カクテル(1988・米)
COCKTAIL
監督 : ロジャー・ドナルドソン (ダンテズ・ピーク)
CAST : トム・クルーズ
ブライアン・ブラウン
エリザベス・シュー
TIME : 1時間43分
STORY:
評価 :
硝子の塔(1993・米)
SLIVER
監督 : フィリップ・ノイス (セイント)
CAST : シャロン・ストーン
ウィリアム・ボールドウィン
トム・ベレンジャー
TIME : 1時間47分
STORY:
評価 :
監督 : スティーブン・ソダーバーグ (セックスと嘘とビデオテープ)
CAST : ジェレミー・アイアンズ
テレサ・ラッセル
アレック・ギネス
TIME : 1時間39分
STORY: 1919年プラハ。カフカは新作「変身」の冒頭部分の書き出しに頭を悩ませていた。
ある日、親友のエデュアルドが謎の”笑う男”に連れ去られてしまう。その事を知ったカフカは彼を捜すため
調査を開始した。しかし、彼の恋人であったガブリエラに彼の事を訪ねるが、驚いたことに彼を知っていた
ことも認めようとしないのである。そして調査を進めていくうちに、彼もまた”笑う男”に狙われるので
あった・・・。
評価 : 最初は白黒ではじまり、途中でカラーになり、また白黒に戻る。陰影の付け方とか、白黒を巧みに利用した
映像はすごく印象的。カラーになるシーンも、必然性を持たせていたりしてソダーバーグの演出の高さを
認識させてくれます。でも、ちょっと単調な内容は、眠気を誘うのです。なにをやっているのか理解するのが
大変な映画。顕微鏡に映し出された映像にはちょっとビックリ!ですが・・・。
★★★☆
カラー・オブ・ハート(1998・米)
PLEASANTVILLE
監督 : ゲーリー・ロス
CAST : トビー・マグワイア
リース・ウィザースプーン
TIME : 2時間4分
STORY:
評価 :
監督 : ホウ・シャオシェン
CAST : フォン・フェイフェイ
ケニー・ビー
メイ・ファン
TIME : 1時間33分
STORY: シャオ・シンホイは女性カメラマン。今日はCM撮影の為にある島にやって来ていた。その島である青年に
興味を惹かれる。彼の名はクー・チンタイ。医学を志していたが2年前に事故で視力を無くしてしまったのだ。
そして日は流れ、台北に戻ったシンホイは偶然チンタイと再会する。彼は台北の友人の家に下宿し角膜移植を
待っていたのだ。シンホイはいろいろと彼の世話をするようになる・・・。
評価 : 今から20年も前の作品。このところの亜細亜電影とはまったく趣の違った青春映画でした。なんと言うか
まるで60年代の日本青春映画を見ているようなのです。オープニングに流れる主題歌であろう曲がことある
ごとにBGMとして流れる。最後にはハナ歌を唄っている自分が居るくらいでした(笑)ストーリーももう少し
起伏が欲しかったですねぇ。ま、20年も前だからムリか・・・。日本人にも馴染み深い「仰げば尊し」が
かなり歌詞が変わって出てくるのが、とても印象的でした。
★★☆
監督 : チャン・ユニョン (CONTACT 接続)
CAST : ハン・ソッキュ
シム・ウナ
ヨム・ジョンア
TIME : 1時間58分
STORY: どしゃ降りの雨の中、河川敷で変死体が発見された。その死体には腕が無く、さらに足はあったのだが別人の足が
付けられていた。次の日スーパーのエレベーターで頭と腕だけの死体が発見される。最初の死体の足はこの死体の
ものと判明するが胴体は見つからなかった。さらに運動場で3つ目の死体が発見される。その死体の腕は最初の
死体のものだったが、今度は心臓が発見されなかった。どの死体も体のどこか一部が発見されずにいたのだった。
そしてその3つの死体の共通点が博物館で働く女性チェ・スヨンと知り合いだと分かるのだった・・・。
評価 : いきなりからのエグい映像描写。サンドイッチを食べながら見始めたあとれーゆはいきなりで驚きました(笑)
観れば観るほどに謎が深まって行き、のめり込んでいくストーリー展開は見事です。最初から3つの死体が発見
されて、しかもそれがパズルのような組み合わせで見つかったりするものですから、しっかりと頭の中で整理して
観ないと解らなくなってしまいます。そして、後半すべてが繋がって大団円と思いきや、そこからさらに驚きの
事実が分かると言う展開で、新しい謎を残したままエンディングを迎えるのは実に巧い作り方だと思いました。
まだ、あとれーゆ自身も謎が全部解き明かせては居ません。おそらくこうだろうとは思うんですけど・・・うーむ。
内容も展開もまったく違いますが韓国版「氷の微笑」と思ってもらえると雰囲気は掴めるんじゃないでしょうか。
★★★★☆
監督 : ウィシット・サーサナティヤン (ナンナーク)
CAST : チャッチャイ・ガムーサン
ステラ・マールギー
スパコン・ギッスワーン
TIME : 1時間54分
STORY: 雨の中”サーラー・ロウ・ナン(乙女を待つ場所)”で誰かを待っている女性。彼女の名はラムプイ。彼女は今
駆け落ちをしようとしていた。相手は彼女とは身分が違う貧しい青年ダム。だが彼はその場所に来なかった。と
言うより、遅れてやって来たのだ。ダムは盗賊団に入り”ブラックタイガー(黒い虎)”と呼ばれ恐れられていた
のだ。ラムプイはそのことをまだ知らなかった。やがて、ラムプイは父親の薦めで警察隊の若き青年ガムヂョン
と結婚することになってしまった。そして、ダム・ラムプイ・ガムヂョンの悲しい物語が始まるのだった・・・。
評価 : タイ発の新感覚ムービー。極彩色に彩られた背景には不思議な感覚を覚えます。ストーリーもノスタルジックに
描かれていて見ていて飽きません。そして!なによりそのキャラクター達。日本の俳優・海東 健(じっくりコト
コト煮込んだスープの人)を崩した様な風貌のダム、市川染吾郎を同じく崩したようなガムヂョン。この二人に
盗賊団のボスの片腕マヘスワンを見ていると「コメディ?」と思ってしまいます。それを救って(?)いるのが
ヒロイン・ラムプイを演じるステラ・マールギー。タイ語以外にも3カ国語を話す才女だそうです。とにかくは
まず、その眼で見て確かめて見てください。楽しめる映画ではあると思いますよ。ちなみにDVDに収録のCM
は「上手いなぁ」と感心してしまいました。そちらもぜひどうぞ!
★★★★☆
監督 : キム・テギュン
CAST : チャン・ヒョク
シン・ミナ
キム・スロ
TIME : 1時間48分
STORY: キム・ギョンスはその人並みはずれた能力のお陰で、高校を転々としていた。そして”最後の高校”にする気持ち
でやって来たのが『火山高』。しかし、この学校では秘伝書【師備忘録】を巡って先生・学生を巻き込んでの
覇権争いが起きていた。キム・ギョンスは、その騒動にも巻き込まれまいと、ひたすら自分を押さえ込む努力を
していくのだった。やがて、学生NO.1と言われるソン・ハンニムがNO.1を狙うチャン・リャンと教頭の
罠にはまり、少年院に監禁されてしまう。やがてキム・ギョンスは覇権争いに否応なく飲み込まれて行く・・・。
評価 : 韓国発の近未来学園アクション。って書くと聞こえが良いけど、簡単に言えばスーパーバカ映画って事ですな。
でも、ワイヤーアクションをふんだんに使っていて楽しめました。作りもコミカルで楽しめましたしね。・・・
って書くことってこれくらいしか浮かばないんですよねぇ。特に印象に残るって事もないし。まぁ、楽しめるのは
間違いないので、気楽な感じで観てください。
★★★