ミルク・マネー
MILK MONEY 1994年
監督:リチャード・ベンジャミン
脚本:ジョン・マットソン
メラニー・グリフィス、エド・ハリス、マイケル・パトリック・カーター

12才のフランクの友達2人との最近の話題は「性」についてのことばかり。 そこで3人は街にでて、小遣いで娼婦に裸を見せてもらう事に…。
街で出会った娼婦V(ヴィー)に裸を見せてもらった3人(フランクは見れず)は、 金が無くなってしまったのでヴィーに家まで送ってもらうことになるのですが、マフィアの ボスが殺され金を持ち出した疑いをかけられているヴィーは、このフランクの家にかくまって もらう事に。

メラニー・グリフィス演じるヴィーは、ナイスバディを活かした娼婦だった冒頭から、フランクや 彼の父の優しさに触れることにより、次第に彼女本来の美しさを見出してゆく様子がよくわかります。 また、フランクの父を演じるエド・ハリスがとてもいい印象をこの作品に与えています。彼を見ている と、この作品が「フランクの思春期作品」でも「ヴィーのマフィア逃亡作品」でもなく、「ラブ・コメ ディ」であること確認できます。

街のほのぼのとした雰囲気、フランク父子のやさしさ、M・グリフィスの美しさ、最後のちょっとした アクションなど見所がたくさんある作品なので、どなたでも楽しく観る事ができると思います。 肩の力を抜いて観れる感動作といったところでしょうか。