第5話 1992年 5月11日
映画に行くゾ | ☆☆☆ | |
みさえがしんのすけを連れて映画館へ急いでいます。もうすぐ上映時間なのですが、しんのすけはお子様ランチが食べたいようで…帰りに食べさせてあげるというと、とたんにしんのすけは走り出します。途中でおもちゃ屋を見つけ、みさえがなんとか自分の体で隠しますが、しっかり見られていたようで…。そして到着です。みさえは「愛は風と共に去る」がどうしても見たかったようです。しんのすけには、怪獣が出てくるとごまかしていました。お菓子をほしがるしんのすけに対し、食べさせておけば静かにしていていいだろうと思うのですが「音が出なくて長持ちして安い」という条件つきでした。しんのすけはトイレも済ませますが、今度はのどが渇いたと訴えるしんのすけです。で、紙コップ式の自動販売機でジュースを買いますが、コップが出てきた時点でしんのすけはコップを取ってしまい、ジュースは無駄になってしまったのでした。ともかく、ようやく上映開始です。しんのすけはお菓子に夢中のためゆっくりできそう…と思ったのもつかの間、さっそく隣の女性に声をかけてしまいます。みさえがおしおきすると騒がしいと注意されてしまいます。やがて映画はクライマックスに。みんなが涙を流しているのですが、しんのすけは怪獣が出てこないというわけで、感動のシーンなのにそこらへんをウロチョロ…。しかも字幕のひらがなだけを大声で読み上げるわけで、ついに周囲から怒られて途中なのに帰らなければいけなくなってしまうのでした。 | 翁妙子 | |
ささきひろゆき | ||
ささきひろゆき | ||
(高倉佳彦) | ||
しんのすけ みさえ | ||
よい子のプレゼントだゾ | ☆☆☆☆ | |
風間君が花束をよしなが先生に渡していました。今日はよしなが先生の誕生日だったようで、風間君は頭をなでてもらっていました。それを見たしんのすけは、後で職員室に入り、お祝いの言葉を言うのです。そしてしんのすけもプレゼントの小さな造花を渡すのでした。匂いもなかなかいいとのことですが、実はこれは、トイレの消臭剤のところに入っていたものだったのでした。結局返品ということになります。が、しんのすけはプレゼントをどうしてもあげたいようで、しつこくよしなが先生についてくるのでした。そこでよしなが先生は、しんのすけにもっとよい子になってくれるのがいいのだと言うのです。例えば、みんなが嫌がることを進んでやるといい、と教えるのでした。が、直後に嫌な音が響きます。人の嫌がることをやっただけ…なのですが、そうではなくて人がやりたがらないことをやりなさい、という意味だと教えます。すると、しんのすけは教室を掃除し始めるのでした。しかし、みんなは逆に不気味に怖がっているのです。が、本当は素直な子だというわけでよしなが先生は感激するのでした。帰りも、しんのすけはしっかりとあいさつをして帰っていくのでした。よしなが先生は涙を流して大喜びです。そして翌日、よしなが先生はまつざか先生に、しんのすけの変身振りを説明するのです。まつざか先生はまったく信じていないのですが、担任の実力だとよしなが先生は自信満々です。そしてひまわり組の教室に案内するのですが…そこにいたのはゾーさん芸を披露中のしんのすけだったのです。昨日よい子になっていたのは、よしなが先生への誕生日プレゼントだったからで今日はもう違うから、ということなのでした。 | 中弘子 | |
ささきひろゆき | ||
ささきひろゆき | ||
(堤規至) | ||
しんのすけ 風間君 ネネちゃん マサオ君 ボーちゃん よしなが先生 まつざか先生 | ||
お手伝いするゾ | ☆☆☆ | |
みさえがしんのすけに、ご飯を運ぶのを手伝ってと呼ぶのですが、しんのすけはアクション仮面を見ていてまったく手伝う気がなさそうです。ごほうびをあげると言ってもなかなか来ないのですが、チョコレートをあげると言ったら急にやってくるのでした(まあ引っかけだったわけですが)。しんのすけはだまされたというわけで、みさえをうそつきの卑怯呼ばわりしますが、単細胞のしんのすけに何を言われても気にしないとみさえは笑っています。が、三段腹という言葉は気にしないわけにいかなかったようです。で、しんのすけは台所から居間へおかずを運ぶことに。しんのすけの大好物の卵焼きは、途中で勝手に食べてしまいます。さて次は、しんのすけの大好物?なピーマンとニンジンがたくさん入っているおかずでした。が、しんのすけはそのまま外へ持っていこうとしてしまいます。ともかく運び終わり、あとは2階で寝ているひろしを呼んでくるというお手伝いをすることに。今度こそお駄賃をもらいたいしんのすけで、みさえは仕方なく50円を渡します。が、勝手に手相占いを始めるみさえでした。そして占い料50円ということで結局お駄賃はなかったことに…。再び三段腹と言った後、しんのすけはひろしを起こしに行きます。が、ひろしはなかなか起きません。するとしんのすけは、ひろしがはいていた靴下を口の中に入れたのでした。ひろしはさすがに起きますが、かなり不機嫌な感じです。ひろしは冷蔵庫からビールを取り出しますが、しんのすけが栓を開けると言って聞かないのでした。そこでしんのすけにやらせますが、結局どうすればいいかわからず、途中であきらめてしまいます。それならというわけで、ビールを注ぐのをやるということに。しかししんのすけはビールをこぼしてしまいました。しかし1日1本というわけで悲しいひろしということになってしまうのでした。 | 桜井正明 | |
ささきひろゆき | ||
ささきひろゆき | ||
(林静香) | ||
しんのすけ みさえ ひろし |