SVX ?

「スバル・アルシオーネSVXって何?」
1991年に登場した、スバル(富士重工)のフラッグシップモデルである。
3.3リッター水平対抗6気筒エンジン、先進の4輪駆動(VTD)など
当時の先進技術を満載したモデルである。
まあ僕は そんなにメカとか興味はなかったのだが それ以上に
僕のハートを討ち止めたのが ジョルジェト・ジュジャ−ロ率いる
イタルデザインが先行デザインしたといわれるエクステリア!
飛行機メーカーでもある富士重工らしいグラスtoグラスエリア
フロントからリアに流れる美しいサイドライン、面の張りなど
現在でも色褪せないデザインが魅力的なモデルである。

← Version L (1991年モデル)




SVXで特徴なのはキャビン部。
曲率の強いルーフ面
3次曲面で構成されたフロント&リア、そしてサイドウィンドウ
グラスtoグラスエリアと相まって、まさに飛行機!
ブラックアウトされたルーフ面とトランク面は
フロントからリアへの流れを更に強調する。
これほどまでデザインに主張を持った日本車は無いのではないだろうか。

ちなみにモデル末期に登場したS3とS4はルーフ&トランク面はボディ色。
SVXの持ってた個性がひとつ失われたみたいで残念だ。
S4に設定されたボディ色、ボルト−レッドMが
SVXの中で一番きれいだと僕は思うので、なおさら残念でしかたない。

← S4 (1996年モデル)