ユニバーサル・ソルジャー(1992・米)  
UNIVERSAL SOLDIER

  監督 : ローランド・エメリッヒ (インデペンデンス・デイ)
CAST : ジャン・クロード・ヴァン・ダム
       ドルフ・ラングレン
TIME : 1時間44分

STORY:

  評価 :



ゆりかごを揺らす手(1992・米)  
THE HAND THAT ROCKS THE CRADLE★★★★★

  監督 : カーティス・ハンソン (L.A.コンフィデンシャル)
CAST : レベッカ・デモーネイ
       アナベラ・シオラ
       ジュリアン・ムーア
TIME : 1時間51分


STORY: クレアは2人目の子供を妊娠していた。ある日、診察してもらうためモット博士の所に行くと、博士は
       診察するふりをしながら猥褻な行為を行った。ショックを受けたクレアは夫のマイケルに相談、警察に
       訴えることにした。この事件がマスコミに大きく取り上げられると他にも被害を受けた女性が次々に訴えを
       起こす騒ぎへと発展。モット博士はそれに耐えられずピストル自殺をしてしまう。それに衝撃を受けたのは
       モット博士の妻ペートンだった。妊娠していた彼女はそれが元で流産してしまうのだった・・・。

  評価 : 自分の夫の恥ずかしい犯罪から起きた復讐劇。そりゃあんたえらい迷惑でっせ!って感じです。
       レベッカ・デモーネイは悪女をやらせたら巧いですね。ベビーシッターとして入り込んで確実にその家庭を
       崩壊させていく部分はとても恐ろしい。知り合いも庭師もすべて排除してしまってもうこの家族を
       救う手だては無いのか?とドキドキしてしまい、切り札が出てきた時は「よっしゃ!」と思ってしまいました。
       サスペンスの傑作! 考えてみるとデモーネイの方もほんとは被害者であるはずなんですけどねぇ・・・。

        ★★★★★


U−571(2000・米)  
U−571★★★★★

  監督 : ジョナサン・モストウ (ブレーキ・ダウン)
CAST : マシュー・マコノヒー
       ハーベイ・カイテル
       ビル・パクストン
       ジョン・ボンジョビ
TIME : 1時間56分


STORY: 1942年、第2次世界大戦下のヨーロッパ、北大西洋上。ドイツの高性能潜水艦「Uボート」は、その
       先進性から連合軍の巡洋艦、駆逐艦などに多大な被害を与えていた。そんな中、連合軍は北大西洋上で故障し
       漂流している「Uボート」からの救難信号を受信する。「エニグマ」と言う暗号機に翻弄されていた連合軍は
       このUボートに奇襲をかけ「エニグマ」を奪取する作戦を立てる。そして旧式の潜水艦「S−33」にその
       ミッションは委ねられた・・・。

  評価 : 実際に第2次世界大戦で行われたミッションを元にした作品。はっきり言っておもしろいっ!!
       「U−571」に奇襲をかけ、見事「エニグマ」を奪取し作戦は成功・・・と思いきや、これがすごい話の
       始まりでした。ものすごい緊張感、息を呑む潜水艦内、まったく先の見えない展開。どこをどう観ても驚きの
       連続です。爆雷を避ける時のあの緊張感は、観ているこちらも息を止めてしまうほどです。
       それぞれの乗組員も素晴らしく、特に副長役マシュー・マコノヒーの成長が観ているこちらも手に取るように
       解り、人間ドラマとしても素晴らしい作品です。ほんとに潜水艦映画にハズレなし!必見!!

        ★★★★★


ユリョン(1999・韓国)  
幽霊★★★★☆

  監督 : ミン・ビョンチョン
CAST : チェ・ミンス
       チョン・ウソン
       ソル・ギョング
TIME : 1時間43分



STORY: 1999年6月8日、パルミラ諸島の来た10km。韓米合同訓練の最中、韓国の第3艦隊所属潜水艦”チャン・
       ボゴ”内で艦長が錯乱状態に陥った。ミサイル士官イ・チャンソクが艦長を射殺と言う結果で事態は納まる。が
       イ・チャンソクは軍規に違反した罪で罰せられ銃殺刑に処される。しかし、彼は銃殺されていなかった。気が付く
       と彼はそれまでの経歴他名前さえも抹消されミサイル士官431と呼ばれるようになっていた。そして秘密裏に
       建造されていた韓国初の原子力潜水艦「ユリョン」の任務に付くことになった。恐るべき任務が待っているとは
       知らずに・・・。

  評価 : 韓国のアカデミー賞と言われる大鐘賞の主演男優賞他6部門を受賞した本作。しかし、日本公開寸前に真珠湾で
       起こったえひめ丸とアメリカ原潜との衝突事故のあおりを受けて、気が付いたら日本公開が終わってしまっていた
       と言う泣くに泣けない結果になった映画でした。内容的には韓国映画でも「潜水艦映画にはずれ無し!」と言う
       言葉は当てはまりました。少しシンプルなストーリー展開ではありますが、緊張感もあり面白かったです。
       ラストでのクーデターを起こした副艦長とミサイル士官431との駆け引きは、この映画のテーマをストレートに
       表現していたと思います。

        ★★★★☆



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