お姉さまと出会ってそろそろ4ヶ月が経とうとしている。
もう4ヶ月・・・それとも、まだ4ヶ月か・・・どっちでもいい。
月に2・3度は密かにだけれど会える幸せを感じていられるのだから。

始めはPCメールでやりとりをしていたけれど、
お姉さまが携帯でメールを出来るようにしてくれたから、
今では携帯メールと、携帯での電話が主なコミュニケーションの手段。

そんな私が久しぶりにお姉さまにPCでメールを書いた。
最近は塗りの仕事が入っているから、あまりPCは立ち上げていないはず。
・・・だからこそ、こっちのほうがいい。すぐに読んで欲しくない気持ちがあるから。

信頼している。今ではそれこそ親友達や、家族よりも。
それでも、どうしても不安になることがある。
私はそれを隠しておけない。だから、その不安を抱いている事、
不安のないようそのものをお姉さまに全部伝えてきた。
だから・・・今夜も・・・書こう。簡単に・・・。



さて、今はねているのか、それとも起きているのか・・・
私は、通しの後のくせに、寝られない・・・参った。
これで、今日お姉さまの所に行くんだよね〜、
ちなみに今は2時過ぎです。もちろん夜中。

ねぇ、何で私お姉さまの事しか考えられないんだろう。
真面目に・・・自分で「危ない」と思うくらい、
お姉さまにのめり込んでしまってる。
時間を過ごせば過ごすほど、一緒にいればいるだけ、
お姉さまの事を知れば知るほど・・・好きになる。
出切る事なら・・・同化したいくらいに、一緒にいたい。

お姉さま、私の愛しき人。この世で唯一愛する人。
理由なんて要らない。だって、考えたってわからないから。
ただ・・・これだけはわかってる。他に誰も愛せない・・・って。

まだ不安な時があるよ。
自分だけが・・・私だけがお姉さまを必要としている、
そう、お姉さまは私が告白したから受け止めてくれただけ、
それだけなんだ・・・そう思う時も。


それでは、いつ読まれるかわからないこのメールに、
色々な思いを込めて・・・

愛しているよ♪





このメールを送ったのは実はお姉さまに会う前日だった。
そして、会った日は私は書いて送ってある事を伝えなかった。
お姉さまも話してこないから、メールは読まれていないのだろう。
でも・・・どこか心に引っ掛かっていたのか、夕飯を作っている合間に、
台所で抱きしめられた時、ふと、メールで書いた言葉を漏らしていた・・・。


「お姉さま・・・お姉さまを愛するのに理由なんて要らないんだよね。
だって・・・本当に愛してしまっているんだもん。他の誰でもない、お姉さまを・・・」


お姉さまはその時、静かにうなずいてくれていた。


数日後・・・いつものように仕事が終わった後に電話をしていると、
お姉さまはふと思い出したかのように、私に話を切り出してきた。

「そう言えば、この前のやつだけど・・・」

「えっ?」

「あ、あのね、出会ったきっかけはど、どうであろうと、私は紘子が必要だし、
これからも一緒にいたいからね」

ちょっとどもっているお姉さま。・・・逆にだからこそ、言葉が本心からだという事。
私はそれだけを言うほんの十数秒という時間がとても長く、貴重な物となっていた。
それこそ・・・時間と空間が止まったかのような感覚。もう・・・すでに涙が出ていた。
そんなに長い、気の利いた言葉じゃなかったけれど、言葉で飾られた気持ちの入っていない
文句よりも、ずっと、ずっと私の胸を熱く、目からは喜びの涙を流させるものだった。

「そ・・・それって・・・」

「この前のメールの返事」

「読んでくれていたんだ・・・」

「うん」

「読んで・・・くれて・・・」

涙が止まらない。
もちろんわかってはいたし、言葉でも何度も聞いている。
でも、こういう形で聞いて、お姉さまから答えを聞けて・・・ホッとした。

「・・・ありがとう」

「いやいや」

この後は普通にお姉さまの仕事の話をして終った。
ほんの10分程度の会話。でも、二人にとって、
絆をより強くするための時間だった・・・よね?


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