マザーズ・ボーイ 危険な再会(1994・米)
MOTHER’S BOYS
監督 : イブ・シモノー
CAST : ジェイミー・リー・カーチス
ルーク・エドワーズ
ジョン・ウォーリー・キルマー
TIME : 1時間37分
STORY:
評価 :
マージョリーの告白(19xx)
監督 :
CAST :
TIME :
STORY:
評価 :
マイ・フレンド・フォーエバー(1995・米)
THE CURE
監督 :
CAST : ブラッド・レンフロ
ジョセフ・マゼロ
アナベラ・シオラ
TIME : 1時間40分
STORY:
評価 :
マッド・シティ(1997・米)
MAD CITY
監督 : コスタ・ガブラス
CAST : ダスティン・ホフマン
ジョン・トラボルタ
TIME : 1時間55分
STORY:
評価 :
マスク・オブ・ゾロ(1998・米)
THE MASK OF ZORRO
監督 : マーティン・キャンベル
CAST : アントニオ・バンデラス
アンソニー・ホプキンス
キャサリン・ゼタ・ジョーンズ
TIME : 2時間17分
STORY:
評価 :
監督 : ウォシャウスキー兄弟 (バウンド)
CAST : キアヌ・リーブス
キャリー・アン・モス
ローレンス・フィッシュバーン
TIME : 2時間16分
STORY: ネオは最近起きていても夢を見ている感覚に悩まされていた。彼はコンピュータープログラマーと言う
昼の顔の他に、凄腕のハッカーと言う顔を持っていた。そんな彼のパソコンの画面に「マトリックスが
見ている」などの不可思議な文字列が浮かび上がる。「白うさぎの後を付いていけ」と言う言葉に従った
ネオはトリニティという女性に出会い、さらに導かれるままにモーフィアスと出会うのだった。そして彼から
聞かされた話は、とても信じがたい内容のものだった・・・。
評価 : テンよし、中よし、終いよし(競馬用語)。この映画には、この言葉がピッタリです。最初のつかみは抜群!
中盤もだれることなく展開し、後半はすごい切れ味でゴールまで突き進む。完全無欠のスーパームービー!
女性からは、内容がよく解らないなどの言葉を聞きますが、映画の展開の早さ故の言葉に思うんですが?
じっくり見ればよく解る内容ですので、諦めずに見て下さい。こんなとてつもない映画が理解出来ないなんて
事、あまりに悲し過ぎるので。日本アニメ「攻殻機動隊」を参考にして作られたような部分もあったりして
アニメを実写にしたらこんな感じになるんだろうなって思います。そちらも見てはいかがでしょうか?
★★★★★
マネキン(1987・米)
MANNEQUIN
監督 : マイケル・ゴットリーブ
CAST : アンドリュー・マッカーシー
キム・キャトラル
TIME :1時間27分
STORY:
評価 :
MAGIC(1978・米)
MAGIC
監督 : リチャード・アッテンボロー
CAST : アンソニー・ホプキンス
アン=マーガレット
TIME : 1時間47分
STORY:
評価 :
監督 : エドワード・ズウィック (戦火の勇気)
CAST : デンゼル・ワシントン
アネット・ベニング
ブルース・ウイリス
TIME : 1時間56分
STORY: マンハッタンでバスジャックが発生。爆発物が仕掛けられたようだった。現場に急行しようとしていた
FBIテロ対策員ハバードだったが、それはペンキ爆弾と判明、人質も無事に救出された。が、FBIには
犯行声明があり「彼を釈放せよ」とのFAXも届く。捜査を開始するFBIだったが、バス事件の人質に
勝手に取材している人物が現れる。それはCIAの女性諜報員エリース・クラフトだった。ハバードは彼女に
不信感を抱く。そして新たな事件が起こる・・・。
評価 : 話が実に複雑で、整理して見るのに苦労します。特にアネット・ベニングの役柄が実に分かりづらい人物で、
彼女を把握するのに苦労すると思います。さらに、最初の展開が、かなり見せすぎの感があり、
ブルース・ウイリスの登場部分である程度先の内容が、分かるのがちょっと不満ではあります。最初の部分を
少し誤魔化すような演出をしてくれれば、後半もっとスリリングな展開が見れたような気はしました。
ニューヨークに装甲車を走らせる事や、街中で大規模な爆破シーンを撮影するなど、見応えはあるのに
その点が、とても惜しいと思いました。
★★★
監督 : マイケル・ホフマン (素晴らしき日)
CAST : ケヴィン・クライン
ミシェル・ファイファー
キャリスタ・フロックハート
TIME : 2時間1分
STORY: 19世紀初頭、イタリアのモンテ・アテナ。シーシアス公とヒポリタの婚礼準備が進んでいた。そのころの
女性の結婚相手は親が決めた者としか出来ないとされ、背くと尼になるか死を選ぶしかなかった。そして年頃の
娘ハーミアは、父が決めたディミトリアスと言う男性が居たのだが、ハーミアはライサンダーと恋に落ちていた。
一方ディミトリアスはヘレナと言う女性から求愛されていたのだった。そして、ハーミアとライサンダーは
家出を決意。それをディミトリアスが追いかけ、されにヘレナも後を追うことになるのだった。妖精たちが
棲む森での大騒動が待っているとも知らずに・・・。
評価 : シェークスピアのロマンティック・コメディの映画化。最初は、すごーく怠いテンポに眠くなってしまいそう
でしたが、途中から(妖精が媚薬を間違えて使ってから)すごく面白く見れました。そして、4人の男女と
妖精の王たちのドタバタ恋愛劇が上手くまとまって「あ〜終わりかぁ」と思っていると、そこからが、また何か
違う映画を見ているようで楽しめると言う、2重構造に感心。ラストはほんわかしてて、また素敵でした。
最初だけ睡魔と戦えば、楽しめる作品だと思います。
★★★
監督 : ウイラード・キャロル
CAST : ショーン・コネリー
アンジェリーナ・ジョリー
マデリーン・ストウ
ジリアン・アンダーソン
TIME : 2時間1分
STORY: ジョーンはハリーとケンカ別れした場所でキーナンと出会う。ヒューは酒場で愚痴相手を探す日々。
グレイシーはロジャーとホテルで密会、ハンナとポールはケンカが元で離婚の危機。メレディスは職場で
出会ったトレントと交際を始めるが上手くいかない。ミルドレッドは息子マークの見舞いで病院に。
11人の男女の物語が始まり、やがて複雑に交差し始める・・・。
評価 : 5人の女性と6人の男性。その11人の物語が交互に描かれていて、最初は展開に付いていく事に精一杯で
とても大変です。どうやってすべての話をまとめるのだろう?と思います。ところがその物語のどれもがすごく
興味深い内容なので、そんなことはどうでもよくなり次第にのめり込んで行きます。そして後半、その物語
すべてが複雑に絡みだし一つにまとまる。すごく面白い着地点でした。それと同時にとても素敵な着地点です。
最後のショーン・コネリーの渋さが光ります。小品ですが、ぜひ見て欲しい一品。
★★★★
監督 : ジェイ・ラッセル
CAST : フランキー・ミューニース
ケビン・ベーコン
ダイアン・レイン
TIME : 1時間35分
STORY: 1942年、ミシシッピ州ヤズー。人口1万人ほどの平和で小さな町。内気でいじめられっ子のウイリーは
もうすぐ9歳。話好きなお母さんと厳格なお父さんと3人暮らしだ。お母さんは9歳の誕生日に犬をプレゼント
しようとお父さんに相談するが、まだ責任の負える歳じゃないと断られる。しかし、なんとか説得しウイリーに
犬をプレゼントする。大喜びのウイリーは犬に”スキッパー”通称”スキップ”と名付ける。そしてスキップと
ウイリーの温かい交流が始まる・・・。
評価 : ウイリー・モリスの自伝の映画化。頭が良くて、本当に人間の気持ちが分かるかのような犬”スキップ”のお話。
ある時はウイリーの話相手になったり、ある時はガールフレンドとの間を取り持ったり、ウイリーとスキップは
強い「絆」で結ばれているかのような感じがしました。そうまるでドラえもんとのび太くんの関係のように。
子供の成長過程に置いて、血の通った温もりのあるペットとの親交はとても大事なものです。しかし、その「友達」
は必ず先に逝ってしまいます。それをふまえて後悔しないようなふれあいをしていかなければならないとこの映画
を観て思いました。ペットを飼われて居る方、是非ご覧になってみて自分とペットの関係を考えて見てはいかがで
しょうか?
★★★☆
監督 : スパイク・ジョーンズ
CAST : ジョン・キューザック
キャメロン・ディアス
ジョン・マルコヴィッチ
TIME : 1時間52分
STORY: クレイグは売れない人形師。今日も街角で誰も見てくれない人形劇をやっている。ある日、子供に見せては
いけないような劇をやってその子の親に殴られてしまう。そして、ついに別の仕事を見つける決意をし面接を
受けることにした。MFビルの71/2にあるレスター社と言う会社の面接に来た彼は即採用されることになる。
ある日、仕事をしていると変な入り口を見つける。そこは15分間だけジョン・マルコヴィッチになれる穴の
入り口だった・・・。
評価 : なんとも凄くヘンテコなストーリーを考えたものです。これはアイデアの勝利の何ものもないでしょう!
他人の中に入れる穴があったら入ってみたいと言う誰もが思うネタから入って、後半はドロドロとした人間の業の
深さ・欲深さを思い知らされるような展開に持っていくのだから恐れ入りました!って感じです。あらすじから
観るとコメディ的な要素がプンプンしますが、後半凄くヘビーな展開を見せるのでその辺はちょっと覚悟して
観た方がより楽しめるんじゃないかと思います。いろんな俳優さんがカメオ的な感じで出てくるので探して観る
のも楽しいと思います。周り全員がマルコヴィッチと言うシーンには爆笑です!!
★★★★
監督 : ジョエル・ズウィック
CAST : ニア・ヴァルダロス
イアン・ゴメス
マイケル・コンスタンティン
TIME : 1時間35分
STORY: トゥーラはギリシャ系。特に美人でも無く取り柄のない引っ込み思案の30歳の独身女性だ。小さい頃から早く
ギリシャ人の男性と結婚しろと父親から言われて居たが、トゥーラはそれがとても嫌でうんざりしていた。
もっともっといろんな事を吸収して自分を変えたいと思っていたトゥーラは、市民大学に通い出す。コンピュータ
を学んだトゥーラは叔母の経営する旅行代理店で働く事になる。ある日、以前実家の料理店に来た事のある男性が
働いている自分を見ている事に気が付く。彼の名はイアン。やがて二人は愛し合うようになるのだが・・・。
評価 : トム・ハンクス夫妻がプロデューサーの作品。主演のニア・ヴァルダロスが脚本・主演していた一人舞台を見て
映画化を決めたそうです。で、このお話、実話の映画化で、しかもトゥーラ役のニアとマイク役のイアンの本当に
あったお話の映画化なんだそうです。アメリカでは制作費500万にも係わらず2億ドルを突破するほどの大が
2つも3つも付くほどの大ヒットとなりましたが、日本では地味〜に公開が終わってしまいました。でも、観て
みるとコレが意外に面白いのです。とっても憎めないギリシャ人たちが映画全体を盛り上げてくれて、ラストは
とてもほっこりして『観て良かったなぁ』と思ってしまいました。泣ける映画も良いですが、こういうコメディ
タッチの明るい作品も良いですね。勢いに乗って後日談がTVドラマ化もされたようですがコケたようです。
小品ですがぜひ観てください。
★★★★