヌ・リーブスが『マトリックス』の次に選んだ作品。一転して今度はサイコな殺人犯役でした。これがまた
       キレたヤツでして、しかし巧く演じていたように思います。だってマジにヤバイ感じに見えたんだもん(笑)
       でもねぇ、ストーリー的には薄っぺらいかなぁ。もう少し恐ろしい雰囲気を出してくれるとか、殺人犯の内面に
       まで入り込むような内容にして欲しかったなぁ。後半にはある程度先が読めるんだもん。

        ★★★


猿の惑星 PLANET OF THE APES(2001・米)  
PLANET OF THE APES★★★

  監督 : ティム・バートン (スリーピー・ホロウ)
CAST : マーク・ウォルバーグ
       ティム・ロス
       ヘレナ・ボナム・カーター
TIME : 2時間

STORY: 2029年、動物の進化について実験を行っていた宇宙船に時期嵐が近づいてくる。人間が近づいて安全かどうか
       を確認するためにチンパンジーのペリグリーズを探査船に搭乗させ、探査に向かわせたが軌道を外れ見失ってしま
       う。宇宙飛行師のレオは無断でペリグリーズを探すべく宇宙に飛び出すが、時期嵐に飲み込まれとある星に不時着
       してしまう。そこは猿が人間を支配している星だった・・・。

  評価 : 1968年に大ブームを巻き起こした「猿の惑星」を奇才ティム・バートンがリ・イマジネーション(再創造)版
       として製作した本作。基本のストーリーは同じでしたが、そこに行き着くまでの行程とエンディングが全く異なる
       展開になっていました。う〜ん・・・ちょっとティム・バートンらしさが無かったんじゃないのかなぁ。ちゃんと
       こだわってるなぁと思わせる部分はあったけど、オリジナルの呪縛に囚われてもがいているような内容だなと感じ
       てしまいました。オリジナルとこちらとどちらが好きかと聞かれると、チープな作りだけどオリジナルの方が内容
       ・衝撃度も断然上のように思います。オープニングはかっこいいんだけどなぁ・・・。

        ★★★


サベイランス 監視(2001・米)  
ANTITRUST★★★★

  監督 : ピーター・ホーウィット
CAST : ライアン・フィリップ
       レイチェル・リー・クック
       ティム・ロビンス
TIME : 1時間48分

STORY: マイロは若き天才プログラマー。今は友人と一緒に出資をしてくれる人物を探していた。そんな時、コンピュータ
       ー業界では、世界を牛耳るほどの大企業”ナーブ”の社長ゲーリーから、マイロに直々に面接に呼ばれる。
       ゲーリーは世界を一つに繋ぐ新しいソフト”シナプス”を開発中で、その開発チームにぜひマイロをと思っていた
       のだ。やがて、その報酬と環境に轢かれたマイロは友人達とは別の道を歩む事に決めるのだった。しかしその矢先
       独自でプログラムを開発した友人テディが殺されてしまう・・・。

  評価 : コンピューター業界を舞台にしたサスペンス。映画の設定的にはマ○クロソフトをも凌ぐ企業ナーブが舞台になっ
       ていますが、その社長の設定・ナーブを取り巻く環境なんかは、ほとんどマ○クロソフトのそれだと思います。
       ま、あくまであとちゃんの勝手な想像に過ぎませんが(笑)やがて知る陰謀や意外な味方など、後半の展開は実に
       ドキドキ出来て面白かった!映画的に及第点は与えられると思います。観てソン無し!

        ★★★★


サウンド・オブ・サイレンス(2001・米)  
DON’T SAY A WORD

  監督 : ゲイリー・フレダー
CAST : マイケル・ダグラス
       ショーン・ビーン
       ブリタニー・マーフィ
TIME : 1時間54分

STORY: ニューヨークで精神科医を営むネイサン。感謝祭の朝、いつも通り妻と娘と朝食を取ろうとしていたが、娘が
       起きてこなかった。家中を調べてみると、玄関のチェーンが切られており、マンションの廊下には赤い靴下が
       片方だけ落ちていた。娘は誘拐されたのだ。警察に電話しようとした所、犯人からの電話が入る。犯人からの
       要求は、ネイサンが昨日診た患者エリザベスが知っている6桁の数字を聞き出すこと。しかも、タイムリミットは
       今日の午後5時、あと7時間ほどしか無い。ネイサンはエリザベスの居る病院へ急ぐのだった・・・。

  評価 : タイトルやCMから想像して、サスペンスだろうなぁってのは判ったんですけど、なんだか頭で描いていた設定と
       はまったく異なった展開の映画でした。邦題の「サウンド・オブ・サイレンス」はちょっと違う・・・って言うか
       だいぶ違うと思うんだけどなぁ。これなら原題「ドント・セイ・ア・ワード」の方がまだ意味が通る気がする。
       コマーシャル展開の巧さが光った感じですね。あのCMなら「サウンド・オブ・サイレンス」ってな感じだもん。
       全体的には、ごくオーソドックスなサスペンスの王道を行く感じの作品でした。観たい人はどうぞ。

        ★★★



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