船外機 メンテナンス

YAMAHA V−MAX Jr 9.9編
1.ペラ交換


マーキュリー シープロ10編
 1.ギヤオイル交換
 2.インペラ交換
 3.その他

スズキ DT9.9編
 1.ギヤオイル交換
 2.インペラ交換
 3.キャブレターO/H
 4.その他



YAMAHA V−MAX Jr 9.9編

ペラ交換 2010年11月27日

昼に少しだけボートいじって(15分くらい)
船外機のペラを交換
9J→11Jへ(ヤフオク成行品)
ピッチ上げすぎてパワーバンドに入るのかしら??

しかしペラ外して良かったです
シールやられてなかったですが
結構ライン絡まってました

試運転 松原ダム 2010年12月17日
せっかく休みだし
この前変えたプロペラの相性も見たかったので
嫁と子供を巻き添えに寒中稽古に行ってきました

と、言っても
それだけじゃ賛同を得られないので
ドライブと称し阿蘇は外輪山経由で大分松原ダムへ

この時期珍しく水位激低っ!!

なんでも九電工が発電設備の修理をするらしく
水位を下げているのだが
放水量は帰られないのでいつもより多めに下げているらしい

で、17時の閉門に対し
現着15時40分・・・・・・・
居つきの猫に子供は翻弄されてましたが


全開〜!!
旋回〜!!!
全開〜!!!!
で釣具の代わりに積んだ嫁子供をバラスト代わりにぐるぐる回り
凪状態でバウンドっぽくなってしまう症状を確認し撤収


マーキュリー シープロ10編

1.ギヤオイル交換
  1.ドレンプラグが一番下になる様船外機を立てる
  2.ドレンプラグ下にオイルを落とす容器をセットする
  3.ドレンプラグを外す...オイル落ち出す
  4.給油プラグを外す...オイルが抜け出す
  5.オイルが垂れなくなったのを確認しギヤオイルをドレン側から
    注入する
  6.給油穴から溢れてきたら給油プラグを閉める
  7.ドレンプラグを閉める
  8.オイルを拭き取り終了

2.インペラ交換
 1.エンジン側のプッシュロッドを外す
   ロック部を立てて引き抜けば外れます
   
 2.チルトロックのドグを外す
 3.ロワケースのボルトを13mmの工具で外す
 4.ロワケースを叩きながら外す
   (プッシュロッドが干渉するためねじりながら外すと良い)
   外れる時にウォーターホースの管も落ちるので注意
 5.インペラのケース4本を外す
   
 6.ケースを引き上げる
   この時廻り止めキーとインペラ用のシールも落下する可能性大
   ばらすと、この様な部品構成です
   左が古いインペラ 右が新品
   
   
   構成は下記資料参照
   

 7.各部の汚れを取りグリスを塗りながら組み付け
   インペラはキーとの入りを確認しケースを上から押しつけながら
   ペラを手で回してやれば簡単に入ります
   ※インペラ上下のシールを忘れずに!!
 8.ロワケースをエンジンとドッキングさせ
   ボルト3箇所を絞めます
   ※プッシュロッドがあるのである程度まではひねりながら
    上げていくと入ります
 9.プッシュロッドをエンジン側に接続します
   ギヤを前後させ穴位置を合わせると入りやすいです
 10.チルトロックのドグを戻します
   ニュートラルの位置で押し上げて固定すればOK
   ※前進orニュートラルでチルトロックが入っていれば
     ドグの押し上げ不足です
 11.エンジン始動させ通水を確認し終了



スズキ DT9.9編

1.ギヤオイル交換
  1.ドレンプラグが一番下になる様船外機を立てる
  2.ドレンプラグ下にオイルを落とす容器をセットする
  3.ドレンプラグを外す...オイル落ち出す
  4.給油プラグを外す...オイルが抜け出す
  5.オイルが垂れなくなったのを確認しギヤオイルをドレン側から
    注入する
  6.給油穴から溢れてきたら給油プラグを閉める
  7.ドレンプラグを閉める
  8.オイルを拭き取り終了

2.インペラ交換
 1.エンジン側のプッシュロッドを外す
   上の廻り止めナットを緩め下の連結ボルトを外せば
   ロッドが外れます
   
 2.ロワケースのボルト4本を工具で外す
 3.ロワケースを叩きながら外す
   
 4.インペラのケース4本を外す
 5.ケースを引き上げる
   この時廻り止めキーが落下する可能性大
   ばらすと、この様な部品構成です
   左が古いインペラ 右が新品
   通常はシールとプレートの交換は不要
   
 6.各部の汚れを取りグリスを塗りながら組み付け
   インペラはキーとの入りを確認しケースを上から押しつけながら
   ペラを手で回してやれば簡単に入ります
   左が清掃前...塩が凄い事に!
   右が清掃後
   
 7.ロワケースをエンジンとドッキングさせ
   ボルト4箇所を絞めます
 8.エンジン側のプッシュロッドを接続する
   下の連結ボルトを締め上げ
   緩み止めのナットを締めれば完了
   ※前後の入りが悪いときはロッドの絞め具合を調整して下さい
 9.エンジン始動させ通水を確認し終了

3.キャブレターO/H
 1.キャブレター入り口のケースを外します
   ※チョークとのLINKあり
   
 2.キャブレター固定用のボルト2本を外します
   
 3.キャブレターのフロート部固定ボルトを外します
   2項の写真一番上のボルト
 4.内部をパーツクリーナーで洗浄します
   ※これ以上は素人は手を出さない方が無難です
 5.全てを元に組み上げて終了
   ※キャブを固定する前に燃料フィルターを清掃するとgood!
 
 ちなみに下記ケースを外すとリードバルブ、ストッパーが出ます