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ブースト上がらない病(ブースト0.8病)


【症状】
ブーストコントローラーをDラーではずしてもらった後、ブーストが上がらなくなりました。
リアマフラーとセンターパイプを変えても、2速で0.7、3速で0.8程度しかブースト計の針が上昇しません。
明らかにパワーダウンしていました。

【原因】
写真左上の真ん中あたりに、ゴムホースの配管が三つ叉に分かれているところがあります。
写真右上の青いプラスチック三つ叉分岐点から上方の黄土色プラスチックまでのホースを取り外します。中の径が同じで空洞になっているなら、私の場合と同じ原因が考えられます。
オリフィスが入っていないからです。

【解決法】
私の場合は取り外してもらったブーストコントローラーと一緒にあったホースの切れ端(写真下2枚)の中に金属の小さなオリフィス(写真下2枚の小さな粒)が入っていたので、それをフォークでつついて出しました。
そして、写真右上のホースの中にそれを挿入し、配管を元に戻しました。
すると、ブーストが2速で1.1、3速で1.18までかかるようになりました。
ブーストが上がったので、もちろんパワーもアップしました。

こんな小さな部品でこんなにもブーストが変わるんですね。

 

ブースト上がらない病(ブースト0.5病)

【症状】
こちらはレガシィでは比較的有名な症状で、ブーストがぴったり0.5でとまり、それ以上は上がらなくなくなる症状です。

【原因】
1.ブーストコントローラーを装着していて、制御をOFFにしている。
2.マフラー交換などにより、ブーストが上がりすぎている場合や、高いブーストをかけたままの走行が続いた場合、エンジンを保護するために、ECUがセーフモードに入っている。
3.レギュラーガソリンを入れている。

【解決法】
1.ブーストコントローラーの設定できちんと「1.1」等に設定しましょう。
2.こちらはしばらくおとなしく走行して、エンジンを切って、再びエンジン始動して走り始めると、たいてい完治します。ECUをリセットする場合もあるみたいですが、たいていエンジン再始動で治りました。この状態が頻発するようならば、ブーストの上がりすぎが原因ですので、ブーストコントローラーを装着するか、ECUを社外品に交換するなどして、ブーストを制御してあげる必要があります。
3.レギュラーガソリン入れても普通に走行できますが、ECUがセーフモードに入りブーストも抑え気味に制御されます。ハイオクガソリンを入れましょう。

 

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