第29話 1992年11月30日

動物園は楽しいゾ ☆☆☆☆ げんこつ
この日は幼稚園のみんなで動物園に行きます。風間君は何度も行っているのであまり楽しみな感じではないようです。みんな好きな動物を言うのですが、しんのすけが好きなのはやっぱり象のようで…。そして動物園に入ります。まずは猿山に来ますが、サルにエサをやってはいけないとよしなが先生が言うのですが、園児たちは「何で」を連発します。で、それじゃあもらうのはいいのかとネネちゃんが。しんのすけが、サルからリンゴをもらおうとしているのでした。よしなが先生が、サルからエサをもらうなんてあんたくらいだとか言っていると、飼育係から誤解されてエサをあげないようにと注意を受けてしまいます。次はライオンのおりに来ますが、1日中寝てばかりでみさえみたい…。次にシロクマを見て、次はコアラを見ます。マサオ君がコアラのダジャレを言いますが、かなりお寒かった様子です。次はいよいよ象を見ます。本物の象を目の当たりにして、しんのすけは興奮状態になってしまいます。そしてよしなが先生が恐れる中、しんのすけがゾーさん芸をやりかけます。が、ネネちゃんが「本当に象さんのお鼻って立派ね」と叫び、しんのすけは出すのをやめるのでした。その後は小動物と触れ合えるコーナーへ。しかし、ヤギがボーちゃんにまとわりついてしまいます。あんまりボーっとしてちゃダメだとよしなが先生がボーちゃんに言っているうちに、しんのすけは勝手に弁当を広げて動物たちと食べておりました。しかもそれはよしなが先生の弁当で…。やがて帰りのバスですが、しんのすけは寝言でもゾーさんゾーさんと…。 もとひら了
ささきひろゆき
ささきひろゆき
原勝徳
しんのすけ
みさえ
風間君
ネネちゃん
マサオ君
ボーちゃん
よしなが先生
母ちゃんと美容院だゾ ☆☆☆ げんこつ
今日はしんのすけを連れて、みさえが美容院へ行きました。託児所があるということで連れてきたようです。託児所のおねいさんはそこそこ美人のようでしたが、みさえは何となく心配そうです。しかし、あのおねいさんは去年の保母さん選手権2位の成績、幼児の扱いはお手の物だと…。さらに、シャンプーのリサ、カットのジロー(元植木職人)、フランス帰りの店長・ジョルジュ斉藤といったプロの集まりだと…。さて託児所では、さっそくしんのすけが暇そうです。そこでマニュアルその1、お菓子でごまかすことに。チョコビを与えておけば15分はおとなしいと読みますが、しんのすけは一口で全部食べてしまいます。で、アクション仮面ごっこで遊ぶことにします。しんのすけがアクション仮面で、おねいさんがチンパン提督モンキッキ役でしたが、しんのすけは本気でモンキッキを倒しにくるもので、おねいさんは痛がります。それならと役をチェンジしますが、やっぱりしんのすけが暴れてしまいます。もっとおだやかな遊びにしようということで、しんのすけが怪獣のママ、おねいさんが怪獣の子どもという遊びをすることに。マニュアルその2、子どもが乗っている時は逆らうなということで一緒に乗ってやりますが、隙を見てしんのすけは託児所から出てしまいます。そして、シャワー中のみさえにかゆいところがないか尋ねているシャンプーのリサに対してしんのすけが「ちんちん」と…。しんのすけに気を取られ、熱い湯をみさえの顔面に長時間かけてしまうミス…。今度こそ逃がさないと意気込む託児所のおねいさんは、マニュアルその3寝かせてしまえを実行に移します。「ももたろう」を読んであげるといいますが、しんのすけも話を知っているわけで。それならというわけで、しんのすけが内容を知らない「白雪姫」にすることに。しかし、外国人なのになぜ白雪姫という名前なのかという質問が。本当は外国語だけど日本語に訳したと切り返すと、じゃあ英語の名前は何かと聞かれ、マニュアルその4困った時は話を変えるというわけで、ビデオを見ることに。しかし子ども向けビデオは退屈で、おねいさんはつい眠ってしまいます。と、その間にしんのすけはおねいさんの顔に落書きしてしまい、怒ったおねいさんが店内でしんのすけを追いかけ回し、店内はメチャクチャになってしまいます。それからというもの、店前を通りかかるとみさえは店員からにらまれるのでした。 中弘子
義野利幸
ささきひろゆき
堤規至
しんのすけ
みさえ
おせーぼが欲しいゾ ☆☆☆ げんこつ
今日はお歳暮を買うためにアクションデパートにやってきた野原一家です。選ぶのに忙しいからおとなしくしてるように言うのですが。で、いくらくらいのにするかとか、お酒が好きだから今年も日本酒でいいかとか、ひろしとみさえが相談しているところにしんのすけが口を挟むわけで、そこらでおとなしく遊んでなさいとのことです。しかし、おとなしくしているかと思ったら、しんのすけはサンプルの箱を立ててドミノ倒しをして遊んでいるのでした。周りにも迷惑だからと注意され、謝るひろしとみさえです。しんのすけはその後げんこつとなりました。ともかく商品選びが終わり、送り先を書いたわけですが…なんと、財布を持ってくるのを忘れていたようです。みさえがこっそりひろしに耳打ちするのですが、それをしんのすけが大声で周囲にばらしてしまいます。結局出直しに。とはいえ、また出かけるのは面倒だとひろしはつぶやくのでした。家に帰ると、お隣が留守だからといくつかのお歳暮を預かることとなるのでした。みさえは箱を振ったりして、中身を次々と予想していきます。みさえは石鹸だと予想しますが、しんのすけはチョコレートの音だったというのです。にしても、隣にはたくさん来るのに、どうしてうちにはお歳暮が来ないのやら…もらうなら商品券が一番だとみさえは言います。早くたくさん商品券をもらえるような身分になりたいと嫌味たらしく言うわけで、ひろしはようやく、デパートにもう一度行く気になります。しんのすけもついて行きたがりますが拒否、しんのすけは留守番です。が、シロにお歳暮の中身がなにかと聞いていてシロがお歳暮の箱に噛み付き、包装紙を破いてしまいました。その中身は、しんのすけの予想通りのチョコでした。さらにしんのすけは、シロの足を使って次々と預かったお歳暮を開けてしまい…ひろしとみさえが帰ってきたところでげんこつとなります。夜、しんのすけは寝る前に何かをそっと置いていきました。それは、しんのすけ手作りの商品券でした。これを見たひろしとみさえは、思わず笑ってしまうのでした。 中弘子
ささきひろゆき
ささきひろゆき
小川博司
しんのすけ
みさえ
ひろし