ＥＮＥＭＹ ＡＴ ＴＨＥ ＧＡＴＥＳ
監督 ： ジャン・ジャック・アノー （愛人／ラマン） ＣＡＳＴ ： ジュード・ロウ エド・ハリス ジョセフ・ファインズ ＴＩＭＥ ： ２時間１１分 ＳＴＯＲＹ： 第２次世界大戦、ドイツ軍は徐々にその勢力を拡大、ソビエト連邦のスターリングラードまで侵攻してきていた。 スターリングラードの市街地戦で難を逃れた政治将校ダニロフは、そこで一人の男と出会う。彼はドイツ将校５人 を一撃で狙撃して見せたのだ。彼の名はヴァシリ・ザイツェフ。その後狙撃兵となった彼の名はダニロフの新聞で 一躍他の戦地にまで広がり、兵士達の戦意高揚に役立つこととなった。恐れをなしたドイツ軍はドイツ軍きっての 狙撃の名手ケーニッヒをスターリングラードに送り、ヴァシリ抹殺をもくろむのだった・・・。 評価 ： 実在した狙撃兵ヴァシリ・ザイツェフを描いた作品。冒頭の戦闘シーンは『プライベート・ライアン』ほどでは 無いが重厚で見応えあるシーンです。スナイパー対スナイパーの心理戦描写は緊張感バツグン。しかし、戦争中 と言う状態があまり感じられず、こじんまりしてしまっているのは少し勿体無いと思います。エド・ハリスの演技 はやはり巧いですねぇ。ラストは完全無欠のスナイパー同士の対決としては、ちょっと物足り無い気がします。
監督 ： マーク・ロマネク ＣＡＳＴ ： ロビン・ウイリアムス コニー・ニールセン エリック・ラ・サル ＴＩＭＥ ： １時間３６分 ＳＴＯＲＹ： サイは郊外の大型スーパー内にあるスピード写真の店員。彼には憧れている家族が居た。店によく来てくれる常連 ヨーキン一家だ。仲睦まじい夫婦と息子一人。家族の居ないサイにとって理想の家庭だったのだ。今日も現像に 来てくれたヨーキンさんに、親切な態度で接するサイだったが、彼はヨーキン一家のフィルムを勝手に焼き増しし 自分の部屋の壁に貼っていたり、偶然を装いなんとか家族に接近しようとするストーカーだったのだ。そんな彼は 店に現像を頼みに来た女性のフィルムを見て愕然とする。ヨーキン家の夫がその女性と密会している写真だったの だ。サイの理想の家族はもろくも崩れ、やがて彼は恐ろしい行動に出る・・・。 評価 ： ロビン・ウイリアムスが狂気のストーカーを演じるって事ですごく期待していました。が、なんじゃこれ？ この内容だったら『ストーカー』ってタイトル、ちょっと違うんじゃないの？もっとハラハラドキドキするサイコ なサスペンスかと思ってたら、ラストはなんだか寂しい気持ちになっちゃったし。ロビン・ウイリアムスはやっぱ なにをやらせても上手いなぁと感心するだけの映画になった感じがします。
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