第13話 1992年 7月13日
海水浴は楽しいゾ | ☆☆☆ | |
海水浴場で寝ていた女性がいます。すると、女性に迫る男の気配が。その男の正体はしんのすけでした。ひろしとみさえがしんのすけを探しているうちに、しんのすけはチョコビを食べませんかとか女性に声をかけているのです。その様子を見つけたひろしとみさえですが、ひろしにそっくりだとの声にひろしが反論し、しんのすけを連れ戻してくると宣言するのです。しかしみさえがさらに様子をうかがっていると、予想通りひろしもナンパに加わっているのでした。かくして、みさえが迫ってきました。しばし沈黙の後、ひろしの顔にはみさえの手形が、しんのすけの頭にはたんこぶができているのでした。ビールでも買ってこようとするひろしですが、費用はひろしのこづかい持ちということに。その間にみさえはサンオイルを取り出しました。が、みさえが目を放しているうちにしんのすけが口に入れてしまいます。これは体をきれいに焼くためのものだとみさえが説明しますが、しんのすけは体を焼くという言葉を誤解したようで、放心状態になってしまいました。みさえは水着の紐をはずし、背中をひろしに塗ってもらうのでした。初めて二人で海に来た時のことを思い出し、ひろしとみさえは幸せそうです。が、しんのすけはおつまみとして買ってきてもらったいかくんが、やっぱりピーナツのほうがいいと悩んでいたようで…。その後しんのすけは波打ち際に行き、波で足元の砂が流される感触が気に入ったようでした。すると、近くで水着を流してしまった若い女性を見つけます。そこでしんのすけは、寝ていたみさえから水着を奪い取って(その際、みさえは仰向けに転がされてしまい、胸が丸出しになってしまいます)若い女性に渡すのでした。その後胸を丸出しで寝ているみさえのそばには人だかりができていました。やがて夕方、みさえは意外とおだやかな表情で夕陽を眺めていました。代わりにひろしやしんのすけの顔が傷だらけになっていましたが…。というわけで、ホテルに向かうことにします。Bパートに続く。 | 中弘子 | |
ささきひろゆき | ||
ささきひろゆき | ||
小川博司 | ||
しんのすけ みさえ ひろし | ||
豪華ホテルに泊まるゾ | ☆☆☆☆ | |
ホテルに入った野原一家は、素晴らしい施設に感激するのでした。フロントでチェックインしますが、しんのすけは照れているようでした。と思ったら、近くの若い女性に声をかけていました。カードキーにまた感激する野原一家は、窓から見える景色にも感激しました。しんのすけがカードキーを持ちたがりますが、大切なものなのでしんのすけには持たせたくありません。なくさないと誓うということで、しんのすけがカードキーを持つことに。夕食としてスカンク料理のフルハウス…ではなく、フランス料理のフルコースを食べに行くのですが、ひろしとしんのすけがスリッパを履いて来ていたためにレストランへの入店を断られてしまいました。部屋に戻るひろしとしんのすけですが、しんのすけがカードキーを部屋の中に置いてきてしまったことを告白しました。結局フロントに申し出て開けてもらうことにします。ようやく食事開始ですが、しんのすけはスープを思いっきり音を立てて飲んだり、ステーキを大きな焼肉と間違えたりして大変です。次にデザートですが、しんのすけはその小ささが不満なようです。そこで、デザートをもっと食べたいと暴れるしんのすけです。仕方なく認めますが、アイスクリームをたくさん食べたいとのことで、一番量の多いアイスクリームを注文するのでした。が、ウェイターの様子がおかしくなりました。というのも、やってきたアイスクリームは超特大だったからです。仕方なく一家3人で食べ始めますが、とても食べきれない量です。それでもしんのすけは全部食べると言い張ります。が、その後しんのすけは凍えてしまって退場します。が、そこにカードキーを置き忘れてしまうのでした…。 | 中弘子 | |
ささきひろゆき | ||
ささきひろゆき | ||
林静香 | ||
しんのすけ みさえ ひろし | ||
帰り道は遠いゾ | ☆☆☆ | げんこつ |
ホテルから帰る日、急がないと帰りのラッシュに巻き込まれるからとあわてていますが、しんのすけは泳ぎの格好をしていました。着替える時間がもったいないので、しんのすけはそのままの姿のままで車に乗り込みます。忘れ物はないか…と、みさえがバッグを忘れていたようです。次はひろしがライターを忘れていたことを気がついて取りに戻りました。ようやく出発とその時、しんのすけに便意が…。結局渋滞に巻き込まれ、まったく動かなくなってしまいました。しんのすけが気分を和ませようと、ひろしに息を吹きかけますがそれでは和みません。音楽を聴いて、と思ってもしんのすけがアクション仮面の唄を流し、歌にあわせてしんのすけが踊り、さらにみさえまで歌い出したので、ひろしは余計にイライラしてしまいます。サザンの曲をかけろと命じるひろしでしたが、いつの間にかサザンのテープはしんのすけがいたずらして引き出してしまい、再生不能状態になってしまいました…。その後しんのすけは寝てしまい、ひろしにも眠気が…と、いつの間にかしんのすけがひろしの膝元にやってきて、寝たら死ぬぞと言った後で歌い始めました。結局しんのすけはみさえからげんこつを食らい、お約束第32条「運転中の遭難ごっこ禁止」を2人から言われるのでした。みさえが地図を見て裏道の存在を探して裏道に入りました。未舗装ながらもやっと走れるようになったところでしんのすけに尿意が…。さらにジュースが飲みたいと要求するしんのすけでしたが完全無視ということに。ところが、その後道が怪しくなってきました。不安になりますが、なんとか元の道に復帰できました。ところが、復帰したその場所には裏道分岐前にもいたオープンカーの姿が…。ファミレスの前を通りかかりますが、車がいっぱいで入ろうにも入れません。そば屋ならば入れそうだとのことです。しんのすけはハンバーグがいいとのことでしたが、民主主義にのっとった多数決でそば屋に決定します。食後は再び渋滞の中、しんのすけがアクション仮面の唄を流して無理やり元気を出します。ようやく家についたのは3時でした。おつやの時間だと喜ぶしんのすけですが、夜中の3時というわけでひろしもみさえも疲れ果ててしまいました。 | 中弘子 | |
本郷みつる | ||
ささきひろゆき | ||
堤規至 | ||
しんのすけ みさえ ひろし |