第17話 1992年 8月17日

アクション仮面に会うゾ ☆☆  
○月×日、野原一家はアクション仮面ショーを見に行きました。しんのすけがソワソワしていると、ステージにミミ子が登場しました。次にアクション仮面を呼ぶのですが、ミミ子が怪しげな紫色の煙に包まれました。そして、そこに現れたのはブラックタートルにブラックシロクマと、かつてアクション仮面に倒されたはずのキャラでしたが、アクション仮面に復讐するべく、ブラック四天王の一人、ウミウシ長官ビジョーなる人物がよみがえらせたものでした。そして、ブラックメケメケ団の戦闘員も登場してミミ子が捕らえられてしまいました。戦闘員は人質を増やすべく、ショーを見に来た子どもを連れてくることに。そして、あろうことかしんのすけが人質役に選ばれてしまいました。と、そこに高笑いが響きます。アクション仮面がステージに現れます。すると、しんのすけを捕まえていた戦闘員はしんのすけを置いて逃げていってしまいました。しんのすけはアクション仮面と直接会話して、握手をしようとしたのですが、しんのすけはアクション仮面にしがみついてしまいます。とはいえ、まだミミ子は捕らえられたままなのでしんのすけにかまってはいられません。アクション仮面はメケメケ戦闘員を次々に倒していきます。ブラックタートルやブラックシロクマもアクション仮面に立ち向かいますが、またしても瞬殺です。そして、残りはビジョーのみとなりますが、ミミ子に向かって分子破壊銃を突きつけ、これ以上動くなと言いつけました。ところが、そのうちにしんのすけがビジョーの足元に接近し、ビジョーの足に噛み付きました。その隙にミミ子は逃げ出し、しんのすけが分子破壊銃を奪い取りました。そして、アクションビームを出せと頼み込みました。しかし、生身のアクション仮面にアクションビームは出せない…はずでしたが、実際に発射されてビジョーをやっつけることもできました。そしてしんのすけはサイン色紙をもらって大満足、また来週も連れて行けとのことだそうです。 西園悟
本郷みつる
ささきひろゆき
林静香
しんのすけ
みさえ
ひろし
アクション仮面
ミミ子
よしなが先生のデートだゾ ☆☆☆  
春我部駅でよしなが先生がイライラしています。すると、しんのすけが声をかけてきました。よしなが先生はこれからデートだというのに最悪の人に会ってしまったと…。しんのすけはいつもと違うよしなが先生の服装を見て、デートだということを見抜いたようです。そして相手がなかなか来ないから困っていると…。よしなが先生は否定しますが、とにかくこんなことが幼稚園で噂になったら、まつざか先生にバカにされると思って嫌になってしまいます。が、よしなが先生は冷静に、しんのすけがどこかに行くところだったのだろうから早く行きなさいと言うのですが、しんのすけはどこに行こうとしているのかわからないようで、よしなが先生のデートも気になるようです。さて、しんのすけはアクションバーガーを見つけておごってもらうことに。食後、母ちゃんはずっと遠いところに行ってしまったとつぶやきますが、バーゲンに行っただけのようです。なかなかしんのすけが離れてくれないので、本当のデート相手が来た時に隠し子だと誤解されて逃げられるのではと考え始めました。時刻は10時34分、しんのすけは忙しいから帰っていいかとよしなが先生に聞いてきました。初めから引き止めてなどいないのだからと、ようやくしんのすけが去りました。ところが、よしなが先生が電話をしても相手は出ないし、相変わらず来ないし…と、そこに声がかかりました。しかし、それはひろしでした。そして、よろしければお茶でもと誘われたよしなが先生は喫茶店に入ってやけ食いするのです。ところが、実はデートの相手は電車が架線事故で止まっていたために遅れており、よしなが先生が喫茶店に入った直後に運転再開となったものの結局すれ違いに…。 もとひら了
高柳哲司
ささきひろゆき
小川博司
しんのすけ
ひろし
よしなが先生
石坂純一
忘れられたシロだゾ ☆☆☆☆ げんこつ
風間君が大きな犬を連れて散歩していました。みさえと会って話を聞くと、親戚からあずかった犬で、毎日風間君がブラッシングをしているので毛づやも見事なものでした。一方…シロはと言うと放置状態で、汚れて白いはずの体が灰色になってしまっているのでした。その姿を見たみさえはため息をつきますが、しんのすけにはしんのすけのよさがあるのだからと思うのです。ところがその時、しんのすけはみさえのブラジャーを頭にかぶり、アクション仮面ごっこで遊んでいたのでした。よその子と比べるのはよくないとわかっているとはいえ…やはりそのままにはしておけないようで、みさえはしんのすけを呼びつけました。しかししんのすけはなかなか来ずに、逆にお前が来いと言ったために結局げんこつとなります。で、最近シロの世話をまったくやっていないという話を始めますが、しんのすけはシロと聞いても飼い犬のことだと始めは気がつかなかったぐらいでした。どうにか思い出したのですが、ともかくシロの世話を怠けたらよそにあげてしまうと約束していたので、シロはどこかに行ってしまうことが決定してしまいます。しんのすけは必死に引きとめようとしますが、みさえは誰かにあげる気満々です。するとしんのすけは、慌てて外に行きました。初めから素直にしていればいいのに…と思っていたら、しんのすけは預金通帳を持ってきてこれを誰かにあげてしまおうと言い出したのです。しんのすけはトイレに逃げ込みます。風間君にあげちゃおうかとか言っていましたが、途中からみさえの反応がなくなりました。そこで、みさえが去ったと思ったしんのすけはトイレから出てきますが、みさえがすぐそばにいたために通帳は取り返されました。そして、最後のチャンスをあげようということになります。しんのすけはチャンスという物をくれるのかと思って手を差し出しますが、そうではなくて、もう一度ちゃんとシロの世話をすると約束するなら引き続き飼ってもいいとのことです。というわけで、しんのすけは一目散にシロの元へ行きました。しかし、しんのすけはシロと少し会話しただけで離れていってしまいました。すぐに掃除しなさいとのことで、それからしばらくたってみさえが様子を見に行くと、きれいになったシロと犬小屋、そしてシロと一緒に寝ているしんのすけの姿がありました。その夜はものすごいごちそうが出るのでした。 もとひら了
義野利幸
ささきひろゆき
小川博司
しんのすけ
みさえ
ひろし
シロ
風間君