第22話 1992年10月12日

母ちゃんと格闘だゾ ☆☆☆☆  
夕方、みさえが戸締りをしています。そして不敵に笑います。その後しんのすけが帰ってきますが、ドアが開きません。お約束第5条「5時にはおうちに帰ること」に違反したために締め出しとなったようです。アクション仮面を見たいというしんのすけですが、みさえは取り合いません。しんのすけは窓を開けようとしますが、どこも閉まっています。ところが、テレビからアクション仮面のオープニングテーマが聞こえてきました。しんのすけはリモコンを持って遊びに行っていたようで、リモコンでテレビをつけていたようです。そして音を大きくしていきます。みさえは本体のボタンで音量を下げますが、キリがないとのことで窓を開けて庭に出て、しんのすけを捕まえようとしました。しんのすけは部屋の外壁と塀の間の狭い部分を抜けていきます。みさえも追いかけますが、いつの間にかしんのすけが部屋に入ってアクション仮面を見ており、しかも窓には鍵がかかっていました。しかし、みさえは家の鍵を持っており、中に入ってきました。しばししんのすけとみさえの追いかけあいになりますが、みさえが座卓で転んで動かなくなってしまいます。みさえを心配したのか、しんのすけがみさえに近づきますが、みさえは動けないふりをしていただけでしんのすけを捕まえました。ところが、いつの間にかしんのすけは服を残して座布団と入れ替わりの術をしており、さらに家の中を走り回って逃げます。みさえも追いかけるのですが、いつの間にかしんのすけは座ってアクション仮面を見ていて、みさえが勝手に一人でグルグルと部屋を走り回っていました。アクション仮面が戦いに勝利したところで、みさえはテレビの電源プラグを抜きました。これでももう見れまいと高笑いするみさえですが、もうアクション仮面の放送が終わったからいいもんと…。バカにされたみさえはさらに怒り、しんのすけはトイレに逃げ込みました。こうなればということで、一生そこに入っていなさいと言い残して去りました。それからしばらくして、ひろしが帰ってきました。すると、みさえがトイレの前でもがいていました。みさえはもれそうで必死なのですが、しんのすけはドアを開けようとはしませんでした。 もとひら了
寺東克己
寺東克己
大塚正実
しんのすけ
みさえ
ひろし
シロ
アクション仮面
ミミ子
ビジョー
シャボン玉で遊ぶゾ ☆☆☆  
道端で、ネネちゃんがシャボン玉で遊んでいました。そこにしんのすけが三輪車で通りかかります。シャボン玉を見かけたしんのすけは口に入れてしまいますが、まずかったようです。しんのすけもやりたがるわけで、買ってもらえばとのことですがみさえはケチだから買ってくれそうにない…と、そこにちょうど買い物帰りのみさえが通りかかったのでした。で、ネネちゃんからもそんなに高いものじゃないからと言われてしまう始末です。仕方なく、みさえは洗剤を薄めてシャボン液を作ってやることにします。しかししんのすけはシャボン液を飲もうとしたり、液に入れっぱなしのストローを吹いたりしてまともに遊べていません。とにかくネネちゃんの家に行こうと思ったら廊下で転んで全部こぼしてしまったり…。ようやくネネちゃんの家に行くと、風間君やマサオ君ボーちゃんも来ていました。風間君が大きなシャボン玉を作るからと意気込んでいました。シャボン液はアメリカ製で、しんのすけが持っている洗剤とは質が違うと自慢しつつ、針金を輪にしたもので巨大シャボン玉を作ろうとします。ストローを使わないでシャボン玉を作ろうとする風間君を不思議がるしんのすけでしたが、とにかく大きな風間君が針金を液につけてシャボン玉を作りました。この大きさは日本製のシャボン液ではつくれないだろうと自慢する風間君です。それにガスレンジ…チャレンジしようとしんのすけが果敢に挑戦します。しかし、いくらストローを吹いてもシャボン玉にならず、液が飛び散るばかりです。しんのすけはストローに八つ当たりしますが、もっと優しく吹けばいいとネネちゃんがアドバイスします。すると、しんのすけが力を抜いてゆっくりと吹いたところ、風間君のものよりも大きなシャボン玉ができました。さてその夜、ひろしが帰ってきたところでしんのすけがシャボン玉作りを披露するのですが、優しく吹くべくやたらとナヨナヨした吹き方にみさえもひろしも仰天してしまうのでした。 中弘子
青山ヒロシ
寺東克己
小川博司
しんのすけ
みさえ
ひろし
風間君
ネネちゃん
マサオ君
ボーちゃん
またまた本屋さんだゾ ☆☆☆  
カスガベ書店、そこで立ち読みしている客がいましたが、3分が経過したというわけで店長が中村に、立ち読み阻止せよとブロックサインで伝えました。中村は本の整理を装い、立ち読み客を撃退することができました。ところが、控えの本をしまう本棚の引き出しの中にしんのすけがいました。そんなことをしてはいけないとママから教わらなかったかと諭すのですが、みさえからそんなことは教わっていないと答えるしんのすけです。中村は要注意園児が現れたと店長にサインを送ります。店長もしんのすけのことを把握していたようです。マンツーマンディフェンスで店を危機から救えと指示が飛びます。さて、しんのすけはアクション仮面の本を立ち読み始めます。中村が注意しようとしますが、しんのすけのアクション仮面解説に中村が乗ってしまいます。しんのすけがアクション仮面ごっこでアクションビームを放ち、つられた中村もアクションビームをやり返してしまいます。その様子を見た客が逃げてしまうくらいで、店長から真面目にやれと注意されてしまいます。気を取り直して、中村が本を買う場所なのだとしんのすけに教えると、しんのすけは「ぶりぶりざえもんのぼうけん」という本があるかどうか聞いてきました。中村が絵本コーナーを探しますが、見つかりません。どこの出版社から出ているかわかるはずもなく、誰が書いたのかと聞こうとすると、書いたのはしんのすけでした。幼稚園の時間にしんのすけが書いたものだったのでした。よしなが先生たちも面白いと言ってくれたので本屋に並んでいるかもと思ったようです。冷やかしなら帰ってくれとのことでしたが、実はしんのすけはお使いで来ていたのでした。そしてメモを中村に渡します。そして中村がメモに書いてあった本を探し出してしんのすけに渡し、レジで精算すれば完了です。650円の請求に対してそんなに持っていないとしんのすけは心配になります。1000円札しか持っていないとのことでしたが、もちろんそれで足りているわけで、しんのすけは本とおつりを持って店を出て行った…と思ったらお釣りを忘れていました。店長が追いかけますが、しんのすけは逃げ出し、店長は在庫整理もほったらかしではるばる追いかけあいをすることになってしまいます。 西園悟
寺東克己
寺東克己
小川博司
しんのすけ
店長
中村