トップ小説作成者・さたけさん


しんのすけ・・・・
  
   ・・・風間くん!?

俺のことはいいからお前は春日部に帰るんだ

いやだ!風間くんと一緒に帰るんだゾ!!!

   いいんだ。もう大丈夫。

 風間くーーーーん!!!!!!!!!・・・
            



(しんのすけー!しんのすけーーーー!!!!!!)

「おぉ?」
「しんのすけ!!今日はアンタ幼稚園の卒園式でしょ!」
「お!そうだった」

 今日の夢はなんだったんだ?まぁいいか!

「今日はしんのすけの成長した姿をちゃんとビデオにおさめないとな!」
「たい!」

いつものように平和な1日が始まった。

「今日は幼稚園バスは来ないけど、遅刻は絶対にしないわよ!!」
「ほ〜〜い」
「ほら!早くご飯食べて、着替えて、顔洗いなさい!!」
「ほいほい」
「返事は『はい』でしょ!!」
「はいはい」
「はいは一回!」
「はい〜〜」
「しんのすけも大変だな!!」
「あ〜〜な〜〜た〜〜早く!」
「ほ〜〜〜〜い」
「あなた!!!(怒)」
「はい!(汗)」

「みんな車にのったか??」
「おおおおおお!!」
「それじゃーー・・・」
『出発おしんこーーーー!!!』
「きゅうりのぬかづけーーーーーーー!!!!」

野原家はシロの餌やりをわすれて幼稚園へと向かった

「みんなおっはー〜〜〜」
「しんちゃんおはよーー!」
相変わらずおにぎり頭のマサオくん
「しんちゃ〜〜ん今日のおままごとは・・・」
「ネネちゃんきょうは卒園式だよ?だからおままごと
はできないでしょ!」
「し、しってるわよ!!(汗)おにぎり!!」
卒園式なのに徹夜でおままごとの
内容を考えてきたのだろうネネちゃん
「はい!ごめんなさい」
ネネちゃんのキレ顔には勝てないマサオくん
「いや〜〜〜今日も平和ですな〜〜〜〜」
「ボーー」
「おぉ!ボーちゃん!!今日の鼻水
の調子はいかが?」
「透明度が、ちょっと、悪い。。」
ボーちゃんの鼻水は一流だ

「あれ?風間くんは?・・・あ、いたいた!
カーーざーーまーーくーーん!!!」
「よ、よぉしんのすけ」
ちょっと元気がない様子の風間くんだった。
「どうしたの?今日のおままごとの主役は
風間くんなのよ?」
「だからネネちゃん今日は卒園式だよ・・・」
「し、し、知ってるわよ!!おにぎり頭!!!!」
さすがネネちゃん。キレた時の顔はかなりすごい。
「はいゴメンナサイ」
半泣きなまさおくん。

「あはは、今日卒園式緊張するな、、」
風間くんが苦笑いしながら言った
「ほーんと!しんちゃんが何かしそうでね」
ネネちゃんが笑いながら言った
「あ!確かに!!しんちゃんなんか
あぶないね!」
マサオくんが笑顔でいった。
「余計なお世話だぞ!おにぎり頭!!!」
「なんでボクだけなんだよ〜〜〜」

・・・この時、風間くんの元気がない理由を
しんのすけ達は知らなかった。



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