インターナル・アフェア 背徳の囁き(1989・米)  
INTERNAL AFFAIRS

  監督 : マイク・フィギス (リービング・ラスベガス)
CAST : リチャード・ギア
       アンディ・ガルシア
TIME : 1時間55分

STORY:

  評価 :

生きてこそ(1993・米)  
ALIVE★★★★

  監督 : フランク・マーシャル (アラクノフォビア)
CAST : イーサン・ホーク
       ヴィンセント・スパーノ
       ジョシュ・ハミルトン
TIME : 2時間6分


STORY: 1972年、ウルグアイの学生・ラグビーチームが、チリで行われる試合に出場するために
       飛行機でアンデス山脈を飛行中、突然激しい揺れに見まわれ、ついには飛行機の胴体が岩山に激突!
       飛行機は真っ二つにちぎれ、雪山に墜落。生き残った33名はその日から地獄の日々を送ることになる。

  評価 : 評価するなんておこがましい。なんせ実話ですもん。それだけでもうお腹いっぱいって感じです。
       こんな地獄の状況の中で、生き抜いていくなんて考えたくないですよねぇ。雪山で何も食べる物なくって
       ついには死んだ仲間の肉を食べるなんてはたして出来るでしょうか?そんな事も考える余裕すらない
       くらいに力強い映像は見ているものに訴えかけて来ます。最後のヘリのシーンは感動もの!

        ★★★★                                                


インデペンデンス・デイ(1996・米)  
INDEPENDENCE DAY

  監督 : ローランド・エメリッヒ (ゴジラ)
CAST : ウィル・スミス
       ビル・プルマン
       ジェフ・ゴールドブラム
TIME : 2時間25分

STORY:

  評価 :

イングリッシュ・ペイシェント(1996・米)  
THE ENGLISH PATIENT

  監督 : アンソニー・ミンゲラ (最高の恋人)
CAST : レイフ・ファインズ
       クリスティン・スコット・トーマス
       ジュリエット・ビノシュ
TIME : 2時間42分

STORY:

  評価 :

イグジステンズ(1999・加・米)  
eXistenZ★★★☆

  監督 : デヴィッド・クローネンバーグ (ザ・フライ)
CAST : ジュード・ロウ
       ジェニファー・ジェイソン・リー
       ウイレム・デフォー
TIME : 1時間37分

STORY: 近未来。ゲームはすでに遊びの道具ではなく、各人の生き甲斐へと進化していた。
       そして、今日天才ゲームデザイナーとしてその名を轟かしているアレグラ・ゲラーの新作発表会が行われ
       ようとしていた。ゲームの名は”イグジステンズ”人間の背中に開けたバイオポートと繋げてゲームの世界に
       入るのだ。試作ゲームの体験希望者を募り、いよいよゲームをダウンロードしようとした瞬間、会場に居た
       何者かがアレグラに向け銃を発砲!アレグラは重賞を負い、会場の警備員だったテッド・パイクルと共に
       会場から逃走した・・・。

  評価 : やっぱクローネンバーグでした。この映像、このどろどろ感、どこをどう切ってもクローネンバーグ印が
       出てきそうな感覚が満載の映画でした。人体自体をゲームの筐体にしてしまう発想は以前にもあったような
       感じはしますが、それを背中に付けたってのが、クローネンバーグなんですねぇ。あの接続コードを
       背中に刺すシーンには、背中がのけぞるような寒気を感じました。ただ、複雑な内容だけに、どこまでが
       現実の世界なのか分からなくなってしまいます。ま、ラストで明かされるんですけどね。
       うん?待てよ。もしかしてラストも実は・・・!?

        ★★★☆


インサイダー(1999・米)  
THE INSIDER★★★★

  監督 : マイケル・マン (ヒート)
CAST : アル・パチーノ
       ラッセル・クロウ
       クリストファー・プラマー
TIME : 2時間38分

STORY: 全米3大ネットワークのCBS。その人気報道番組「60ミニッツ」の敏腕プロデューサー、ローウェルは
       ”タバコと失火”を取材中、彼の元に匿名で書類が届けられる。彼はその書類の意味を知る人物、ワイガンドと
       接触する。その書類は「フィリップ・モリス社の耐火性に関する研究資料」だった。ワイガンドはその資料に
       ついては解説できるが、その他はできないと言う。彼は、タバコ大手”B&W社”の研究開発部門のトップ
       だったが最近解雇され、会社と守秘契約を交わしているので何も話せないと言うのだ。ワイガンドはタバコ産業
       全体を揺るがすある証拠を掴んでいた。ローウェルは何とかそれを聞き出そうとするが・・・。

  評価 : 実話を元に一部脚色した硬派な社会派映画。自分の信じた信念を貫き通すアル・パチーノの迫力は凄い!
       会社側の卑劣な脅迫や中傷は、観ている人々にも起こりうる内容でとても興味深いです。さらにTV局の利権や
       タバコ業界の裏側なども観れて、この社会の歪みを感じれると思います。しかし、あれだけひどい脅迫や中傷を
       したら、会社側の方が不利になるんじゃないのかなぁ?役作りの為か「グラディエーター」とは別人のような
       ラッセル・クロウが見れます。ラスト、娘が父ワイガンドに向ける表情はすごく感動的なシーンだと思います。

        ★★★★


インビジブル(2000・米)  
HOLLOW MAN★★★

  監督 : ポール・ヴァーホーベン (ロボコップ)
CAST : ケビン・ベーコン
       エリザベス・シュー
       ジョシュ・ブローリン
TIME : 1時間53分

STORY: セバスチャンは国家最高機密のプロジェクトチームを率いる天才科学者。彼は透明人間の研究をしている。
       もうすでに透明化の実験は成功していて、あとは可視化することだけだった。ある日、ちょっとしたきっかけで
       可視化する事にも成功する。しかしどれも実験動物によるものだったので、セバスチャンは本部への報告を遅ら
       せる。手柄を一人占めするために、人体実験を成功させた後からの報告としたかったからだ。そして自らが
       実験台となって透明人間になるのだが・・・。

  評価 : さすがヴァーホーベン!こういうダーティでグロテスクな映画を作らせたら右に出る人は居ないでしょうねぇ。
       人間・・・と言うか世の男性の欲望を映像化することに見事(?)に成功しています。たぶん透明人間が出来た
       らこんな事ばっかりする人間だらけになるのでしょう(笑)単純明快なストーリーですが良く出来ていて、透明
       人間の恐ろしさが巧く表現されています。見せるツボも心得ていて後半の展開はすごくドキドキします。でもなぁ
       後半あそこまで緻密な行動取るんだったら「もうちょっとマシな考えせぇよなぁケビン!」と思ったんだけど。
       とにかく透明化・可視化する時のちょっとグロテスクな映像は見応えありで、そこだけでも見る価値有り!!
       どうでも良いけど襲われた女性はどうなったんでしょうか!?

        ★★★


イルマーレ(2000・韓国・日本)  
IL MARE★★★★

  監督 : イ・ヒョンスン
CAST : イ・ジョンジェ
       チョン・ジヒョン
       チョ・スンヨン
TIME : 1時間37分

STORY: 海辺に建つ家”イルマーレ”。最初の住人が名付けた名前だ。1999年、キム・ウンジュは此処を出て新しい
       マンションに引っ越すことになった。そして次の借りてに、ある御願いの手紙をイルマーレのポストに置いて行く。
       しかしどういう訳か、その手紙は1997年の最初の住人ハン・ソンヒョンの所へと届いてしまう。そしてその
       ポストを橋渡しにして二人の不思議なストーリーが始まるのだった・・・。

  評価 : 海辺の家を中心にして二人の切ない物語が展開されます。時間軸を巧くストーリーにからませていていますが
       SFと言う感覚はほとんどありません。その辺りは上手いですね。映像もおしゃれな部分が所々に見受けられます。
       後半の展開は、なんとなく予想の出来るもので、ラストもこういったパラドックス物にありがちなオチですが、
       満足いく物だと思いますし、この二人のストーリーはあのオチにしないとねぇ!

        ★★★★


インタビュー(2000・韓国)  
INTERVIEW★★★

  監督 : ピョン・ヒョク
CAST : シム・ウナ
       イ・ジョンジェ
       チョ・ジェヒョン
TIME : 1時間48分

STORY: ウンソクは映画監督だ。今回は「愛」をテーマに幾つかのインタビューで構成されるドキュメンタリー映画を作っ
       ていた。いろいろとインタビューを収録していた中、女優のミンジュンの友人イ・ヨンヒが目に留まる。彼女は
       美容師を目指し勉強中で、彼氏は兵役中。入隊の時に「帰ってくるまで待っててほしい」「結婚してほしい」と
       言われ涙が出るほど嬉しかったと言う内容のインタビューだった。しかし彼女には秘密があった・・・。

  評価 : ショートヘアのシム・ウナさん。『八月のクリスマス』や『カル』『美術館の隣の動物園』よりちょっとふっくら
       して見えたのは僕だけでしょうか。ストーリーとしてはとても良いんですけど、映画の構成がインタビューを間に
       挿入しながら物語を展開していくだけにちょっと中だるみしちゃうんですよねぇ。2時間無い映画なのに2時間以
       上あるように感じてしまいました。映画後半の展開はとてもグッとくる内容だっただけに、この中だるみが無けれ
       ば良かったのになぁと思います。

        ★★★



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