グレムリン(1984・米)  
GREMLINS

  監督 : ジョー・ダンテ
CAST : ザック・ギャリガン
       フィービー・ケイツ
TIME : 1時間47分

STORY:

  評価 :


グレムリン2 新種誕生(1990・米)  
GREMLINS2
THE NEW BATCH

  監督 : ジョー・ダンテ
CAST : ザック・ギャリガン
       フィービー・ケイツ
TIME : 1時間47分

STORY:

  評価 :



クリムゾン・タイド(1995・米)  
CRIMSON TIDE

  監督 : トニー・スコット (トップガン)
CAST : デンゼル・ワシントン
       ジーン・ハックマン
TIME : 1時間56分

STORY:

  評価 :




グッド・ウイル・ハンティング 旅立ち(1997・米)  
GOOD WILL HUNTING

  監督 : ガス・バン・サント
CAST : マット・デイモン
       ベン・アフレック
       ロビン・ウイリアムス
TIME : 2時間7分

STORY:

  評価 :




グッドナイト・ムーン(1998・米)  
STEPMOM

  監督 : クリス・コロンバス
CAST : ジュリア・ロバーツ
       スーザン・サランドン
       エド・ハリス
TIME : 2時間5分

STORY:

  評価 :



クリフハンガー(1993・米)  
CLIFFHANGER

  監督 : レニー・ハーリン (ダイハード2)
CAST : シルベスター・スタローン
       ジョン・リスゴー
TIME : 1時間53分

STORY:

  評価 :




クッキー・フォーチュン(1999・米)  
COOKIE’S FORTUNE★★★★

  監督 : ロバート・アルトマン (プレタポルテ)
CAST : リヴ・タイラー
       ジュリアン・ムーア
       グレン・クローズ
TIME : 1時間58分

STORY: ホーリー・スプリングと言う小さな田舎町。町のみんなは復活祭の寸劇の練習をしている。クッキー
       おばさんの敷地内に住むウィリスは、近所のバーで飲んだ後、クッキーの家で銃の手入れをしていた。
       そんな平凡な町で、次の日、とんでもないことが起こる。クッキーが夫バックの後を追って自殺したのだ。
       が、それを最初に見つけた姪のカミールは、家族の中から自殺者が出ることを恥に思い、殺人事件を
       でっちあげてしまう。そして、ウィリスが犯人として逮捕されてしまうのだった・・・。

  評価 : すごくテンポが緩やかで、バックに流れている音楽もゆったりとする音楽で、見ているといい気持ちに
       なって寝てしまうかなぁと思ってしまいますが、そこはアルトマン監督!だれるような部分はまったく
       無く間の取り方も実に巧妙。気づかぬ内にのめり込んでしまいます。それぞれのキャラクターが主張し過ぎず
       かと言って霞むでもなく脚本の巧さを実感します。グレン・クローズの悪役(?)ぶりも堂に入ってます。
       ラストはアルトマンらしい皮肉いっぱいの展開を見せてくれます。

        ★★★★


グラディエーター(2000・米)  
GLADIATOR★★★★

  監督 : リドリー・スコット (ブレード・ランナー)
CAST : ラッセル・クロウ
       ホアキン・フェニックス
       コニー・ニールセン
TIME : 2時間35分



STORY: 西暦180年、時のローマ帝国皇帝マルクス・アウレリウスは、ゲルマニア征服に乗り出し、勝利目前のところ
       までこぎつけていた。そして忠実な将軍マキシマスの圧倒的な統率力により、見事これを征服する。勝利に酔い
       しれる中、アウレリウスはマキシマスに次期皇帝の座をゆだねることにする。が、それを不服に思った皇帝の
       息子コモドゥスは、皇帝を殺害。マキシマスとその妻子も抹殺しようとする。なんとか難を逃れたマキシマス
       だったが深傷を負い、気が付いた時には奴隷の馬車に助けられていた・・・。

  評価 : リドリー・スコットってこんな作品も撮れるんですねぇ。「エイリアン」「ブレード・ランナー」「ブラック
       レイン」での、あの湿気を帯びた映像美がこの監督の持ち味だと思っていましたが、この作品にはそんな部分
       は微塵もありません。すごく乾いた映像です。でも、独特の映像美は健在でした。そして特筆すべきは、ローマ
       の町並みを、そしてコロシアムを見事に再現したCGでしょう。まったく違和感もなく迫り来るこの映像は
       物語に深みを与え、さらなる感動を引き出すのに貢献しています。映画中怒濤のごとく繰り広げられる一大
       スペクタクルはまさに圧巻!往年の名作「ベン・ハー」「スパルタカス」を思わせる古代ローマの歴史大作です。

        ★★★★


クワイエット・ファミリー(1998・韓国)  
THE QUIET FAMILY★★★

  監督 : キム・ジウン
CAST : コ・ホギョン
       チェ・ミンシク
       ソ・ガンホ
       パク・インファン
        TIME : 1時間41分

STORY: 父親のリストラがきっかけで、山の麓の使われていない山荘に移り住み、ペンションを開業することになった
       一家。しかし何日経っても客が来ないうえに、ペンション前に道路が出来る予定だったが、その工事も遅れて
       いて困っていた。そんな中初めての客がやって来た。が、次の日その客は自殺してしまう。そのうえ財布が
       無くなっていたのだ。こんな事件がニュースで流れれば、もっと客が来なくなる。考えた一家はその客を裏の
       山に埋める事にした。そして二人目の客がやってくる。カップルだったが、なんとその客も心中を計る。
       またしてもの不幸に家族は困り果てるが、仕方なくそのカップルも埋めるのだった・・・。

  評価 : 韓国本国で大ヒットしたホラーコメディ。全体的にくら〜い映像の映画です。それがブラックなコメディに
       巧く作用している気がします。だいたいこの家族、一癖も二癖もある人ばかり。なんとかペンション経営を
       成功させたい父親、少しヒステリックな母親、前科のあるクチだけの兄、まったく何も手伝わない姉、どこか
       頼りない叔父、そしてごく普通の妹。そればかりか、来る客たちもどこか変。そんな人たちが繰り広げる変な
       物語。エンディングはなんともブラックで秀逸です。「シュリ」のソ・ガンホとチェ・ミンシクが、「シュリ」
       とはまた違った人物(まったく似ても似つかない!)を演じています。

        ★★★


グリーンマイル(1999・米)  
THE GREEN MILE★★★★★

  監督 : フランク・ダラボン (ショーシャンクの空に)
CAST : トム・ハンクス
       マイケル・クラーク・ダンカン
       デヴィッド・モース
TIME : 3時間8分

STORY: 「妹が好きか?騒ぐと妹を殺すぞ!」・・・そんな悪夢から目覚めた1人の老人。彼の名はポール・エッジコム。
       今は老人ホームで暮らす普通の老人だ。毎朝、パンを持って散歩するのが日課になっている。ある日、広間で
       TVを見ていた彼は、テレビから流れて来た映画のワンシーンに感極まって泣いてしまう。そして彼は話し
       始めた。60年以上誰にも話さなかった奇跡の話を・・・。

  評価 : とても良い映画でした。3時間かけるに値する作品です。あちこちに散りばめられた伏線の数々。それぞれの
       キャラクターの描き方。ラスト近くで判ってくる衝撃と怒りの真実。ともすれば重くなりがちな内容の中に、
       すごく良いタイミングで挿まれるコミカルな部分。そして言いようもないラストシーン。3時間なんてあっと
       言う間に過ぎてしまいます。観る前は「ちょっと長いよなぁ」と思っていましたが、観終わると「この映画は
       これくらいの時間がちょうどかも。これ以上長くてもこれ以上短くてもダメかなぁ」と思ってしまいました。
       3時間8分、確かに長い感覚を憶えますが、みなさんもこの映画の暖かさに一度触れてみませんか?

        ★★★★★


グリーン・デスティニー(2000・米・中国)  
臥虎蔵龍 CROUCHING TIGER、HIDDEN DRAGON★★★★☆

  監督 : アン・リー (恋人たちの食卓)
CAST : チョウ・ユンファ
       ミシェル・ヨー
       チャン・ツィイー
TIME : 2時間



STORY: 女流剣士ユー・シューリンの元へウーダン山で瞑想の修行に入っていたリー・ムーバイが帰って来た。彼は瞑想の
       修業の最中に静寂と光に包まれ悟りの境地とは違う師にも教わった事のない感覚に落ちて山を降りたのだ。それは
       至福とは違う悲哀に満ちたものだった。そして彼の剣「碧名剣(グリーン・デスティニー)」をティエ氏に献上
       したいと願うのだった。ユーは彼の剣を持って北京へ向かう。ユーはティエ氏の屋敷でイェンという娘に出会い
       話をするうちにうち解け合い姉妹の契りを交わすのだった。その夜、ティエ氏の屋敷に覆面の者が忍び込みユーが
       届けたグリーン・デスティニーを盗まれてしまうのだった・・・。

  評価 : 2001年のアカデミー賞4部門を受賞した作品。
       ジョン・ウーとならぶアジアの名監督アン・リーが始めて挑んだアクション映画とも言える作品です。壁を走る!
       宙を駈ける!などなど流れるようなアクションはほんとに華麗で見応えたっぷり!名剣グリーン・デスティニーと
       それを狙うジェイド・フォックス、イェンと盗賊の頭ローとの叶わぬ愛、ユーとリーのなんとも言い難い愛など
       ストーリー的にもしっかりと叙情性豊に作り上げています。途中ローとイェンの出会いの話の所で、少し中だるみ
       するような感じがしたのですが、アクションがそれを十分カバー出来ているので満足いく作品だと思います。
       ラストシーンは色々な解釈が出来ると思いますが、あれで良かったんでしょうか?

        ★★★★☆



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