第3話 1992年 4月27日

アクション仮面を見るゾ ☆☆☆☆  
しんのすけが外から帰ってくる途中、5時になりました。それとともにみさえは玄関の鍵をかけます。やがてしんのすけが帰ってきてドアをノックします。アクション仮面が始まるから開けてと言いますが、5時までに家に帰るという約束を破ったのがいけないのだとみさえは開けません。アクション仮面がやられちゃうかもしれないから絶対に見逃せないわけで、そこまでのアクション仮面のあらすじを語り、だから見たいのだとしんのすけは主張します。よい子ならばここで謝るものなのに…というわけでみさえは取り合いません。が、いつの間にかしんのすけが居間にいてアクション仮面を見ていたのでした。みさえは玄関前にしんのすけを運びます。なぜみさえがそんなに怒っているのかというと、便秘だからではなく、カルシウムが足りないからというわけでもないようです。ママとのお約束条項の第5条「5時にはおうちに帰ること」(しんのすけは最初第7条「母ちゃんのおパンツをかぶってはいけない」と答えましたが)、「そして守れなかった場合はおうちに入れない」というものがあったのです。そこでしんのすけを玄関先に置き去りにしてみさえはドアを閉めます。しんのすけは泣き出してしまいます。みさえは思わず開けそうになりますが、ここで甘やかしてはいけないとぐっとこらえるのです。すると、しんのすけは泣き止みました。初めからウソ泣きだったのですが…。今度は、通りかかったおばさんに対してテレビも見させてもらえないということを語り出すのでした。みさえが飛び出してきて、絶対にここを動くなと言うのでした。その後みさえがテレビをつけてチャンネルを変えると、団羅座也が映りました。が、しんのすけがいつしか忍び込んでアクション仮面をこっそり見ていたようで…。その後、しんのすけはひろしのつもりで今帰ったとインターホン越しに話します。が、そんなことでみさえもすんなり開けるはずありません。実はちょうど宅配便の人が来ていたのですが、宅配便の人がみさえから怒鳴られてかわいそうなのです。それからしばらくして、野原家に電話がかかってきます。ネネママからで、なんとしんのすけはネネちゃんの家に行ってアクション仮面を見ていたのでした。みさえもここまでされてしまい、敗北宣言なのでした。 中弘子
原恵一
原恵一
高倉佳彦
しんのすけ
みさえ
ネネちゃん
ネネママ
アクション仮面
給食は楽しいゾ ☆☆☆☆  
今日はふたば幼稚園給食の日です。シチューは熱いから気をつけて運んでと給食のおばさんに言われ、しんのすけは水を入れようとしてしまいます。さて、風間君が取り仕切り、誰が何を運ぶのか決めることにします。が、しんのすけはシチューを運びたがるわけで…結局しんのすけがシチューを、マサオ君がご飯、ボーちゃんが牛乳で風間君がフルーツみつ豆を運ぶことに。しかし、しんのすけがふらついてマサオ君にぶつかり、マサオ君が持っていたご飯がこぼれてしまいます。責任取れよと風間君から言われたしんのすけは、しゃがみこんでしまって落ち込んだ…と思いきや、こぼれたご飯を食べていたのでした。風間君の家では、落としたものは捨てなさいと言われていたようなのですがともかく、床に触れていない部分は拾えば食べられるというわけで、しんのすけはちりとりで集めようとします。風間君が止めようとしますが、風間君はご飯の入っていた円筒形の容器を足を取られてバランスを崩し、シチューの容器を倒してしまいます。で、ご飯の上にシチューが…。でも、風間君は次第に壊れ始め、これはリゾットなのだと主張して拾おうとするのです。が、相変わらずしんのすけはちりとりで拾おうとするわけで、これを止めようとした弾みで風間君は次にフルーツみつ豆の容器まで倒してしまい、リゾット?に混ざってしまいます。この時点で「フランス風フルーツ・ド・ライスシチュー」の完成となるのでした。が、風間君はさらに牛乳パックまで踏みつけてしまい…。ともかく風間君はこぼれたものを拾い始めます。が、実はこの日配達の人が間違えて一クラス分余ったようなのでした。一方で必死に拾っていた風間君でしたが、こんなことをしても罪は消えず、将来大きくなってからも死んでからも、ずっと言われ続けてしまうと思い込んでしまいます。そこで風間君は、ある手を思いつくのでした。一方、余った給食を引き取ったしんのすけたちは教室に給食を運び、みんなで食べ始めていました。そこになぜか裸姿の風間君が入ってきます。そして、強盗に給食を取られ、服まで取られてしまったと叫びます。が、ちゃんと給食があるわけで風間君はみんなから大笑いされてしまうのでした。 西園悟
原恵一
原恵一
小川博司
しんのすけ
風間君
ネネちゃん
マサオ君
よしなが先生
歯医者に行くゾ ☆☆☆ げんこつ
しんのすけが家に帰ってきます。が、なにやらほっぺたを押さえています。見せてごらんとみさえが言うのですが、しんのすけは嫌がります。どうしても見たいならお尻なら…というわけで、げんこつとなります。どうやらほっぺたの中が痛いような感じで、チョコビをエサに口を開けさせて見てみたところ、どうやら虫歯になっているようなのでした。虫と聞いて虫取り網やかごを持ってきたり、虫さされの塗り薬を出してきたりするのですが…それでは治らないわけで、歯医者に連れて行くことにします。が、しんのすけにはデパートに行くと言います。が、化粧をしてないし高い服も着ていないのを不審がるしんのすけです。化粧して着替えるみさえでしたが、結局しんのすけにはばれていて、しんのすけはトイレにこもってしまいます。するとみさえは、今日行く歯医者にはハイレグの看護婦さんがいっぱいなのだと言うのです。するとしんのすけはトイレから出てくるのでした。そして歯医者に着きますが、待っていたのはハイレグではなく、ちょっと怖そうな女性なのでした。しんのすけはスリッパを忘れたとかいって逃げ出そうとしますがそうもいきません。が、出てきた先生は美人の女医でした。するとしんのすけはとたんにおとなしく治療台に座ります。しかしそれでも、歯を削る時になるとしんのすけはアイロンを消し忘れたとかいろいろ言ってごまかそうとするのでした。やがて治療が終わって家に帰ります。しんのすけは落ち込んでいるのかと思いきや、お菓子を大量に食べていたのでした。また歯医者に行って美人の女医に会いたいようなのでした。 もとひら了
原恵一
原恵一
大塚正実
しんのすけ
みさえ