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乳頭温泉郷

市町村

名称

おすすめ度5段階

付近の地図

泉質 入湯料

営業時間

定休日

私の所感
仙北市田沢湖

(乳頭温泉郷)

鶴の湯温泉

「日本秘湯を守る会会員」

総合評価
★★★★★
泉質
★★★★★
設備

転地効果
★★★★★







マピオン地図

黒湯(ナトリウム・塩化物・炭酸水素塩泉)

中の湯(含ナトリウム・塩化物・炭酸水素・硫化水素泉)

滝の湯(含硫黄ナトリウム・塩化物・炭酸水素泉)

白湯(含硫黄・ナトリウム・カルシウム・塩化物炭酸水素泉)

500円

10時〜15時

無休(年中無休になりました。)

全国的に有名な、風情あふれる秘湯です。駐車場を見ても他県ナンバーの車が目立つ。田沢湖の東側にある田沢湖高原をひたすら上っていくと乳頭温泉郷の入口が見えてくる。しばらく進むと「鶴の湯入口」の看板があるので左折します。そこからは秘湯を予感させる狭く自然に包まれた険しい道路が続きます。
(1番目の写真)

やがて砂利道に。でこぼこしていて走りにくいです。帰って冬季の方が雪があるので走りやすいです。あたりに硫黄のにおいがたちこめてきて到着です。鶴の湯の名前は、鶴が入浴しているのをマタギが見つけたことから付いたらしい。

鶴の湯本陣に到着して車を止めて入口から見たのが。。。
(2番目の写真)

冬は雪が積もっていてむちゃくちゃ雰囲気満点です。事務所で料金を払うのですが、その入口から、有名な混浴露天風呂の柵の方向を写したのが。。。
(3番目の写真)

事務所の中は。。。
(4番目の写真)

男性専用、女性専用の内風呂は狭く、休日は大抵満員状態です。女性専用の露天風呂は広くて快適だそうです。一番有名な混浴の露天風呂は。。。
(5番目の写真)

男性専用の内湯は2つあり、結構広めの脱衣所でつながっています。片方は3人で満員、もう片方は6人は入れそうです。

脱衣所は一応男女に分かれていますが、非常に狭くて着替えるのが大変です。露天に出る前に小さな内風呂があります。結構誰も入っていないときがあるので気に入っています。混浴露天のわきには打たせ湯もあります。夏場の露天風呂は源泉がそのまま湧き出していることもあって大変熱めでした。皆石の上に登って猿のようでした(^o^)

冬場は外はすごく寒いですが、お湯の温度も丁度よくなっていて、雪見風呂も感動的です。

泉質は硫黄分の濃い酸性泉です。露天風呂の底は丸い小石がいっぱいにしかれていて(自然のまま?)、多少歩きにくいです。その石の間から所々ぶくぶく泡がでていて、温泉がわいてきています。熱くてやけどをするところもあります。いずれ秋田を代表する温泉の一つですし、他県の方にも自信を持っておすすめできる温泉でございます。
因みにσ(^^)は中央奥です。

雪のない時はこのような砂利道です。この写真の橋を渡って手前側が鶴の湯です。
(6番目の写真)

雪のない時の鶴の湯です。かやぶきの屋根がなんともよいでしょ。
(7番目の写真)

  休暇村田沢湖高原

総合評価
★★★★
泉質
★★★★
設備
★★★★
転地効果
★★★☆


マピオン地図

単純硫化水素泉

炭酸水素塩泉

500円

11時〜17時

年中無休

乳頭温泉郷に入り、鶴の湯へ曲がる交差点を通り過ぎてまっすぐ進むと、まずはじめに見えてくるのがこの温泉です。丁度この温泉のところで右折すると、冬季を除いて、黒湯温泉と孫六温泉への入口に行ける。

2001年の12月にリニューアルオープンしたところなので、建物も浴室もとてもきれいです。浴室は3階で、長めの廊下を進んで行くとある。脱衣所は十分な広さで貴重品ロッカーもある。

内湯は大きいのと中くらいのがあって、大きい方が乳頭温泉(炭酸水素塩泉)、中くらいの方が田沢湖高原温泉(単純硫化水素泉)と2種類の泉質が楽しめる。露天風呂は単純硫化水素泉の方で、屋根もついていて木づくりで非常によい雰囲気です。シャワーも洗剤も完備です。宿泊の部屋もたくさんありそうなので、泊まりできてもよさそうです。

  黒湯温泉

総合評価
★★★★★
泉質
★★★★★
設備

転地効果
★★★★★・・・★





マピオン地図

単純硫黄泉 400円

7時〜19時

無休(11月〜4月下旬頃までの冬季休業)

黒湯と孫六温泉は、乳頭温泉郷の中でも特に秘湯ムード満点の温泉です。田沢湖から高原を上り、水沢温泉郷に惹かれながらもさらに高原をのぼる。しばらく進むと鶴の湯へ分岐する道路があるがまっすぐ進む。もっと山道を進むと休暇村田沢湖高原(温泉)があって、そこを右折して、急な坂を上っていく。すれ違いもやっとの狭い道。たどり着いたのはある程度の広さのある駐車場(写真1枚目)。そこに車を止めます。

さて、駐車場から看板(写真2枚目)を頼りに、崖というか道を歩いて降ります。坂道を降りていくとすぐに道が分かれています(写真3枚目)。左は孫六温泉へ、右は黒湯です。黒湯はすぐに着きます。正面の事務所で料金を払う。向かって右方向に混浴の露天風呂があり、左側に70m進むと男女別の浴槽がある。女性専用側は露天風呂もある。

右側の混浴露天風呂に行きましょう。男しかいなかった。残念。内風呂もあって6人は楽に入れそう。隣に2つの打たせ湯、別の隣に4人くらい入れる露天風呂がある。内風呂の脇に棚があってかごがあるので、ぬぎぬぎして服を入れます。

お湯はかなり良質の硫黄泉で乳白色。栗駒山荘に似ていて若干の卵のふらん臭がある。すごくいいにおい。効能も抜群で肌はすべすべ、ぬくもりも持続します。裏山の景色もよく、リラックスに最適。冬季休業なのが残念です。

  孫六温泉

総合評価
★★★★★
泉質
★★★★☆
設備

転地効果
★★★★★・・・★

(春〜秋)



(冬)



マピオン地図

単純硫黄泉 400円

7時〜19時

年中無休

乳頭温泉郷の奥の方、黒湯温泉のお隣にあります。行き方は細かく分けると3通りあります。春〜秋は黒湯へ行く時と同じルートがおすすめ。乳頭温泉郷中ほどにある、休暇村田沢湖高原のところで右折ししばらく細い道をのぼるとまあまあ広い駐車場があるので、そこに車をとめます。

駐車場奥の孫六温泉案内標識の所から下って行くのが一番楽でしょう。5分も歩けば着きます。もう一つの行き方は黒湯と同じように黒湯の案内板の所から下っていって、分かれ道(黒湯の紹介欄の写真3枚目)で左に進むと写真1枚目、2枚目の場所を通ることになります。この行き方でも5〜10分ほどで着きます。

この2通りの行き方はどちらも写真3枚目の所に出ます。川があって木の橋があって、孫六温泉が見えて、よい雰囲気です。

 

 

さて、冬場は黒湯が休業になり、休暇村田沢湖高原からの道路も閉鎖されます。しかし孫六温泉は営業しています。ただし、前述の2通りの行き方はできません。休暇村田沢湖高原で右折した先から登っていく狭い道路が通行止めになるからです。休暇村田沢湖高原を通り過ぎて妙の湯も過ぎて、大釜温泉横の細い道路に入ったところか少し進んだところに車をとめて川沿いを15分ほど歩いていくと着きます。これが3つめの行き方です。もちろん冬以外もここから行くことはできます(写真は下方のものが冬のルートです)。

まさに秘湯といった雰囲気の建物と景色で、私は乳頭温泉郷の中では黒湯と孫六温泉が特によいと思います。有名な鶴の湯もよいですが、休日は混みすぎ。休暇村田沢湖高原もきれいでお湯もよいですが、景色と雰囲気が秘湯っぽくないと思います。

温泉はメイン道路から少し下った建物にあります。上の所に宿泊等と受付があります。受付で入湯料を支払いましょう。

お湯は単純硫黄泉で露天や内風呂などが敷地内に点在しています。冬場の写真は乳白色に写っていますが、秋に行った時は内湯は若干透明で、露天は透明でした。お湯の温度や硫黄の濃度によって、お湯の色もいろいろ変わるみたいですね。

写真下から2枚目は石の湯の露天です。奥に見えるのも露天です。左上のドアの中に内湯もあります。内湯と手前の露天は丁度よい温度で、奥の露天はぬるめでこれまたよかったです。石の湯は専用脱衣所付きの女性専用露天風呂があります。柵もあって安心です。

写真一番下は唐子の湯で扉に入って右が女性専用脱衣所と内湯、左が男性専用脱衣所と内湯になっています。ここの内湯はかなりあつかったです。下の方の写真撮影日は4月5日。秋田の街も道路もここまでは雪ないんですが、ここには雪あったので驚きました。すこーし降ってきたし、気温も3℃くらいしかなかったし。冬は厚着して行きましょう。

  蟹場温泉

総合評価
★★★★
泉質
★★★
設備
★★★
転地効果
★★★★★

マピオン地図

単純硫化水素泉(内湯:岩風呂、木風呂)

炭酸水素塩泉(露天風呂)

500円

8時〜17時半

年中無休

乳頭温泉郷のメイン道路でいえばもっとも奥地の行き止まりにあります。近くにバスターミナルがあるので、バスでも行けます。除雪もばっちりです。

混浴の露天風呂は建物から出て、くつをはいて(もちろん服も着て)50mほど歩いたところにあります。途中から階段を下りますが、冬は雪が凍っているので注意が必要です。σ(^^)はみごとにころびました。露天は混浴ですが、夜間に女性専用の時間が設けられています。脱衣所は男女別のものがあります。泉質は若干の硫黄臭がする無色透明の湯で白い湯の花が浮いています。こちらも硫化水素泉かなと思っていましたが、露天へ出る扉に旧名で重曹泉とあったので。。。周りは山に囲まれていてそれほど混んでいないし、転地効果は抜群ですね。

内湯は単純硫化水素泉で無色透明ですが、硫黄のにおいがして白い湯の花も浮いています。岩風呂と木風呂が隣接して男女別であります。木風呂の方が若干広めでどちらもシャワーと洗剤完備です。岩風呂の方がたまたまシャワー故障中やったから空いてました。窓を開けると雪の裏山が見えて冷たい風が気持ちよい。脱衣所も特に木風呂は十分な広さ。

  大釜温泉

総合評価
★★★☆
泉質
★★★☆
設備
★★☆
転地効果
★★☆



マピオン地図

硫酸塩泉 500円

8時〜18時

年中無休

乳頭温泉郷では奥地の方、メイン道路の突き当たりが蟹場温泉でその手前にバス停のターミナルがありますが、そこから徒歩ですぐです。見えてます。さらに妙の湯もすぐ近くのお隣さんです。見えてます(写真2枚目の右奥)。道路の手前から順に妙の湯−大釜−蟹場、と並んでます。

入口はいると長いすの休憩場所があってもう一つ扉を開けてはいるとフロントです。フロントからまっすぐ行って突き当たり左側に浴室があります。脱衣所はなかなかきれいで十分な広さです。

浴室は内湯と露天が男女それぞれ専用であります。これは結構よいかも。内湯はシャワーが二つあり、石けんもありますが、使いにくく、また、内湯にシャワーの水が入りそうで気を遣いますので、あくまでも体をゆすいで入るために使用した方がマナーとしてはよいと思います。本格的に洗うことはおすすめできません。

露天もなかなかきれいです。空が近くに見えて、雲も間近に見られます。ただ、囲いが高いので、開放感とか、景色は期待できません。

泉質はかなり鉄分を含んだ酸性のお湯で、殺菌能力に優れ、皮膚病などに良さそうです。お湯の色も黄色っぽい赤茶色?です。温泉からあがった後も、さびた鉄棒をさわった後のようなにおいが一日中とれません。それほど効能があるんでしょう。

  妙乃湯温泉

総合評価
★★☆
泉質
★★
設備

転地効果
★★★★★





マピオン地図

単純温泉・含鉄泉 1000円(タオル付き)

9時〜15時

年中無休

乳頭温泉郷の中でも、特に女性に人気がある。田沢湖高原温泉郷から鶴の湯入口を通り過ぎてさらに進み、黒湯などを通り越し山道を行くと道沿いにあります。きれいな建物の前の駐車スペースは狭く、もう少し行ったところの道路向かいに駐車場があります。

入口からとてもきれいな旅館といった感じで少し高めの料金を払って廊下を奥に進む。妙乃湯の小さなタオルをもらえます。廊下突き当たりに男女浴室入口と、家族風呂入口があります。家族風呂はフロントに声をかければいいみたい。

さて、脱衣所は狭め。でも清潔。浴室にはいると、建物のイメージと違って、秘湯といった感じです。浴室内は狭い。浴槽は1つで、3人も入れば満員になりそうです。お湯は無色透明単純泉。脇に仕切り板付きのシャワーが2つあります。簡易やけど、洗剤あるし、シャワーシステムも比較的新しく整っている。

露天にでると、、、男女別の専用露天風呂が各一つずつと混浴露天風呂が1つあります。男女別の方は中くらいの広さで、含鉄泉。鉄分が多く赤みをおびたお湯です。

混浴露天風呂は最高のながめです。人口だが、コンクリートを流れ落ちる水や、山の風景が非常にリラックスさせてくれる。気分転換できます。日帰り入浴時間が午後3時までなので、それだけ注意しなくては。。ただ、2時50分くらいに着いたら、「いいですよ」って言ってもらえた。接客も気持ちよかった。

写真、下から2枚目が男性専用露天風呂、1番下が混浴の露天風呂です。混浴露天風呂は、女性専用露天風呂からもつながっていて、そこへの通路は男性進入禁止になっています。

今度は家族風呂に入ってみたい。

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