トップ > その他の情報 > 2015公開初日舞台挨拶旅行レポート
今年もまた、新作映画の舞台挨拶が行われるときが来ました。もちろん今年も参加いたしました。ちょっと例年とは違う感じではありましたけれども。
3月25日に、まずは今回の旅で使用する切符を購入し、いつも初日舞台挨拶でご一緒しているチョルスさんにメールを送りました。ところが、4月5日になってチョルスさんがたいへんにご多忙とのことで、今年は舞台挨拶に参加できないという返事が来ました。チョルスさんが留学中で参加できなかった2010年以来となる、オフ会ではなく旅行ということになりました。
とにかくあとは舞台挨拶回のチケットを確保する必要があります。調べてみると、4月4日0時から東宝のサイトからインターネット経由で席を押さえることができるとのことです。さっそくアクセス…ん、販売対象外? システムメンテナンス中なのでしょうか、などと一瞬考えてしまいましたが、「SOLD OUT!」と書かれています。要するに完売しましたとのことで、例年完売とは(残念なことですが)縁がないのに、なぜだという気持ちに
なってしまいました。ゆずの2人が登壇予定ということでこうなったようですが、正直ゆずの人気を甘く見ていました。
4月5日未明の東宝シネマズ日劇サイトの一部分抜粋。舞台挨拶の回のみ前売りでしたが… |
4月17日、いよいよ前日となりました。今年もやはり前夜のうちに移動を開始するため、仕事はいつもよりも早めに切り上げて、まずは大阪駅へ。大阪駅高速バスターミナルへ22時過ぎに到着しました。普通ならばここで東京駅に向かうバスに乗るところでしょうけれども、そうはせずに乗るバスは金沢駅前行きのものです。
もちろん、目的は3月に延伸開業したばかりの北陸新幹線に乗ることです。バスは22時30分に大阪駅を出発し、翌朝5時44分に金沢駅に到着予定でした。新幹線は6時発なのであまり余裕はありませんが、夜行高速バスはもともと余裕時間が多く、たいていは早めに着くのでたぶん大丈夫だろうと判断しました。もし間に合わなかったとしても後の列車の自由席が利用できるので、もしもの場合でもリカバリーは効くはずです。ただ、完全に横になれるわけでもなく、結局あまりしっかりとは眠れないまま時間が過ぎていきました。
金沢駅行きの高速バス=17日22時07分、大阪府大阪市北区(大阪駅高速バスターミナル) |
乗車したバス=18日01時07分、滋賀県犬上郡多賀町(名神高速多賀SA) |
金沢駅鼓門=18日05時38分、石川県金沢市木ノ新保町 |
金沢駅=18日05時44分、石川県金沢市木ノ新保町(JR西日本金沢駅) |
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W7系=18日05時52分、石川県金沢市木ノ新保町(JR西日本金沢駅) |
発車案内=18日05時58分、石川県金沢市木ノ新保町(JR西日本金沢駅) |
TOHOシネマズ日劇=18日09時07分、東京都千代田区有楽町 |
9階に上がると、ちょうど入場処理が始まるところでした。先にパンフレットを買っておいてから入場すると、チラシのようなものと楕円形のボール紙を受け取りました。チラシは、手順に従って折るとメキシカンハットができるもので、楕円形のボール紙は舞台挨拶で使用するもので、「OLA!」と書いてありました。これは「オラ!」とカタカナのものと2タイプあるようで、「B級グルメ」での焼きそばの絵と同じように使うようです。
9時35分から宣伝が始まり、9時51分から本編上映開始となりました。11時35分に本編上映終了となり、舞台挨拶の準備が始まりました。今回の司会進行はテレビ朝日の宇賀なつみアナでした。例年通り、撮影や録画はマスコミ限定との注意があり、「しんちゃーん」と呼んでみましょうという同じ流れです。呼びかけるとしんのすけ着ぐるみが登場します。続いてひまわりを抱いたみさえ着ぐるみと、ひろし着ぐるみが登場して、映画に関係するトークがしばし行われます。続いて野原一家の声優4人が登場となります。あれ矢島さん、その恰好はどうされたのですか。ノースリーブなのですけれども。まあその点は特に突っ込みが入ることはありませんでしたが。
次にゲスト、本作の主題歌を担当したゆずの2人が登場するわけですが、ここでものすごい黄色い声が響き渡ることになりました。ならはしさんの挨拶で、例年の家族連れと違って若い女性の姿が多いということを話されていましたが、ゆず目当てな人が多いようです。同様の現象は関ジャニ∞が登場した「スパイ大作戦」でも見られたものですけれどもね。
途中で宇賀アナが「みなしゃん」と噛んでしまうハプニングもありつつ、今回は公開初日に至るまでのイベントを振り返る場面があり、市役所に転出届を出したりするのは知っていたのですが、他にビザの申請を出したりメキシコ大使にも会っていたりパスポート(年齢が"FOREVER 5"と表記されていて、矢島さんがうらやましがっていました)も取得していたり、また前々日の4月16日にオープンしたTOHOシネマズ新宿のイベントにも参加していたようです。
その後ゆずによる「OLA!」のライブが開催され、最後に写真撮影です。カメラが段に上がって客席に向くスタイルで、楕円ボール紙を掲げることになりました。
こうして12時10分、舞台挨拶が終了しました。終了後に水橋ホトリさんともお会いして少しだけ話をしましたが、劇場を出るところでお別れとなりました。
隣駅「上野」が出現=18日12時55分、東京都千代田区丸の内(JR東日本東京駅) |
発車案内も上野東京ライン=18日12時53分、東京都千代田区丸の内(JR東日本東京駅) |
弥生軒=18日13時44分、千葉県我孫子市本町(JR東日本我孫子駅) |
唐揚げそば(2個)=18日13時47分、千葉県我孫子市本町(JR東日本我孫子駅) |
成東駅=18日17時37分、千葉県山武市津辺(JR東日本成東駅) |
有楽町から東日本会社線140円区間 |
東京を発つまで、あと2時間半ほどありました。JR新日本橋駅と乗換駅の関係にある東京地下鉄(メトロ)三越前駅の券売機で、1日乗車券を買うことに。メトロのみ600円と、都営も含んで1000円とで悩みましたが、メトロと都営の区別がついていないよそ者でもあるので1000円支払うことに。ただ、少ない時間で元が取れるのかとなると微妙ではあります。
まずは半蔵門線に乗って渋谷駅まで移動しました。夕食として名代富士そばに行くことにしていました。タイアップ企画として、引っ越しそば「桜小エビ天そば」メニューを展開していたのでそれを食べることにしていました。車内で検索して、渋谷駅近くの店に行きました。地下鉄線内でも4GLTE通信ができるのは便利なものですね。
名代富士そば明治通り店=18日19時58分、東京都渋谷区渋谷 |
食券のボタン=18日19時57分、東京都渋谷区渋谷 |
桜小海老天そば=18日19時49分、東京都渋谷区渋谷 |
22時発のサンライズ出雲にて次の移動を行います。2年前にはサンライズ瀬戸で高松に行こうとしていたところ、架線トラブルの影響で1時間遅れとなって新大阪で新幹線振替となってしまったわけで、今回は終着駅に無事着けるかどうかというところです。
今回もオーソドックスなシングル個室でしたが、いつもは2階建ての1階部分か2階部分になるところが車端部の平屋で、天井が高いお得な個室でした。ただし台車の真上で揺れや騒音が大きいというデメリットもあるのですけれども。
気がつくと、1時過ぎから9時前まで寝ていました。やはり高速バスとは寝心地は段違いのようです。起きると外は雨模様ではありましたが、遅れはないようで倉敷から米子まで中国地方を縦断する伯備線を走行中でした。そして9時58分、ダイヤ通りに終点の出雲市駅に到着しました。
サンライズ瀬戸・出雲=18日21時55分、東京都千代田区丸の内(JR東日本東京駅) |
シングル(平屋)=18日21時56分、東京都千代田区丸の内(JR東日本東京駅) |
宍道湖=19日09時34分、島根県松江市(JR西日本山陰本線乃木・玉造温泉間) |
終着駅到着=19日09時59分、島根県出雲市駅北町(JR西日本出雲市駅) |
元々の計画では、出雲市到着後は特に何もせずに折り返すことにしていたのですが、時刻表の索引地図を見ていたら島根県の私鉄・一畑電車に乗ることができ、出雲大社に行けるようなので行ってみることにしました。iPhoneで細かい時刻を調べて元々の計画に間に合うことも確認して電鉄出雲市駅へ。往復乗車券を買って改札を受けると、スタンプではなく鋏を入れてくれました。レトロな雰囲気が漂います。待っていた車両は元京王電鉄のもので、京王線に乗ったことがないのに車両だけ体験できることに(かなり改造されているようですが)。
元京王電鉄の車両=19日10時12分、島根県出雲市駅北町(一畑電車電鉄出雲市駅) |
往復乗車券=19日10時13分、島根県出雲市駅北町(一畑電車電鉄出雲市駅) |
出雲大社=19日10時49分、島根県出雲市大社町 |
出雲大社拝殿=19日10時57分、島根県出雲市大社町 |
結局1時間も待つことになってしまい、それならばということで近くの店で出雲そばを食べることにしました。思えば前日の昼からそばばかり食べているのですけれども、野原一家引越し記念ということで許容します。そばを食べ終わり、駅に戻ってから駅舎内にあったおみやげ屋で少々買い物を。そこで一畑電車の硬券入場券セットなるものを売っていたので思わず買ってしまいました。12時10分頃になってから改札扱いが始まったので入場しました。乗る電車はオレンジ色のもの(この時点では一畑電車で一番新しい編成)ですが、反対側のホームにピンク色の派手な電車が止まっていました。縁結び列車というもので、車内にはご当地観光キャラ「しまねっこ」の人形があり、撮影している人が何人かいました。また、反対側には引退した古い車両が保存されており、今回乗った車両の色はこの旧型車両のイメージを生かしたものです。
出雲の舞茸天ぷらそば=19日11時47分、島根県出雲市大社町 |
これは元東急車輛=19日12時09分、島根県出雲市大社町 (一畑電車出雲大社前駅) |
引退済み旧車両=19日12時11分、島根県出雲市大社町 (一畑電車出雲大社前駅) |
しまねっこ号=19日12時09分、島根県出雲市大社町 (一畑電車出雲大社前駅) |
しまねっこ号内部=19日12時17分、島根県出雲市大社町 (一畑電車出雲大社前駅) |
出雲大社前駅の鋏=19日12時12分、島根県出雲市大社町(一畑電車出雲大社前駅) |
ボロ電車=19日12時33分、島根県出雲市武志町(一畑電車川跡駅) |
12時47分に電鉄出雲市駅に戻ってきました。再びJRの駅に移動し、13時10分に出雲市駅を出発しました。米子駅まで普通列車で移動後、ここから鳥取駅までを特急スーパーまつかぜに乗ることに。本来は乗らなくても間に合うはずだったところを、出雲大社での凡ミスにより特急料金を支払うことになってしまいました。しかしこの特急、気動車なのですがものすごく飛ばしていました。GPS機能を利用した速度計アプリを立ち上げていると、ほぼ常時110km/h以上で爆走し続けていました。最近の気動車の性能はかなりのものですね。そして鳥取駅に到着しましたが、ここで次の列車は1時間近くも先です。ただしスーパーまつかぜに乗らないと、その列車に間に合わないので仕方がありません。しかもこの時は雨がしっかり降っていたこともあり、駅のホームのベンチで過ごすことに。
普通列車で鳥取駅を出発し、ここで山陰本線から方向を変えて因美線を進むことに。智頭駅からは第三セクターの智頭急行に乗り換え、1両のワンマンカーで瀬戸内海へと抜けるルートを通ります。この智頭急行線内には全体がピンク色な「恋山形」とか、実在人物名「宮本武蔵」といった個性的な駅があります。
智頭急行の車両=19日17時53分、鳥取県八頭郡智頭町(智頭急行智頭駅) |
恋山形駅=19日18時06分、鳥取県八頭郡智頭町(智頭急行恋山形駅) |
資料
バス乗車券:大阪駅→金沢駅 |
乗車券:金沢→出雲市 |
乗車券:出雲市→加古川 |
新幹線特急券:金沢→東京 |
特急券・B寝台券(個):東京→出雲市 |
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自由席特急券:米子→鳥取 |
メトロ・都営一日乗車券 |