トップ小説作成者・小雨リリアさん


とても寒い冬の日

少年は思フ

___『なんでまだ、生きてるんだろう?』

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倒れそうなくらい寒い日

はしゃぎたいくらいわくわくする日

そして、悲劇が始まる日


5人の園児が遊んでた



ふわふわ浮かぶ真っ白雪

「ほっほーい!」

投げては馬鹿遊び

「やめろよしんのすけ!!」

馬鹿らしくて、素晴らしい生活

こんな幸せな日々がずっと続いて

崩れたらどうなる?

トランプタワーのように

全てが崩れる

「リアルおままごとしましょー!」

『!?』ギクッ

「も、もうそろそろ帰ろうよ!」

「あ!ぼ、僕塾が!!」

「ぼー」

「えー、じゃあ、明日やろ!」

「バイバーイ」

あと一秒だけでも早く帰れたら

どれ程の者が後悔しただろう

だれもが、悔いが残った

「あぶない、リアルおままごとに付き合わされる寸前だったよ・・・あ、塾!」

青髪少年は堕ちた

そこまで落ちた

全てが墜ちた

「・・・!?」

穴に吸い込まれていく

黒い穴(ブラックホール)にのまれてく

思い出したんだ

『ウソツキイノチ』

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次の日風間は行方不明だった

次の日も次の日も

母親も

父親も消えた

しんのすけたちは心配ながらも

公園にいった

なぜ

この子たちはこれほど不幸なのだろう?

どれ程の重い罪を背負わなかればならないのだろう?

公園に穴(ブラックホール)があった

『うぁぁぁぁぁぁ!』

みんな吸い込まれていく

ついた場所は

研究室

テレビには風間が写っていた

風間はしんで

生き返って

それを繰り返している

そんな画面が現れる

【やぁ、君たち】

「おじさん誰」

【・・・】

言わない

いや、言えない

続く

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