そう・・・あれは15年前・・・オラが5歳のときだった ひろし「なんだよ!俺が悪いっていうのか!!」 みさえ「そうよ!あなたが、リストラされたからよ!」 なんだろう・・オラはまだ眠い目をこすりながらリビングに行こうとした。そしたら みさえ「なによ!あなたがそんなにいうならしんのすけとひまわりを連れてでていくから!」 え・・・一瞬オラはなにがなにがなんだかわからなった。父ちゃんも驚いた顔をしていた。が ひろし「ふん!お前なんか顔も見たくないさ!とっととでていけ!!」 うそだ・・・これは夢だ・・・オラはそう思いながら、布団の中に入った。 布団の中で思った明日は父ちゃんも、母ちゃんも明日は笑い合っているだろう オラ「おはよー」 リビングに入った途端重苦しい空気がした・・・ みさえ「しんちゃん、今日は幼稚園お休みするわよ」 え・・・いつもなら喜ぶけど今日は嫌な予感がした ひろし「じゃあな!!!」 父ちゃんが会社に行ったとたん母ちゃんは旅行用のカバンを引っ張り出しオラにこういった みさえ「しんちゃん、じぶんのものとかまとめといてよ」 オラ「なんで?」 みさえ「パパとお別れするのよ。パパに何か言いたいことがあったら手紙を書きなさい」 いつもの母ちゃんと違う冷たい言い方だった。オラはただただ荷物をまとめていた。 ふと家を見渡しているとひまがじっとこちらを見ていた。 オラ「ひま」 ひまわり「たいや〜」 オラ「ひま・・・」 ひまはなんだかおびえているかんじだった。 みさえ「しんちゃん、ちゃんと荷物まとめたの?」 オラ「ほ。ほい」 みさえ「パパに手紙は書かないの?」 オラ「うん。書かない」 みさえ「じゃあ、いくわよ」 バタン オラの後ろにドアの閉まる音が聞こえた。おらはたぶん最後の家を見た。 みさえ「これから岩手に行くから」 〜2時間後〜 はっ。ここはどこ みさえ「ここが新しいお家よしんちゃん」 またずれ荘より少しきれい目のアパートオラは今日からこのアパートで暮らすんだ。〜引っ越してから2か月〜 オラは急に父ちゃんにあいたくなった。でもオラは父ちゃんの電話番号を知らない バックの中を探ってみた。すると1枚の紙が出てきた・・・ 続きです。 みさえの気持ちの時は<みさえ>とかいてから、いきます <みさえ。> やばいわね・・・子供たちに知らせちゃえば、ショックを受けてしまうから、黙ってしまおうかしら・・・ 〜そんなこんなで翌日〜 みさえ「しんのすけ〜あんた今日から新しい幼稚園に行くんでしょ〜早く準備しなさい〜」 しんのすけ「ほっほ〜い」 みさえ「ここよ、新しい幼稚園は」 「ミツバ幼稚園」 しんのすけ「ほうほう」 職員室・・・ ?「おはよう、しんのすけ君」 しんのすけ「おはようござますぅ」 みさえ「今日からよろしくお願いしますぅ」 ?「私は、ここの園長です、しんのすけ君」 今まで、ずっと下をみていたんだけど顔をあげて、顔を見てみようとした、そのとき しんのすけ「組長!!?」 園長「えええええ!こわいよ〜」 みさえ「こらっしんのすけ!!なにをいっているのよ!」 しんのすけ「ごめんなさい・・・」 園長「いえいえ、なにせわたし、怖がりなもので・・・」 石永「しんのすけくん、私が、しんのすけ君の担任の石永楓で〜すよろしくね!」 しんのすけ「よしなが先生まで!」 みさえ「しんのすけ!もうやめなさい!」 石永「別にいいですよ〜お母さん。しんのすけくん、教室に行きましょ。みんな待っているわよ〜〜」 教室 石永「みなさ〜ん。きょう転入生が、きま〜す。しんのすけくんなかにはいって」 しんのすけ「お、オラ野原しんのすけしんちゃんって呼んでもいいぞ」 石永「しんのすけくんの席は、あそこよ、みんな仲良くしましょうね〜」 園児「はーい!」 〜遊びの時間〜 ?「しんのすけくん?ちょっときて」 しんのすけ「なに?」 その顔をオラは確かに見た記憶があった・・・ |