〜しんちゃんの本当の恋〜 「春日部に帰ったら一緒に遊ぼうね!」 「うん!」ツバキちゃんの笑顔が見れた あれ?なんか薄くなってきた・・・ −−−−−−−−−−−−− 「ワッハハハ!朝だぞ!!」 アクション仮面の目覚ましがいつものように響く 「あ〜もう朝かよ、眠ぃ」父ちゃんが目覚ましを止めた 目覚ましの音で母ちゃんも起きた 「おはようー、今朝食作るね」 オラはなかなか眠気が覚めなくてボーとしていた 「そっか、今の夢か・・・ツバキちゃんはいないんだっけ」 と昨日のことを思い出す。 オラの家族、ネネちゃん、ボーちゃん、マサオ君、風間君その他いろんな人たちが カスカベ座から西部劇の世界に入っちゃっていろいろ大変だった。 どんどん記憶が消えてく中、いろんな人とかの助けとかで、なんとか知事のおっち ゃんやっつけてこっちに戻ってこれた。 戻ってきて嬉しかったけど、ツバキちゃんは映画の中の人で戻ってこれなかった。 それはすごく悲しかったけど、みんなとまた一緒にいられるからこれでいいんだ。 ツバキちゃんの事は忘れよう・・・つらいけど 「しんちゃーん、ご飯できたから起きてぇ」 「ほーい」いろいろ考えてたら眠気は覚めた。 母ちゃんのいつもの声がつらさを少し忘れさせてくれた オラはーブルに向かった ごはん、アクション仮面納豆、味噌汁 日本の朝ごはんだなぁとおじさん見たいな事考えながら席につく 「いただきまーす!」「たぇ〜!」 みんなでいただきます、ひまわりも元気よく合わせた。 ひまわりもいただきますって言ったのかな?笑 オラん家はお約束条項で食事中テレビ禁止だから 幼稚園の事とか、父ちゃんの部下の川口さんのこととか楽しくいろいろ喋っている 今日はそういう話じゃなく、やっぱり昨日(映画の中では何日もたったが)の話だ った。 続く |