トップ小説作成者・碇しんのすけさん


『野原家のあいちゃん?』

「ふうあ〜」
彼、野原しんのすけは現在16歳。何とか高校に入学し、その初日を迎えようとしていた。ちなみにひろしは部長になった。
「おはよ〜「おはようございます。『しん様。』」・・・・」
そう、彼の目の前には一人のメイド(半和製でサム○ピのいろ○風)が三つ指をおって挨拶をしていたのだ。しんのすけはそのメイドの正体をすぐに理解した。自分を『しん様』と呼ぶのは彼女しかいない。
「・・・・あいちゃん????!」
「はい、しん様!お父様とお母様の許可はすでにいただいておりますわ。無論、お養父様とお養母様、ひまちゃんにも。」
「・・て!どういうことだよ!父ちゃん!母ちゃん!」

「それはな・・・」
ひろしは一枚の手紙をしんのすけに手渡した。その内容は『うちのあいをよろしく頼む。じゃ、そうゆうことで。酢乙女財閥総帥より、あいの(伴侶)、野原しんのすけへ。』だった。
「・・あいちゃんの父ちゃん、、なんて勝手な・・」
「それよりしん様、はやく支度して学校へ参りましょう。」
「??」
「なぜならあいもしん様と同じ学校に通いますから。」
「そうなの?」
「そうですわ!」『にこ』
そしてあいちゃんは野原家の一員となった。自らのごり押しと自分ん家の放任で。
その心意気、なぜマサオ君に向かん。

・・・・・んで学校。入学式を終え・・・
「・・・・うそでしょ?・・」
マサオくんは疑いに満ちた眼差しでしんのすけをうかがった。彼はこの現状をいまだ受け入れずにいた。
「ほんとだぞ。オラだってまだよくわから・・」
「そうですわマサオ。いまのあいは・・いえ、昔からしん様のもの。あなたのでる幕は最初からありませんですわ!」
と、いい放つと同時にしんのすけに抱きついた。周りから見れば何と言う大胆な。その光景にマサオは絶叫しながらあいの下へ駆け寄った。
「ひどいよ〜〜〜〜〜〜!!!」
その叫びはあいによって一蹴された。しんのすけに抱きついたまま。哀れ、マサオ。

その夜、オラはみんなとメシを食った後、風呂に入ろうとした矢先にはやはりあいちゃんがいた。
「しん様、あいもご一緒しますわ!」
「いいぞ!なんで一緒でなの?」
「!!・・・しん様・・(涙目)」
「・・・・入ろう・・・(汗)」
「はい!!(満面の笑み)」
結局、一緒に入ることになった。

んで入浴後、しんのすけはあいちゃんに勉強を『解り易く』みてもらい、しばしの談笑に興じた。
「なああいちゃん、そんなに頭いいならなんで風間君みたいにいい学校にいかなかったの?」
「そうですわねえ、たしかにしん様の言うとうりですがそれでは退屈ですわ。」
「?」
「あいはWエックス大付属高にも推薦されましたがそこはつまらないところですわ。だから低レベルですが曲者ぞろいの埼玉高にはいりましたの。それに・・・」
「それにって何?」
「しん様の御傍にいたいからですわ。だからやってきたのです。貴方の『メイド』として・・」
と言うと、あいちゃんは自分の上着を脱ぎだした。
「さあ。このあいをしん様のものにしてくださいまし。」
「はい??????」
というわけで、あいちゃんは全力でしんのすけを愛し、しんのすけはあいちゃんによって人生の墓場にひきずられたのでした。 

「しん様、このあいを幸せにしてくださいましね!」
「へええ〜〜〜〜」


野原家のあいちゃん? とりあえず了

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