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2017年公開劇場作品「襲来!! 宇宙人シリリ」に関する質問や感想を掲載しています。

 

 

[Z-5] 相馬和己さんからいただいたご意見・ご感想です。(2017年 6月 5日)

相馬です。以下「宇宙人シリリ」の感想です。

今回の印象は「暗い」ということ。色調も展開も。
初めから展開が重く、笑えるところもほとんどありませんでした。

後半、シリリが野原家を守るためにいろいろ父ちゃんに抵抗を試みるのですが、
一番驚いたのはウソをついたこと。
是非はともかく、相当な葛藤を乗り越えないとシリリには無理でしょう。

映画館の予告編でマーベル系の映画が多かったのは、理由があったのか?

八尾の姿が現実で一部シャレにならなくなったのは、
もちろん彼の責任ではありません。
(この一文の掲載は主宰の判断にお任せします)

宮迫さんと蛍原さん。違和感ゼロ。安定のお仕事ぶりに感謝いたします。

シリリの父ちゃん。基本悪役なんですが、宇宙船に攻撃兵器がなかったり、
赤ん坊に戻った八尾に戸惑ったり、どこか憎めない面が。

伏線を少し。コンセント、充電したままの宇宙船。
超人超獣的なサーカス団。種子島。

惜しいところ。シリリの父ちゃんが口にする「条項第何条」が生きていなかった。
あとシリリが故郷星では「出来損ない」と言われて悩むシーンがもっとほしかった。

心配なのは興行成績。笑えない作品ですので、
子供にどこまで受け入れられるでしょうか?
・・・今回は、杞憂には終わらないようですね・・・。

スタッフロールの後まで見て、シリリの父ちゃんも母ちゃんには頭が上がらない
んだろうな、と思う相馬でした。

おたよりありがとうございます。
せっかくのロードムービーなのですから、もうすこし明るくても良かったのではないかという感じはしますね。
シリリは父親を絶対の存在だと思っていましたので、ウソをついたというのは相当な覚悟もあったのでしょう。それだけ野原一家という存在は偉大なものなのです。
予告編については、昔は実際にはないものが多かったわけですが、近年はそれほどかけ離れた雰囲気にならないことが多いわけですけれど、今回何らかの意図があったのかどうか…残念ながらそれはわかりません。
雨上がりの2人は「戦国」でも違和感のない演技でしたので、その点は初めから心配しておりませんでした。今回もお見事でしたね。
シリリ父もそうですが、基本的にクレしん映画の悪役はどこか抜けていたりして憎めないことが多いですね。例外もあるのでしょうけれども。
伏線もいろいろとありまして、いかにして回収していくかは脚本家の腕の見せ所なのでしょうね。中には伏線と思わせてそうではないものもあったりして。
せっかくの条項ならば、何らかの形で生かしてほしいところもありますね。ママとのお約束条項と張り合うとかやりようはあったように思います。お約束条項も今となってはほぼ消滅したようなものですけれども…。
興行成績ですけれども、16億円ほどなのでシリーズ全体では決して悪くはないのですけれども、「ロボとーちゃん」以降は18億円あたりが基準ラインになっている感じがしますので、その基準では振るわなかったと言えるのかもしれません。
どの世界も女性は強いのですよね。

私信:これだけ読んでも何のことかピンとは来ないのですけれども、とにかく実現したのならば良いことなのでしょうね。

 

[Z-4] ファウードさんからいただいたご質問です。(2017年 4月20日)

本日、宇宙人シリリを観賞しました。
今作では歴代映画のキャラやアイテムがあちこちにちりばめられていましたが、
ブリブリ王国
雲黒斎
暗黒タマタマ
戦国大合戦
3分ポッキリ
ケツだけ爆弾
オラの花嫁
スパイ大作戦
宇宙のプリンセス
以上の作品のネタを発見できませんでした。
また、ヘンダーランドネタは、シリリが野原家にやってきたときのしんのすけの、パジャマに白いヘルメットの格好
ヤキニクロードネタは、前半あたりで車に乗っていたトラックの男(車で通り過ぎていったため、顔がよくわかりませんでしたが。)
踊れアミーゴネタは、サンバ隊とbgm(あのbgmはアニメ本編でもたびたび使われるのでなんとも言えませんが。)
であっていますでしょうか?
管理人さんも見つけられなかったネタがあるかもしれませんので、わかる範囲でお願いします。

ご質問ありがとうございます。
過去24作品のアイテム類が登場しているとのことでいろいろ探してみましたが、劇場で1回だけ鑑賞しただけではなかなか見つけにくいものもありますね。
「ブリブリ王国」は、八尾さんの家の近くにサルが登場しています。
「雲黒斎」はわかりにくいですが、サーカステントのあたりで飛んでいたモンシロチョウが当てはまるようです。
「タマタマ」は、イヤリングとしてジャークの珠が使われています。
「戦国」はラストの缶ビールがそれだとのことです。
「3分」は、エンディングにてしんのすけの変身姿の帽子が部屋の中に落ちています。
「ケツだけ」は、八尾さんの部屋の資料中に爆弾の絵があります。
「花嫁」は「金有電機」の看板が登場していました。
「スパイ」はイツハラのスワンボートが出てきます。
「プリンセス」はウラナスビンの人形が八尾さんの部屋にあります。
なお「ヘンダーランド」は、ヘンダーくんのがかかしになって出てきているものが正解だとのことです。
「ヤキニク」「アミーゴ」はファウードさんの書かれているもので合っています。
と言いつつ、実際に自力で見つけたものはあまりないのですけれども。後生掛と指宿やマイク、山田といったセリフ有りのキャラはわかりやすいですし、他にも段々原やグルメッポーイと、SML検索とサボちゃんキーホルダーやKBバッジ、金有電機あたりしか見つけられていなかったり。

私信:25周年ということでこのような要素があったようで、楽しめるのでいいですね。編集の山田はかなり意表をつく人選だとは思いました。20作目で過去19作のヒロインが一気に登場したこともあるので、30作品目での登場に期待したいですね。

もっと詳しいご回答ができるという方はこちらからよろしくお願いします

 

[Z-3] 盆栽すしさんからいただいたご意見・ご感想です。(2017年 2月24日)

おはようございます。
劇しんの最新作『襲来!! 宇宙人シリリ』が、すでにTVや映画館に於いて予告映像を流されてますけど、TVとは異なりこれまで製作された劇しんの多くのメイン舞台地は、実在する埼玉県下の春日部市となっており、しかも実際の春日部市とは異なる起伏ある地形、まちの雰囲気がクレしんの桃源郷的要素の強い感じゆえ、映画の内容ともども安心して鑑賞できるからイイです。

東武電車の春日部駅東口側ちかくにあるぷらっとかすかべさんや、西口側からさほど遠くない春日部市役所本庁舎、ララガーデンさんの嵐を呼ぶブリブリシネマさんには、劇しんのポスターやグッズが見ることできるうえ、とくに近年の実在の春日部市長・石川良三さんが、クレしんの地元に於けるイベントに率先して出席してる事に、となりまち住民である私は正直いって胸中大号泣するくらい感激する程であります。

さて、こんどの劇しんの最新作『宇宙人シリリ』は、はたしてどうなるのか正直わたしは期待しているものの、何処の映画館で鑑賞するか検討中です。

以上をもちまして、私はこの辺にて失礼します。

おたよりありがとうございます。
時には埼玉どころか地球をも離れた舞台となる場合もある劇しんではありますが、それでも必ず春日部の場面は存在しているわけで、クレしんを象徴する地名だけに欠かせない要素です。
実在の春日部とは異なるとはいえ、過去作品の例では市役所の形状は同じ感じですし、ララガーデンらしき建物もそっくりのものが登場しているわけですから地元のファンからすればたまらないものだと思います。また市長さんがクレしんに対して理解の深い方なのも幸せな話です。いずれ交代される時期が来るのでしょうが、次期市長さんにもこの思いは継承していただきたいものです。
どこで鑑賞しても内容は同じですけれど、やはり何となく違う雰囲気がするものですね。かつて春日部での鑑賞の際はいつもと違うと強く感じたものでした。

私信:作品タイトルだけでも面白そうだということが強く伝わってきます。さらにはシリリ役の沢城さんがナレーションをされているとなれば、これは欠かすことができないものですね。

 

[Z-2] 盆栽すしさんからいただいた情報提供です。(2017年 1月14日)

おはようございます。
きたる4月15日に公開予定の劇しん新作『襲来!!宇宙人シリリ』に関連しますけど、そのメインゲスト・シリリの声を担当される沢城みゆきさんが、なんとひと足さきに2月18日より、全国各地にあるイオンシネマさん32館(埼玉県下だと武州・大宮、羽生=はにゅう=、浦和美園、大井=ふじみ野=、越谷レイクタウンおよび春日部にある)にて公開の『劇場版 列車大行進 日本を駆ける列車たち』のナレーションを担当されるそうです。

この報を知って私は、ココの質問箱にはじっさい乗りものが好きな方が結構いらっしゃってますから、『宇宙人シリリ』を鑑賞するまえに、前述の『列車大行進』でも鑑賞すれば、沢城さん(現に、クレしんをOAしてる同じテレビ朝日さんの『報道ステーション』で、ナレーションを担当されてる)に興味をもてる方が、もっと増えるのではないかと思いますけど、いかがなモノでしょうか!?

以上をもちまして、私はこの辺にて失礼します。

情報ありがとうございます。
…今頃載せてもどうにもなりませんね(掲載した日は12月9日(!))。誠に申し訳ございませんでした。
ナレーションなどの声とはかなり感じが違ったりすることもあるかもしれませんが、シリリの沢城さんとの雰囲気の違い(または同一性)を感じることができたかもしれませんね。

私信:ラッピングバスに乗ることができれば、なおいっそう楽しくなりますね。せっかく乗るなら、そういったところでも楽しみたいものです。阪急電車も登場しているのですか。

 

[Z-1] とにかく明るいクレッシュさんからいただいた情報提供です。(2016年10月24日)

とにかく明るいクレッシュです。安心してください、くたばっていませんよ。
既報ですが、来年の映画のタイトルと監督、脚本が発表されましたのでご報告を致したいと思います。
タイトルは「クレヨンしんちゃん 襲来!!宇宙人シリリ」です。特報では野原一家に謎の宇宙人がライトセーバーらしきものを片手にやってくるという映像が公開されました。
宇宙人との遭遇であるからクレッシュは「スター・ウォーズ」シリーズや「バトル・シップ」のような宇宙人との対決ものなく「プリンセス」やスピルバーグ監督の「未知との遭遇」みたいな作品になるのではと想像しています。
監督と脚本は「B級グルメ」「サボテン」の監督を務められました橋本昌和氏が務めます。クレッシュが提唱した橋本氏と高橋渉氏が交互に劇場版の監督を務める「橋高(はしたか)時代」は継続された形となりました。
橋本氏が単独で脚本を務められるので、これまで「クレしん」では脚本を担当されていなかったので不安になると思われるのですが、橋本氏が監督を務めた「TARI TARI」「ソウルイーターノット!」「ハルチカ〜ハルタとチカは青春する〜」では脚本も担当されているので不安要素はありません。「TARI TARI」と「ハルチカ〜ハルタとチカは青春する〜」は評価が高いのでクレッシュはむしろ期待しています(注)
25作目の節目の作品ということもあり、どのような作品になるのでしょうか?ひろしの声は藤原さんに戻っているのか、16年の沈黙を破って甦ったあの豚は登場するのか、あっと驚くキャラは登場するのか、どんな声優が出演されるのか、豪華なゲストは出演されるのか、ビックリするようなアーティストが主題歌を担当されるのか、あの某声優は今度こそ出演するのか等々期待に胸を膨らませながら続報を待ちましょう。
興行収入もこれまでの最高記録である「サボテン」を越えてほしいですが、せっかくなので「君の名は。」の興収も超えてほしいものです(笑)期待しています(注1)

≪次回予告≫
(お手数ですが、脳内にてエヴァの次回予告のBGMを流し、ミサトさんボイスで読んでください)
京都よりも長い歴史を持つ古都奈良。そこにある明治以来の歴史を持つ博物館にクレッシュの姿があった。
クレしんとは全く関係がないはずの場所にいるクレッシュの目的とは何か、謎の仏師快慶の傑作がクレッシュを襲う、果たしてクレッシュは無事にクレしんを鑑賞することが出来るのか?
次回、クレッシュレポート「シリリ編鑑賞記」
この次もサービス、サービスぅ。

≪オマケ クレッシュ的「君の名は。」の感想≫
よくある青春映画で見る展開や内容が多く、男女の入れ替わりやタイムスリップしての問題解決などどこかで見たことがある展開の焼き増しであった。内容や結末ももう一工夫してほしく、鑑賞後の気分は「プリンセス」を見た後と似ていた。ただ背景は普通のアニメではあそこまでのものはなかなかできないものなので、その点だけはよかった。
クレッシュ的には同じ年に公開された「ユメミーワールド」の方がはるかに面白かった。

(注)この2作品の音楽を担当された浜口史郎氏は「オトナ帝国」「戦国大合戦」等のクレしんの音楽を担当されており、水島努氏が監督を務めた「おおふり」「ガルパン」の音楽も担当されており、クレしんとの縁が深い。
(注1)これを書いている時点で興収154億円。

情報ありがとうございます。また新作映画発表の季節がやってきましたね。
宇宙人が登場するとなると、それこそ「プリンセス」の再来ではないかという気がしており、興行的に失敗作となった悪夢がよみがえってしまうところなのですが、監督は「サボテン」で実績十分な橋本氏ですのでそこまで心配するようなこともないでしょうか。橋高時代という流れは継続されるようで、いつまでこの形が続くでしょうね。余談ながら、橋高を橘高(きったか=プロ野球審判員)と最初見間違えました。
ひろしの声は、今のところ森川氏のままで発表されているようです。藤原氏が公開までに復帰されたとしても、今回に間に合わせるのは難しいかもしれません。ただアフレコはだいたい3月ごろのようなので、まだ可能性としては残っているとは思いますけれどね。 そして25作目ということで(「温泉」の同時上映「クレパラ」も別枠と扱ったため)、質問番号のアルファベットがとうとうラストになってしまいました。2018年の26作目が公開される際は[AA-1]とすることになりそうですが、まさかここまで(シリーズが、ではなく質問箱が)続くとは思っていませんでした。
とりあえず同じ宇宙ものの「プリンセス」は絶対に超えてもらわなくてはなりませんが、ぜひ「サボテン」越えを達成してほしいですね。もしも「君の名は」を超えたら大事件でしょう。その後も伸びて200億円を突破したようです。「ユメミーワールド」の上映時に予告編が流れていましたけれども、そこそこ入るとしてもここまでの伸びは考えもしませんでした。おっしゃるように入れ替わりネタなど昔から何度も使われてきたものです(クレしんでもしんのすけとみさえが入れ替わりましたし、映画「あたしンち」も母とみかんが入れ替わるのがメインテーマです)。身内の入れ替わりではなく全くの他人同士が入れ替わる点がクレしんやあたしンちとは異なるとはいえ…。もちろんそれだけではない魅力があってこその記録なのでしょうし、劇場に行ってもいない身で批判するのも気が引けるのでやめておきます。
次回はいよいよシリリ鑑賞の話ですか。そして、今年と同様に博物館鑑賞とセットなのですね。毎年お疲れ様です。