第7話 1992年 5月25日

ひなん訓練は大変だゾ ☆☆☆  
幼稚園では避難訓練を行う日です。地震と火事が発生した想定です。地震が起きたらどうするのかとのよしなが先生からの問いかけに対し、しんのすけはびっくりすると答え、その後は気にしないのだと…。風間君が机の下に入ると模範解答をします。よしなが先生も机の下に入ってみるのですが、頭を打ってしまいます。やがて震度7の地震が発生したという放送が入り、みんなは机の下に隠れます。が、しんのすけが机の上で踊って机が揺れたため、マサオ君は本当の地震かと思って泣き出してしまいます。その後火災が発生したとの放送が入ります。みんなは頭巾をかぶって外へ出るのですが、今頃しんのすけは机の下に避難を始めてしまい、バラ組に後れを取ってしまいます。さらに、いざ教室から出るところでしんのすけがトイレに行ってしまいます。しんのすけがトイレから出ると、職員室に姿を消す園長の姿を見かけます。園長は発炎筒を用意していました。雰囲気を出すために用意したのですが、しんのすけがいたずらして勝手に煙を出してしまいます。そんなゴタゴタのため、やっぱりよしなが先生はまつざか先生からバカにされてしまいます。避難訓練なのにスカートをはいてきたよしなが先生にも非があるのかもしれませんが、しんのすけもまつざか先生に対して化粧が濃いとの反撃を…。その後、消火器の実習をします。よしなが先生とまつざか先生が実際に消火器を使おうとするのですが、しんのすけのせいでまつざか先生の顔に消火器の粉をかけてしまい、まつざか先生も反撃をしてメチャクチャになってしまいます。そのうち、消火器の訓練用につけていた火が広がりボヤを出してしまうことになるのでした。なんとかしんのすけが、勝手に安全ピンを抜いて遊んでいたところ暴発した消火器を操って偶然にも消火したのですが。 西園悟
原恵一
原恵一
小川博司
しんのすけ
風間君
ネネちゃん
マサオ君
よしなが先生
まつざか先生
園長
子犬を拾ったゾ ☆☆☆☆  
みんなが集まっているところにしんのすけもやってきました。どうやら捨て犬がいたようで、その白い子犬を見たしんのすけはわたあめみたいでうまそうだと言うのです。「オスです かわいがってください」との貼り紙を見て、オスだということにがっかりするしんのすけなのです。でもこのままにしておくわけにはいかず、飼ってあげればという話になります。しかし風間君の家は高級マンションでペットはNG、ネネちゃんの家もネコが2匹いてダメなようです。しんのすけは、マサオ君の家にこっそり置いてこようと考えますが、マサオ君もその場にちゃんといました。結局、しんのすけが家まで連れて帰ることになりました。みさえがいないのを確認して、しんのすけは子犬を家に入れました。冷蔵庫にあったおやつのメモを見てしんのすけはおやつを食べます。子犬もそのおやつを食べたがります。しかししんのすけが与えたのは長ネギでした。それは食べそうになく、次はソーセージを取り出してきます。が、結局ほとんどしんのすけが食べてしまい、子犬に与えたのはごくわずかのかけらだけでした。それからしばらくして、しんのすけは子犬を頭に乗せてみたり枕にしたりして遊びます。やがて子犬は、部屋の中で脱糞してしまいました。とそこに、みさえが帰ってきます。しんのすけは子犬をタンスの中に隠し、糞は新聞紙で隠しました。しかし、新聞を読んでいるというしんのすけを怪しがるみさえです。さらに、臭いに気がつくみさえです。しばらく新聞紙をめぐる攻防戦が続きますが、結局新聞紙はどけられて糞が見つかってしまいます。しんのすけは逃げますが、みさえがタンスを開けました。すると中から、みさえの高級ドレスを噛みちぎって遊んでいる子犬が現れました。みさえは泣いてしまいます。 中弘子
本郷みつる
原恵一
小川博司
しんのすけ
みさえ
子犬
風間君
ネネちゃん
マサオ君
ボーちゃん
名前はシロだゾ ☆☆☆  
Bパートの続きです。しんのすけは子犬を飼いたいというのですがみさえは許しません。結局、元いた場所に捨ててくることになります。ちょうどそこにひろしが帰ってきます。ひろしはしんのすけから事情を聞くのですが、さっぱりわけのわからない事情説明で、ひろしが玄関に入れてしまいます。生き物を捨てるのはよくないんじゃないかとひろしは言うのですが、みさえは死ぬ思いで手に入れたイタリアンパパリーノのドレスをボロキレにされてしまったわけで許せるはずもなく…。さらには子犬が可愛くないというわけで改めて捨ててくるようにしんのすけに言いつけます。するとしんのすけは居間の方へ走り出してしまいます。きつすぎるんじゃないかとひろしは言うのですが、みさえはわかっていました。ちょうど夕方5時で、しんのすけはアクション仮面を見ておりました。みさえはテレビを消し、犬のことが解決するまでテレビはなしだといいます。それに対してしんのすけは、名前をシロにすると答えます。ちゃんと面倒を見るからというのですが、みさえはどうせ最初だけだということで聞く耳を持ちません。ひろしは可愛いだろうというのですが、えさ代もかかるし今後も大変だというわけで…。結局、捨ててくるまで家に入れないということになってしまうのでした。しかし、どうしてもついてきてしまうからというわけで仕方なく…というパターンをしんのすけは考えていたようですがそれも通用しないようです。しんのすけはついに家を出て、子犬を元いた場所まで引っ張っていきました。が、シロが入っている箱が気になり、しんのすけが箱に入ってしばらくくつろいでいました。するとそこにおまわりさんが通りかかります。事情を聞くと、鬼ババに捨てられたとしんのすけが答えます。さらには「オスです かわいがってください」の貼り紙もあったために幼児虐待事件だと思い込んでしまうおまわりさんです。名前を聞くと「シロ」と答えますが「四郎」だと思われ、結局おまわりさんがみさえに説教をすることとなるのでした。そういった事件を経て、ついにシロは飼うことを許されるのでした。 中弘子
原恵一
原恵一
小川博司
しんのすけ
みさえ
ひろし
シロ
アクション仮面