トップ小説作成者・さっちー3さん


おらの秘密3

「残りは、6人だけ。」
僕は、今しんのすけが倒れてしまったら、どうなるだろう?
ぶるぶるっ、考えただけでも恐ろしい。
「さあ、しんのすけを渡せ!」クローズは笑いながら言う。
リンがうなりながら、しんちゃんたちの前に立ちふさがる。
僕は考えていた、
リンは既に死んでいる。じゃあ、何でこの猫は生きているのか。それが疑問だ。
クローズ・・バラ?似ているけど「ローズ」「クローズ」
黒・・闇?
「そうか!じゃあ、光だ。」
突然、さんのすけが言ったのでクローズは驚き、
「なにが、光だ。そんなもの私には無い。それに、」
と言いながらうろたえていた。
「ええい、リンまとめてやっちゃって!」
とやけになって言うクローズ。
「炎士、大きな炎を出して。雅はしんちゃんをバリアーで守って」
これで、僕の計算が合っていたら、成功するはずだ。

「しんちゃん、お願いだから僕の近くにいて。」
「うん。わかった。」
この状況はしんのすけでも理解できたようだ。
炎士は、何かの呪文を言いながら不思議な模様を書いた。
その模様が書き終わったかに思えた次の瞬間、炎が多すぎるくらいでてきた。
「うっ、うう。」
突然リンはうなり始めた。苦しそうだ。
「やっぱり、リンは光に弱いんだ。」
クローズはおどおどし始めた。リンは溶け始めた。
そして、リンとクローズは消えた。
そのあと、リンとフゥが現れた。
「リン、フゥ大丈夫?」
いつのまにか時計は7時を指していた。

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