プジョー・306 S16

欧州で最大のシェアを占めているクラスが「Cセグメント」。
その中でも25%近くをVWゴルフシリーズが占めているのだ。
「打倒ゴルフ&ドイツ車」を掲げている最有力が フランスの
プジョー「300」シリーズである。
最新「307」モデルが今年デビューしたが、肥大化するゴルフ
に合わせたかの様に、サイズ&重量もアップして登場した。
Justバランスなのが今回紹介する先代モデル「306」である。



ドライバーの足を前に伸ばす、伝統のドラポジをとる「306」は
年々HPが高くなるライバル車に比べ、スポーティーな印象だ。
短い全長のわりにロングホイールベースのおかげで、4隅に
タイヤがあり踏ん張り感を備えたスタイルもプジョーの伝統だ。
その伝統パッケージに美しい革を被せたのはピニンファリーナ。
オーソドックスなスタイルながら、一目でプジョーと分かる前後
エンドや、フェンダー処理とCピラーの絶妙なバランスが美しい。
デザインの良さも然る事ながら、軽量ボディーに2リッター16Vの
のエンジン、6MTを備えるS16グレードは超ホットハッチモデル!



WRCでも大活躍していたので、日本でもお馴染みのモデルだ。
(サミー・ナセリが運転する406TAXIに抜かれたのも306WRC。笑)

写真の「306 S16」は会社後輩 ANDYの愛車。
アイバッハサスでちょいローダウンされており、更にスポーティ!
S16純正ホイールはサイズ以上に大きく見える断面形状で良いが
ANDY号には是非とも「OZ」の17インチにトライしてほしいなぁ。
サーキット走行にデートにと、大活躍なANDY「プジョー306」です。
(2001.10.8 執筆) ← 写真だけ、もう一度撮り直し予定有