バード・オン・ワイヤー(1990・米)  
BIRD ON A WIRE★★★

  監督 : ジョン・バダム (ブルーサンダー)
CAST : メル・ギブソン
       ゴールディ・ホーン
TIME : 1時間51分



STORY: マリアンヌは企業弁護士。ある日、ガソリンスタンドで給油をしていたところ、フロントガラスを磨く
       店員を見て驚いた。それは、15年前に飛行機事故で亡くなった恋人のリックにそっくりだったのだ。
       しかし、もっと驚いたのはリックの方だった。彼は証人保護法で15年前からFBIに保護されていたのだ。
       彼はすぐさまFBIと連絡を取ったが、彼の担当はジョーと言う男に変わっていた。ジョーは組織に
       買収された人物で、彼を抹殺しようとしていたのだった・・・。

  評価 : ユニヴァーサル映画75周年作品。でも、いまいち地味ですよねぇ。内容もすごく普通な追いかけっこ
       ムービーで地味です。ちょこっと古くさい「リーサル・ウェポン」ってとこでしょうか?
       唯一動物園でのアクションが見応えありって感じでした。メル・ギブソンってこういう役って似合うねぇ。

        ★★★


バックドラフト(1991・米)  
BACKDRAFT★★★★★

  監督 : ロン・ハワード (アポロ13)
CAST : カート・ラッセル
       ウィリアム・ボールドウィン
       スコット・グレン
TIME : 2時間17分


STORY: ブライアンは、7歳の時に殉職した父や、現役の消防士として活躍している兄スティーブンと同じ道を
       目指すべく6年ぶりにシカゴに戻ってきた。そのころ、2件の放火と見られる火災が相次いで起こっていた。
       しかしそれは放火ではなく、巧妙に仕組まれた殺人事件という疑いが出てくるのだった・・・。

  評価 : ロン・ハワードらしい大作で、冒頭の火災シーンからテンションはハイレベル。それでいて、後半に
       なってもあまりテンションは下がらず、それ以上にハイレベルなシーンの連続で見ている物を圧倒する。
       炎がまるで生きているかのようにうごめくのはまさに圧巻! 子供を救う為に炎の中に飛び込み無事に
       救出して部屋から出てくるスティーブンのシーンは、名シーンの一つです。全世界の消防士に送る傑作。

        ★★★★★


ハドソン・ホーク(1991・米)  
HUDSON HAWK

  監督 : マイケル・リーマン
CAST : ブルース・ウィリス
       ダニー・アイエロ
TIME : 1時間39分

STORY:

  評価 :




バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985・米)  
BACK TO THE FUTURE

  監督 : ロバート・ゼメキス (フォレスト・ガンプ)
CAST : マイケル・J・フォックス
       リー・トンプソン
       クリストファー・ロイド
TIME : 1時間56分

STORY:

  評価 :




バック・トゥ・ザ・フューチャー2(1989・米)  
BACK TO THE FUTURE PART2

  監督 : ロバート・ゼメキス (フォレスト・ガンプ)
CAST : マイケル・J・フォックス
       リー・トンプソン
       クリストファー・ロイド
TIME : 1時間58分

STORY:

  評価 :




バック・トゥ・ザ・フューチャー3(1990・米)  
BACK TO THE FUTURE PART3

  監督 : ロバート・ゼメキス (フォレスト・ガンプ)
CAST : マイケル・J・フォックス
       リー・トンプソン
       クリストファー・ロイド
TIME : 1時間47分

STORY:

  評価 :




バーチャル・ウォーズ(1992・米)  
THE LAWNMOWER MAN

  監督 : ブレット・レオナード
CAST : ピアース・ブロスナン
       ジェフ・フェイヒー
       ジェニー・ライト
TIME : 1時間49分

STORY:

  評価 :



蠅男の恐怖(1958・米)  
THE FLY

  監督 : カート・ニューマン
CAST : アル・ヘディソン
       パトリシア・オーウェンズ
       ビンセント・プライス
TIME : 1時間34分

STORY:

  評価 :


バウンド(1996・米)  
BOUND

  監督 : ウォシャウスキー兄弟 (マトリックス)
CAST : ジーナ・ガーション
       ジェニファー・ティリー
TIME : 1時間48分

STORY:

  評価 :




バンディッツ(1997・独)  
BANDITS★★★★★

  監督 : カーチャ・フォン・ガルニエ
CAST : カーチャ・リーマン
       ヤスミン・タバタバイ
       ニコレッテ・クレビッツ
TIME : 1時間49分



STORY: エマ・ルナ・エンジェル・マリーの女囚4人は刑務所内で「バンディッツ」と言うバンドを組んでいた。
       そして、警察のパーティに出席する直前、スキをみて脱走。逃亡生活が始まると思われたが、以前デモテープ
       を送ったレコード会社がそのニュースを聞き、勝手に「バンディッツ」のCDを発売。これが大ヒット!
       彼女たちは一躍スターとなるのだった。だが警察は、そんな彼女たちを徐々に追いつめつつあった・・・。

  評価 : とにかく音楽がすごい!どの曲もすごい!映像もスタイリッシュですごい!ストーリーもまぁ、ちょっと
       有りそうもない話ですが、それでもしっかりしたストーリーを持っていて良いのです。こんなに音楽と
       映像がマッチした映画は「ストリート・オブ・ファイヤー」以来だと思います。マリーのピアノの弾き語り、
       エンディングに向かうシーンはまさに圧巻!!ドイツ映画の傑作!

        ★★★★★


パッチ・アダムス(1998・米)  
PATCH ADAMS★★★★☆

  監督 : トム・シャドヤック (ナッティ・プロフェッサー)
CAST : ロビン・ウイリアムス
       モニカ・ポッター
TIME : 1時間56分


STORY: 1969年、自殺癖のあるハンター・アダムスは精神病院に送られる。そこで彼は幻影に怯える患者を
       笑わせることに成功する。そして彼は”笑い”が病んだ患者の心を癒すことに気づき、医者になる決意をする。
       晴れて医学生となる彼だが、そこでは医療がマニュアルに則ったビジネスと化していた。理想と違う医療に
       愕然とするアダムス。しかし彼は理想の医療を求めて心の通った診察を実践していくのだったが・・・。

  評価 : 泣かせよう、泣かせようと言う意図が見え見えな作品ですが、泣かずには居られない作品。筆者は実話に
       弱いのです(汗)ロビン・ウイリアムスはなんでこんなにも白衣が似合うのでしょう?
       どんなにどんなに自分の医療方針を貫いても、理解してもらえないアダムスを、それでも信じて付いていく
       仲間の姿勢。挫折や苦難を乗り越えて、最後にアダムスが熱弁をふるうシーンは心を打たれました。
       医療ドラマってとかく暗くなりがちですが、アダムスの持ち前の明るさが映画全体を重苦しくなく
       見せてくれています。暗くなるからと医療ドラマを敬遠している人には是非見て貰いたい1本。

        ★★★★☆


八月のクリスマス(1998・韓国)  
CHISTMAS IN AUGUST

  監督 : ホ・ジノ
CAST : ハン・ソッキュ
       シム・ウナ
TIME : 1時間40分

STORY:

  評価 :



ハムナプトラ 失われた砂漠の都(1999・米)  
THE MUMMY

  監督 : スティーブン・ソマーズ
CAST : ブレンダン・ブレイザー
       レイチェル・ワイズ
       アーノルド・ボスルー
TIME : 2時間5分

STORY:

  評価 :



HEART(1998・英)  
HEART★★★★☆

  監督 : チャールズ・マクドガル
CAST : サスキア・リーヴス
       クリストファー・エクルストン
       リス・エヴァンス
TIME : 1時間24分


STORY: 墓地で駆けつけた警察官に取り押さえられたマリアは、全身血まみれ、手には血で真っ赤に染まった
       紙袋を持っていた。そして、取調室に連れてこられたマリアは、やがてすべてを語り始めた・・・。

  評価 : 日本でも話題になっている、臓器移植をテーマに据えたサイコ・スリラー。
       もしかしたら、これから誰にでも降りかかってくるかも知れないこの映画の内容は、すごく心に響いてきます。
       マリアの気持ちも分かるし、移植を受けた男性ゲイリーの気持ちも分からなくもない。
       そして、ラストへ向かっていく展開は、あまりにも激しくあまりにも悲しいです。マリアが引き起こした
       事件ではあるものの、マリアは悪いんだろうか?と思ってしまったんですが、どうなんでしょう?
       あ!それから、オチは「やられた!」って思ってしまいます。

        ★★★★☆


バッファロー’66(1998・米)  
BUFFALO’66★★★★★

  監督 : ヴィンセント・ギャロ
CAST : ヴィンセント・ギャロ
       クリスティーナ・リッチ
TIME : 1時間53分




STORY: バッファロー郊外の刑務所からビリー・ブラウンは5年の刑期を終えて出所してきた。刑務所前のバス停で
       街に出るためのバスを待っていた彼だが、急にトイレに行きたくなる。刑務所に戻って看守に頼んでみたが
       一度出所した者は戻れないと言われ、ガマンしてバスに乗る。ようやく街に出た彼は、さっそくトイレを
       探すが、駅のトイレは清掃中だし、喫茶店では断られる。ようやくダンススタジオでトイレを借り、そこで
       実家に電話をかけるが、まったく無関心な母親に思わず女房を連れて帰ると言ってしまう。彼はたまたま
       そこに居たレイラを脅し、一緒に実家に連れて行くのだった・・・。

  評価 : 最初は、すごくいやーなヤツって感じで見ていたんですが、しばらくしてコイツは嫌なヤツじゃなくって
       周り、特に両親からすごく悲しい扱いをされてきた可哀想なヤツなんだと分かってきます。そうしたら
       なんか不器用な子供みたいな感じに見えてきて、逆にすごく可愛いヤツって思えてきました。
       そして、なんと言ってもクリスティーナ・リッチ!とてもキュートなまさしく天使と言った感じでした。
       クリスティーナ・リッチが居なかったらこの映画は成功していなかったんじゃないかとも思えます。
       ボーリング場以降の展開はすごく暖かくさせてくれるし、ラストなんて特に「ほんわか」させてくれます。
       心に残る珠玉のラブストーリー。

        ★★★★★


8mm(1999・米)  
EIGHT MILLIMETER★★★

  監督 : ジョエル・シュマッカー
CAST : ニコラス・ケイジ
       ホアキン・フェニックス
       ペーター・ストーメア
TIME : 2時間3分

STORY: トム・ウェルズは平凡な生活を送っているしがない私立探偵。ある日、大富豪の未亡人から調査依頼の
       電話が入る。彼女の屋敷へ訪れた彼は、調査の中身に驚く。それは亡くなった夫の遺品の中から不審な
       8mmフィルムが見つかり、それには見知らぬ少女が殺されていく課程が映っていたのだ。その少女は
       誰なのか?本当に殺されたのか?を調べて欲しいと言うものだった。そして、調査を始めたトムは
       禁断の世界に踏み込んでいくのだった・・・。

  評価 : ”スナッフフィルム”を題材に恐ろしい世界が展開していきます。かなりディープです。
       ロリータビデオ、SM、ホモ・・・などなど。女性にはかなりハードな作品かも知れません。筆者の周りの
       女性陣はそうでもなかったみたいですが・・・。平凡な生活が徐々に壊されて行く課程はすごく怖いですが、
       依頼主の未亡人にはちょっと怒り心頭です。この後の展開は理解できる展開だとは思いますけどね。
       最後の手紙にすごく救われる作品だと思いました。

        ★★★


パーフェクト・ストーム(2000・米)  
THE PARFECT STORM★★★☆

  監督 : ヴォルフガング・ペーターゼン (エアフォース・ワン)
CAST : ジョージ・クルーニー
       マーク・ウォールバーグ
       ダイアン・レイン
TIME : 2時間10分


STORY: 1991年秋、グロースターと言う港町。漁を終えた「アンドレア・ゲイル号」は着岸しようとしていた。
       しかし漁獲量は最悪、船長のビリーは雇い主からコケにされてしまう。なんとか汚名挽回したいビリーは
       再び出漁することにする。今度の目的地は”フレミッシュ・キャップ”。必ず大漁になると言う伝説の場所だ。
       そして2日後、彼らは再び出港するのだった。この先起こる恐ろしい出来事も知らずに・・・。

  評価 : 「アンドレア・ゲイル」と巨大な大嵐”パーフェクト・ストーム”との死闘で2時間保たせるのかな?と
       思っていたら、やっぱりそれは無理な話だったのでしょうね。遭難したヨットの話や、救助に行った救助ヘリ
       の話などを盛り込みながら話は進んで行きました。そして、見ているうちにふと思ったのです。「なーんか
       『アルマゲドン』に似てるような気がするなぁ・・・」。地球と海、漁船と宇宙船、隕石と嵐、男の友情、
       家族との別れ。場所・設定などに違いはあれど、とても似ている気がしました。みなさんはどうでしょうか?
       でも、荒れ狂う海や大嵐のSFXは見応えありますよ。

        ★★★☆


初恋のきた道(2000・米・中国)  
我的父親母親 THE ROAD HOME★★★★☆

  監督 : チャン・イーモウ (紅いコーリャン)
CAST : チャン・ツィイー
       スン・ホンレイ
       チョン・ハオ
TIME : 1時間29分

STORY: 都会で忙しく働いているションズに故郷の村長から教師をしている父親が亡くなったと電話が入る。彼はもう何年
       も帰って居なかった故郷へと帰って来た。村長の話によると新しく校舎を建てる為、金策に走っていた途中に吹雪
       に遭い倒れてしまったらしい。病院で調べたところ心臓病を患っている事が判り、治療するがすでに手遅れだった
       そうなのである。明日にでも病院から車で連れて帰って葬式を出す相談をしていたが、母親が車で帰るのは反対だ
       と言う。家までの路を担いで帰りたいと言うのだ。家までの路を示すことで魂が迷わずに住むという習わしがある
       のだ。しかし、村には若い者が居なくなっていてそんな習わしも出来なくなって来ていたのだ。村長はションズに
       母親を説得してくれと言う。ションズは村の伝説となった父親と母親の出会いを思い出していた・・・。

  評価 : 前半は白黒の画面、父と母の出会いの部分になるとカラー、最後は再び白黒と言う演出はこの物語をすんなりと
       受け入れるに一躍買っています。そして、白黒でもカラーでも故郷「三合屯」の風景が鮮やかに映し出されて
       とても美しいのです。ストーリーは至って単純。ションズの母と父がどう出会ったかを綴っただけの映画です。
       ところが!そんな単純なストーリーなのに、凄く深い愛情や想いを感じられてとても良い映画でした。前半の
       母親のガンコな部分もうるると来たのですが、後半の葬式のシーンでは泣かずに入れませんでした。ビデオの
       ジャケットや日本タイトルから軽い感じの映画と思っている方は騙されたと思って一度ご覧になってください。
       きっとこの温かい愛に満ちた映画に感動すること間違いなしです。

        ★★★★☆


バーティカル・リミット(2000・米)  
VERTICAL LIMIT★★★☆

  監督 : マーティン・キャンベル (マスク・オブ・ゾロ)
CAST : クリス・オドネル
       イザベラ・スコルプコ
       ビル・パクストン
       スコット・グレン
TIME : 2時間4分


STORY: ピーター・ギャレットは父と妹のアニーとロッククライミングを楽しんでいた。が、山の上から初心者が転落、
             その事故で父親が亡くなってしまう。そして3年後。今は自然写真家として生活しているピーターは偶然、実業家
             で冒険家のエリオット・ボーンのK2登頂キャンプに出会う。そこにはTV取材班のリーダーとしてボーンと一緒
             にK2にアタックしようとしている妹アニーと再会する。そして登頂隊はK2にアタックするが、天候が急に悪化。
             アタック隊は雪崩に巻き込まれアニーとボーンと案内役のトムの3人はクレバスに転落してしまう・・・。

  評価 : どことなく『クリフハンガー』のようなイメージを持っていましたが、こっちはテロリストなど出ない。単純に
             レスキューへ向かう人間達の話。しかし!やはりそれだけでは持たなかったんでしょうね。ビル・パクストン演じ
             るボーンとスコット・グレン演じるウィックの過去の話を伏線にしてストーリーは展開していきます。アクション
             シーンにはとても苦労したようで、その熱意は映像からも伝わってきます。劇中で映し出される雪崩はホントに起
             こしたものだそうですもん。でもねぇ、雪山の中でニトロ・グリセリンはいくら何でも無茶じゃないの!?
       でも、それをヌキにしても、それなりに楽しんで観れる娯楽作品ではあります。

        ★★★☆


バグダッド・カフェ(1987・西ドイツ)  
BAGDAD CAFE★★★☆

  監督 : パーシー・アドロン
CAST : マリアンネ・ゼーゲブレヒト
       CCH・パウンダー
       ジャック・パランス
TIME : 1時間49分

STORY: ロスとラスベガスを結ぶハイウェイの真ん中、砂漠の中に「バグダッド・カフェ」と言う寂れたモーテルが
       あった。そこへ一人の太ったドイツ人女性がやってくる。彼女は夫とハイウェイを通過中、けんかをしてしまい
       荷物と一緒に車を降ろされてしまったのだ。そして彼女の荷物である”保温ポット”をそのモーテルの車が拾った
       のを見て、彼女は此処へやって来た。しかし、ここの所、旦那の事や息子たちの事で機嫌の悪い女主人は彼女の
       事を良く思っては居なかった・・・。

  評価 : 太ったドイツ人女性とバグダッド・カフェの住人たちの心温まる交流を描いた作品。モーテルの女主人はすごく
       ヒステリックな女性で最初見た時はすごく不快な人物でした。さらにやって来た太ったドイツ人女性もまたどこか
       異様な風貌の女性で、あまり映画に入り込めないでいました。ところがドイツ人女性がとても心和ます女性と判り
       後半は楽しんで観れました。ラスト近くの”二人の手品ショー”は音楽も楽しくてとてもよかったシーンです。
       最後は名優ジャック・パランスがすごく味を出していて巧いなぁと思いました。

        ★★★☆


ハート・オブ・ウーマン(2000・米)  
WHAT WOMAN WANT★★★★

  監督 : ナンシー・メイヤーズ (ファミリー・ゲーム)
CAST : メル・ギブソン
       ヘレン・ハント
       マリサ・トメイ
TIME : 2時間4分

STORY: ニックは広告代理店に勤めるCMディレクター。育った環境が影響したのか、女性にはまったく敬意を払わない。
       が、いたって女性好き。女性を誘う事だけは天才的だ。クリエイティブ・ディレクターに昇進しようと言うその日
       上司から驚きの言葉を聞かされる。BBD&O社を退職した女性ディレクター ダーシーを雇ったと言うのだ。
       しかもクリエイティブ・ディレクターとして。ダーシーと初対面した時に渡された女性向けの商品の販売戦略を
       自宅で思案中、過って感電し気絶してしまう。気が付くとニックは女性が頭で思った事が聞こえてくると言う事態
       に陥ってしまうのだった・・・。

  評価 : メル・ギブソンのラブ・コメってそう言えば記憶がないです。しかし『リーサル・ウェポン』などでコミカルな
       演技をしているので違和感は無く、逆にそのコメディアンぶりが可笑しくって面白い映画でした。監督は女性なの
       ですが、男性側からの視点で上手く描いて良かったと思います。後半もホロッとする場面が用意されており、映画
       としては無難にまとめ上げたのではないでしょうか?でも、終わり方が唐突なんじゃないのかなぁ?
       映画全編を彩る音楽がサイコーです!!

        ★★★★


ハムナプトラ2 黄金のピラミッド(2001・米)  
THE MUMMY RETURNS★★★★

  監督 : スティーブン・ソマーズ (ハムナプトラ 失われた砂漠の都)
CAST : ブレンダン・フレイザー
       レイチェル・ワイズ
       アーノルド・ボスルー
TIME : 2時間10分

STORY: 5000年前、どう猛な戦士スコーピオン・キングは世界を制覇しようと企んでいた。7年にも及ぶ戦いの末
       スコーピオン・キングの軍は破れ、聖なる砂漠アム・シェアーに追いやられてしまう。照りつける砂漠の太陽に
       焼かれスコーピオン・キングだけになったが、闇の支配者アヌビスは彼を助けた。そして彼にアヌビスの軍を指揮
       させて世界を破壊しつくした。すべてが終わるとアヌビスはスコーピオン・キングを永遠の下部とし砂漠へと戻り
       次に目覚める日を待っていた。1933年エジプト、アヌビスの腕輪を見つけたあの二人が引き金を引くことに
       なるのだった・・・。

  評価 : 前作から2年、再びリックとエヴリンのコンビが大アドベンチャーを繰り広げます。劇中では8年後の設定。
       二人は結婚して息子も出来、幸せにほのぼのと暮らしていると思いきや、息子も含めて危険を省みずバウンティ
       ハンターとして生活しています。ま、この夫婦にゃこれが一番お似合いなんでしょうな。オープニングからドン
       ドン!バンバン!銃撃戦やら何やらアドベンチャーのてんこ盛りで、なんとも耳が痛い!映画館で観ていたら、
       おそらく体調が悪くなる事でしょう(笑)でも、それがこの映画の真骨頂ですからね。2時間10分何も考えずに
       バカ騒ぎしたような錯覚に陥ってみるのもいいでしょう!!

        ★★★★


パニック・ルーム(2002・米)  
PANIC ROOM

  監督 : デヴィッド・フィンチャー (ファイトクラブ)
CAST : ジョディ・フォスター
       クリステン・スチュワート
       フォレスト・ウィテカー
TIME : 1時間52分

STORY: 離婚したメグは娘サラと新居を探していた。知り合いを通じて、緊急避難用の部屋「パニックルーム」付きで
       4階建ての豪邸を購入する。「パニックルーム」とは、この家を建てた富豪が、侵入者からの被害を未然に防ぐ
       為作らせた非常食、監視モニター、トイレ、独自の電話回線を完備する外からは絶対に開けることの出来ない
       スペースだ。しかしメグが引っ越した当日、まだ「パニックルーム」も万全でない夜中に3人の強盗が邸内に
       進入してしまう・・・。

  評価 : デヴィッド・フィンチャー印の映画でした。流れるような映像表現は、ほんとに上手いですねぇ。それと毎回
       魅せてくれるのがオープニング。今回も、派手ではないけれど面白いオープニングを見せてくれました。肝心の
       中身はと言うと、面白いんだけど「そんな派手な事したらあかんのちゃうの?」とツッコミが出来る部分があった
       りして、まぁそれなりには楽しめる出来なんじゃないでしょうか。でもあの覆面の男、意外な人物なのかなぁ?
       と思ってたんだけど何も無かったんで、覆面に意味あったのかなぁ・・・?

        ★★★☆



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