ボクシング・ヘレナ(1993・米)  
BOXING HELENA

  監督 : ジェニファー・リンチ
CAST : シェリリン・フェン
       ジュリアン・サンズ
TIME : 1時間45分

STORY:

  評価 :



ボルケーノ(1997・米)  
VOLCANO

  監督 : ミック・ジャクソン
CAST : トミー・リー・ジョーンズ
       アン・ヘッシュ
TIME : 1時間44分

STORY:

  評価 :



ボンベイ(19xx・インド)

  監督 :
CAST :

TIME :

STORY:

  評価 :



ボーン・コレクター(1999・米)  
THE BONE COLLECTOR★★★

  監督 : フィリップ・ノイス (パトリオット・ゲーム)
CAST : デンゼル・ワシントン
       アンジェリーナ・ジョリー
       クィーン・ラティファ
TIME : 1時間57分

STORY: リンカーン・ライムは全米を代表するような科学捜査官。しかし、とある事故で全身不随となり、ベッドでの
       生活を余儀なくされていた。今動くのは左の人差し指と両肩だけだ。しかも、神経的な発作とも戦わなければ
       ならない体で、知り合いの医者に安楽死をほのめかしていた。そんな中、地中に腕だけだししかもその手の
       指が骨むき出しにされた殺人事件が発生。その現場に居たのは、辛い過去を持った女性警官メアリーだった。
       そして、次々と謎めいた殺人事件が起こるのだった・・・。

  評価 : 映画冒頭は、実に興味深いストーリーが展開されて行きます。サスペンスの王道を行くようなドキドキする
       展開は満足できる内容です。が、驚かせる映像の後の展開が、ガクッとするような事件とはまったく関係の
       ない内容なので、「それってただ驚かせたいだけやん!」なんて思ってしまいました。犯人とおぼしき人物が
       出てきていかにも・・・なのに、なんの事は無いただの人だったり、「おいおい!ちょっと構えた僕は一体
       なんなの?」って思うのでした。犯人にしても、あんな体格が悪かったっけ?なんて・・・。ここまでに
       しておきましょう。ただ、見るに耐える内容ではあるので、十分楽しめるとは思います。

        ★★★


ボーイズ・ドント・クライ(1999・米)  
BOYS DON’T CRY★★★☆

  監督 : キンバリー・ピアース
CAST : ヒラリー・スワンク
       クロエ・セビニー
       ピーター・サースガード
TIME : 1時間59分

STORY: ネブラスカ州リンカーンに住むティーナは”男”としてブランドンと言う名前で暮らしていた。
       彼女は体は女性だが心は男と思い込む「性同一性障害」と言う病気なのだ。ある日、酒場で1人の女性に声を
       かけたことから乱闘に発展する。なんとかその場を逃れたティーナは、声をかけた女性とその男友達たちと
       車で彼らの街に行くことにする。ティーナの素性を隠したまま・・・。

  評価 : 第72回アカデミー賞主演女優賞を受賞した本作。実際に起きた殺人事件を悲劇的に描いています。
       今でこそこう言ういわゆる「病気」は社会的に認知されてきて、いろいろな取り組みがされて来ているようですが
       この時代ではそうは行かなかったようで、劇中でも彼女を「化け物」扱いしている部分があります。しかし!
       僕からすれば、障害を持つ彼女を「化け物」扱いする、彼女の周りの人物たちの方がよほど「化け物」に見えて
       仕方がなかったです。その他にも考えさせられる部分が多くて、映画的には非常に重いです。当然ラストも明るい
       未来など無く、その救いのなさだけが目の前に広がっている気がしました。でもそういう内容なだけに、目を
       背けるのでなく彼女の生きた世界を真っ直ぐに捉え、考えてみてもいいのではないでしょうか?       

        ★★★☆


Hole(1998・台湾・仏)  
★★★★

  監督 : ツァイ・ミンリャン (河)
CAST : ヤン・クイメイ
       リー・カンション
       ミャオ・ティエン
TIME : 1時間34分

STORY: 西暦2000年まであと7日と迫った台湾。しかし、原因不明の伝染病が猛威を振るっていた。
       それは”ゴキブリ病”と呼ばれ、感染すると光を嫌い、暗闇を這い回ると言う・・・。政府は感染地区に対し、
       2000年1月1日午前0時までに立ち退くように勧告する。が、その警告を無視するようにボロアパートに
       済む人々が居た。ある日、男の部屋に「下の階に漏水しているので検査したい」と水道業者がやってくる。
       そのまま男は出掛けたが、帰ってくると部屋の床に穴が開いていた・・・。

  評価 : とっても不思議な魅力のある映画です。SFのようなストーリーなのに、それを感じさせない独特の感覚。
       男女の心をミュージカル仕立てで表現するシーン。そして希望に満ちていると思われるようなエンディング。
       独特の感性と独特の映像美で見せるミュージカルシーンは、音楽共々とても懐かしい感じがします。
       「2000年になっても我々を癒してくれるグレース・チャンの歌声に感謝する」と監督が言うように
       やはりこれは「癒し系恋愛映画」なのだと思いました。

        ★★★★


ホワット・ライズ・ビニース(2000・米)  
WHAT LIES BENEATH★★★☆

  監督 : ロバート・ゼメキス (バック・トゥ・ザ・フューチャー)
CAST : ハリソン・フォード
       ミシェル・ファイファー
       ジョー・モートン
TIME : 2時間10分

STORY: 遺伝子の研究をしている科学者ノーマンとその妻クレアは、クレアの1年前の交通事故の後遺症も無く今は
       とても平和で穏やかな生活をしていた。しかし今日は娘ケイトリンが大学通学の為、家から出る日だった。
       無事に娘の引っ越しも終わり昼間はほとんど一人で生活することになったクレア。ある日、部屋のドアが勝手に
       開いたりささやき声が聞こえると言う怪現象が起こるようになる・・・。

  評価 : 第2の「シックス・センス」を思わせるようなコマーシャル戦略から、癒し系の映画かと思ったらまったく逆で
       普通のサイコ・サスペンスでした。「結末はしゃべらないでください」って言うけどサスペンス映画だったら結末
       はしゃべらないでしょ?普通。映像的にはカメラアングルなど凝った作りになってたりするし、所々で特撮も
       効果的に使っているので十分楽しめます。それほど怖い映画でも無いので、恐怖映画嫌いな人にも安心して薦め
       られる映画でしょう。タイトルの意味が全体を語っています。さぁ辞書をひいて!!(笑)

        ★★★☆


ポエトリー,セックス(2000・豪・加・仏・伊・日)  
THE MONKEYS MASK★★★

  監督 : サマンサ・ラング (女と女と井戸の中)
CAST : スージー・ポッター
       ケリー・マクギリス
       アビー・コーニッシュ
TIME : 1時間30分

STORY: ジルは元警官の女探偵。ある日、娘を探して欲しいと言う依頼を受ける。その娘の名前はミッキー。母親の話では
       実に素直な普通の女の子らしい。調べを進めて行く内に、ミッキーの詩の担当教官ダイアナと知り合う。ジルは
       いつしかダイアナに轢かれて行く。そんなある日、ミッキーが死体となって発見されてしまう。両親の願いで
       犯人探しをすることになったジルは、ミッキーは隠された別の顔を持っていた事を知ってしまう・・・。

  評価 : 作品タイトルから想像すると「官能ラブストーリー」。多分にその展開もあるんですが、基本的にはサスペンス
       と言った方が良さそうな映画でした。でも、犯人が見つかる課程も平凡だし、ストーリーも薄い感じがしました。
       官能的なシーン、特にレズシーンが見たい方はぜひどうぞ!あ、でもそのシーンはけっこうきつかったりします
       けどね(笑)だってケリー・マクギリスだもん・・・なんだかすごく老けたね、ケリー。

        ★★★



戻る