乱気流 -タービュランス-(1997・米)
TURBULENCE
監督 : ロバート・バトラー
CAST : ローレン・ホリー
レイ・リオッタ
TIME : 1時間41分
STORY:
評価 :
ラウンダーズ(1998・米)
ROUNDERS
監督 : ジョン・ダール
CAST : マット・デイモン
ジョン・マルコヴィッチ
エドワード・ノートン
TIME : 2時間1分
STORY:
評価 :
監督 : トム・ティクヴァ
CAST : フランカ・ポテンテ
モーリッツ・ブライプトロイ
TIME : 1時間21分
STORY: 現在時刻AM11:40。ローラの家に恋人マニから電話がかかる。「ローラ!助けてくれ!ボスの
10万マルクを無くした。昼の12:00までに金を作らないと俺は殺される・・・」
タイムリミットは20分。ローラは受話器を投げ出し、走り出した!!
評価 : 走る!走る!走る! 冒頭からテクノサウンドに乗ってローラが走りまくる!
このテンポ、妙に心地良い。 途中、すれ違った人たちのその後の映像が挿入される時は
「え?何?なんか関係あるの?」って思ってしまうし、映画が始まって20分後、「え?ええ?」
なんて思います。が、その後に「あー!そうかぁ!!」って思ってしまう辺り、すごい!!の一言。
とりあえず訳が分からない人も、映画始まって20分まではガマンして見て下さい。お願い!
★★★★★
ライトスタッフ(1983・米)
THE RIGHT STUFF
監督 : フィリップ・カウフマン
CAST : サム・シェパード
エド・ハリス
スコット・グレン
TIME : 3時間13分
STORY:
評価 :
ライフ・イズ・ビューティフル(1998・伊)
LA VITAE BELLA
監督 : ロベルト・ベニーニ
CAST : ロベルト・ベニーニ
ニコレッタ・ブレスキ
ジョルジオ・カンタリーニ
TIME : 1時間57分
STORY:
評価 :
監督 : チェン・ユーシュン (熱帯魚)
CAST : タン・ナ
シー・イーナン
リャオ・ホェイチェン
TIME : 1時間53分
STORY: 歌が好きなアシェンは叔母のパン屋でパンを作っている。ある日、レモンパイを買いに来た女性を見て驚く。
小学生時代一緒に”透明人間”を探したリーホァだった。アシェンは彼女の事が好きだったが、それを言えず
仕舞いで彼女は消えてしまったのだ。その思いを手紙に託そうとするがうまく出来ず、のど自慢番組に出場して
歌にして届けようと考え、アシェンの家に同居しているミュージシャン志望のシュウと特訓を始めるのだった。
一方、シュウの妹でちょっと太っちょなリリーは道でポケベルを拾うが、その持ち主は自殺志願者だった・・・。
評価 : 上のあらすじにはアシェンのお話とリリーのお話を書きましたが、リーホァとセールスマンのアスンのお話も
あり、そのそれぞれの人物がすべてのストーリーに絡んでくると言うオムニバス風な演出になっています。それが
とても斬新で面白い。気の弱いアシェンがリーホァに思いを告げる為に、ケーキの名前で表現するのがとても
キュート。”ごめん””永遠に愛す””言葉は無力””最愛の人”などなど叔母さんが寒そうな顔をするのが
とても印象的です。それぞれのお話がとてもよく作られていて、特にラスト、のど自慢で唄うアシェンのシーンは
見ていてホロッと来てしまいます。歌はひどいもんですが・・・(笑)
★★★★
監督 : チャン・ソヌ
CAST : イ・サンヒョン
キム・テヨン
チョン・ヘジン
TIME : 1時間48分
STORY: Yは友人コ・ウリの家に行くと言って嘘をつき汽車に乗った。Jにその身を捧げるためだ。Yは18歳。大学進学
を目前にした高校生。Jは38歳。現代美術作家の一人だ。ウリに紹介されて電話で話しているうちにYは彼に
逢いたくなった。そして抱いて欲しくなったのだ。そして彼と出会いそのままホテルへ直行。やがて二人の関係は
エスカレートしていくのだった・・・。
評価 : 「この映画は猥褻問題で発売禁止となった小説の映画化である」
いきなりこの文が映し出されるこの作品。映画の中身もほんとにカゲキでした。って言うかそれしか無いんだな。
嘘で始まった映画。結局最後のオチも嘘で終わる。別に感激出来る内容でも無く、考えさせられる内容でも無く。
ただ単に、その世界の深みにハマッテ行くJとYを描き出しているだけだったのでした。ほんとそれだけ。
これって「一般映画」と言っていいの?ちなみに韓国では上映禁止になりましたが、日本ではR指定はかかって
いたものの「一般映画」として上映されました。
★★
監督 : ソン・ヘソン
CAST : チェ・ミンシク
セシリア・チャン
ソン・ビョンホ
TIME : 1時間56分
STORY: カンジェは40歳を過ぎてもぶらぶらとチンピラのような生活をしている独身だ。ある日、友人で先に出世した
ヨンシクが縄張り争いをしている組の組員を殺してしまう。居合わせたカンジェは身代わりで自首する代わりに
船を買う資金を要求する。そして自首しようとしたその日警察から『奥さんのパイランさんがが亡くなりました』
との知らせを聞く。そう言えば昔、小金欲しさに戸籍を貸した事があったのだ。見たことも無い妻の遺骨を引き取
る為、彼女が暮らしていた街へと向かうのだった・・・。
評価 : 浅田次郎原作で、過去に中井貴一主演で映画化もされた作品の韓国版。
人の温かみを知らずに無気力に暮らしていたカンジェが、見ず知らずの女性が亡くなるまで慕っていてくれたと
いう事実で自分の生きている意味を理解するまでを描く感動作品。地味ですが、良い作品でした。カンジェの今
とパイランの生きていた時間とを交互に見せる事で、感情の揺れ動きを上手く表現出来ていたのではと思います。
でも、もう少しパイランのカンジェへの想いを描いてもよかったのかなぁ・・・。
でもパイラン役のセシリア・チャンはビューチホーですね。こういう薄幸の美少女的な役は合いそうです。
★★★☆