・SVXのルーフ面は ブラック塗装でしょ!(2003.1.24 ;修正2005.11.21)
SVXのデザインで特徴となるのがキャビン部分。(クーポラと呼ばれる大聖堂の屋根がモチーフ)
ルーフの面質も ガラス面と一体感を持たせるために 4隅をしまい込む形状にするなど、
普通の乗用車が用いる「カーデザイン」とは違った考え方で 魅力的に造形されている。
また、トランクリッドもボディ面とは違った面質を持つ事で「立体の組み合わせ」を表している。
そんな魅力的なSVXのデザインも「S40II」モデル以降、ルーフとトランクがボディ同色になる…。
理由はどうあれ、SVXのキャビン部の造形モチーフは、黒色前提でデザインされていた中で
ルーフ色がボディ色に替えられてしまうと、造形面で破綻が色々と出てきてしまったのだ。
特にルーフ面はボディ同色にすると、4隅にしまい込まれた面のねじれがハイライトとなって現れ
普通に見ても「?」です。 SVXは途中から初期デザインの思想とズレたカタチになっていった…。
デザイン面で「?」な中期・後期型のSVXも、メカ的な内部や装備等は小規模な改良が加えられ
初期型SVXユーザーから見れば、魅力的な進化を続け、最終型「S4」の登場となるのです。
私cloudも最終型S4に憧れ、SVXを2台続けてを購入。もちろん、ルーフ面をブラック塗装しました。
ルーフがシルバーのままだとSVXの造形に反するだけでなく車高も高く見え、すべてが「?」です。
最近はトランクリッドがボディ面と面質が違うのに、ボディ同色となっている点が気になる…。
サイドから見た時も、横からのラインの勢いが止まってしまってるし…。SVXの魅力が出てない。
やはり ルーフ面に続いてトランク面もブラック塗装したいなぁ って最近思ってます。
SVXは一番最初のモデルが一番、デザインもカラーもマッチングが良いと再認識してしまいます。