オールウェイズ(1989・米)  
ALWAYS

  監督 : スティーブン・スピルバーグ (ジュラシック・パーク)
CAST : リチャード・ドレイファス
       ホリー・ハンター
       オードリー・ヘップバーン
TIME : 2時間3分

STORY:

  評価 :


オズの魔法使い(1939・米)  
THE WIZARD OF OZ

  監督 : ビクター・フレミング (風と共に去りぬ)
CAST : ジュディ・ガーランド
       バート・ラー
  制作 : 
TIME : 

STORY:

  評価 :


オール・アバウト・マイ・マザー(1999・スペイン)  
ALL ABOUT MY MOTHER★★★☆

  監督 : ペドロ・アルモドバル
CAST : セシリア・ロス
       マリサ・パレデス
       ペネロペ・クルス
TIME : 1時間41分



STORY: マヌエラはマドリードで移植コーディネーターの仕事をしている。息子は1人、夫はいない。息子のエステバンは
       小説家を目指す17歳。父親の事は顔も、母とどんな恋愛をして自分が生まれたかも知らなかった。そして17歳
       の誕生日、母と一緒に「欲望という名の電車」の舞台を見る。かつて母が若いとき演じた事があると言う舞台だ。
       さらにその日、父の事を教えてもらう約束だった。観劇後、主演女優にサインを貰うため、雨の中、母と一緒に
       女優を待っていたが、その女優は車で行ってしまう。それを追いかけたエステバンは母の目の前で車に轢かれ
       父の事も知らず死んでしまう。マヌエラは失意の中、かつて夫だった男に息子の事を告げるためバルセロナへと
       向かうのだった・・・。

  評価 : 2000年のアカデミー賞外国語映画賞に輝く作品。マヌエラと彼女を取り囲む4人の人たちの人生を通じて、
       女性とは?を描いた人間ドラマ。とてもいい映画ですが僕は男性なので、「オール・アバウト・マイ・マザー」
       と言うこの映画の本質があまりよく見えませんでした。「女性とは?」にとらわれ過ぎていたのかも知れません。
       それでもいくつかのシーンで、自然と瞼が熱くなったのは、体が何かを感じ取ったからなのかも知れません。
       それが何かはまだ分かりませんが・・・。ただ、ラストかつての夫と再開するシーンはとても印象的です。
       女性が見ると、とてもよく理解出来る作品だと思います。どなたかご覧になられた方!感想を聞かせてください。

        ★★★☆


オータム・イン・ニューヨーク(2000・米)  
AUTUMN IN NEW YORK★★★

  監督 : ジョアン・チェン (シュウシュウの季節)
CAST : リチャード・ギア
       ウィノナ・ライダー
       エレイン・ストリッチ
TIME : 1時間46分

STORY: ウイルはニューヨークでも高級なレストランのオーナー。48歳でプレイボーイな彼だが別れた妻との間に
       娘が1人いる。ある日、恋人と別れ話をしているときに見かけた女性が彼のレストランに客として来ていた。
       彼女の名前はシャーロット、帽子のデザインを勉強している。ウイルは彼女に興味を持ち、彼女に帽子を作って
       欲しいと依頼する。パーティ当日、帽子を届けにきたシャーロットだが、ウイルは、パーティに行くはずだった
       女性が突然行けなくなったと言うのだ。そして、シャーロットに一緒にパーティに行かないかと誘う。喜んで
       一緒にパーティに出掛けた二人は、いつしか恋に落ちてしまう。が、彼女は不治の病に冒されていた・・・。

  評価 : 2000年の最後を飾った究極のラブ・ストーリー。・・・と言うふれ込みでしたが、難病を題材に取り入れた
       特に目新しさのない普通の恋愛映画でした。ニューヨークの秋はすごく短いそうで、それにシャーロットの人生を
       重ね合わせたような、はかなく悲しい物語が展開されていくのです。「シュウシュウの季節」のような、どーん!
       と重くのしかかってくる悲しさはないものの、ジョアン・チェンと言う監督は悲しい映画が好きなんでしょうか?
       ニューヨークの秋から冬にかけての映像はとても美しくてそれは素敵ですし、映像の見せ方も巧いと思います。
       でも「ウイルはお金持ちだからなんでも出来るやーん!」なんて、後半の展開で僕は思ってしまいました。
       純粋な恋愛映画がお好きな方はどうぞ。僕はひねくれているのかな・・・。

        ★★★


オーロラの彼方へ(2000・米)  
FREQUENCY★★★★

  監督 : グレゴリー・ホブリット (真実の行方)
CAST : デニス・クエイド
       ジム・カビーゼル
       エリザベス・ミッチェル
TIME : 1時間58分

STORY: 80年ぶりにニューヨークでオーロラが確認されたその日、1969年10月。フランクはタンクローリーの
       横転事故現場に居た。彼は家族想いで大リーグのメッツが大好きな勇敢な消防士だ。今回の現場でも危険を承知で
       人命救助に向かいなんとかその責務を果たすのだった。それから30年後の1999年10月10日。フランクの
       息子、今は刑事になったジョンは愛する人とのゴタゴタで疲れていた。その日、彼は家のクローゼットで古びた
       無線機を見つける。そして何処からか呼び掛けてくる相手と話を始めると、どうやらそれは30年前の父親らしい
       事に気が付くのだった・・・。

  評価 : 日本タイトルや、各情報誌の短評なんかを見ると「遠い空の向こうに」のような感動的な親子のストーリーだと
       思って見始めました。ところが少しずつその考えは崩れて行きました。この映画はそんな映画じゃないのです!!
       基本に流れているのは親子の愛なんですけど、後半はサスペンスと言った方が良いと思います。映像的にもあちこ
       ちにいろんな伏線が散りばめられていて飽きさせませんし、なんと言っても結末の行方がまったく見えない!
       どんな結末を迎えるかは、その目で確かめてください!僕的には満足できる1本でした。

        ★★★★



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