第80話 1994年 1月10日
おとし玉をもらったゾ | ☆☆☆☆ | げんこつ |
元旦、しんのすけは礼儀正しくひろしやシロに新年のあいさつをしますが、みさえに対してはスカートにもぐりこんであいさつし、1994年初げんこつとなりました。その後おせち料理と雑煮を食べます。今年は静かでいいお正月になるかと思っていた矢先、しんのすけがみさえに、お年玉をちょうだいと言い出しました。みさえは慌ててごまかそうとしますが、風間君が教えてくれたようです。何かと出費のかさむ年末年始、せめてお年玉の本当のシステムは教えずに節約してきたのですが…。しかしみさえは、普通のボールを上から落として、お年玉だというのです。しんのすけもお年玉をもらえて大喜びでした。とりあえず一件落着です。さてその後、カルタで遊びます。ひろしが読み上げ、しんのすけとみさえで札を取ります。が、一方的にみさえが取ってしまうのでちょっとは手加減してやることにします。みさえがすぐ見つかっても取らずに、指差してしんのすけに教えます。しかししんのすけはなかなか気がつかないようです。ようやくしんのすけも見つけて札を取ります。大喜びのしんのすけでしたが、みさえのことを尻がでかくて動きがのろいとバカにしてしまいます。みさえは怒り、しんのすけとみさえで家の中を走り回ることとなりました。が、途中でしんのすけがもらったお年玉がつぶれてしまいます。「タマがつぶれた」と大声で泣き叫ぶので、仕方なく500円玉を渡すことに。ピカピカの銀色タマタマに大喜びでまた叫んでしまうわけで、結局静かな正月はどこへやら…。 | 萩田寛子 | |
横山広行 | ||
寺東克己 | ||
小川博司 | ||
しんのすけ みさえ ひろし | ||
おとし玉で買物だゾ | ☆☆☆ | |
マサオ君が遊びに来ました。大きな財布を首からさげています。マサオ君もお年玉をもらっていて、その財布に入れています。そこにしんのすけもやってきて、500円玉を見せます。が、その500円玉は股間に大事にしまってあったようで…。で、しんのすけも首から財布をかけてもらって外へ出ました。自分のお金で好きなものを買えるわけで、アイスクリームを買おうかチョコレートにしようか、アクション仮面のテレビ絵本にしようかと思っていたら、しんのすけは本屋へ入り、ヌード写真集を物色し始めます。マサオ君は注意しますが、逆に見せ付けられてパニック状態に陥ってしまうのでした。その後おもちゃ屋に入り、アクション仮面カーのことが気に入るしんのすけです。値段は\5,000と書いてあり、しんのすけは500円玉でピッタリだと思うのですが、ゼロが一つ多いとの指摘が。その指摘は、突然現れたボーちゃんからでした。ボーちゃんも何か買いに来たようですが、ボーちゃんは竹とんぼとコマと折り紙を買うのです。で、しんのすけとマサオ君は何を買うのかとのことですが、さっきしんのすけはマサオ君にピッタリのおもちゃを見つけたようです。それはタコのおもちゃで、空気を送るとコミカルな動きを見せるのでした。が、マサオ君はそんなもの嫌だと…。やがてマサオ君が何かを買い、そして場面は夕方の公園へと移り変わりました。ボーちゃんの竹とんぼでみんな遊びますが、マサオ君はしっかり、あのタコのおもちゃを買って楽しんでいたのでした。でもって、しんのすけは何を買ったのかですが…何も買わなかったようです。ピカピカの500円玉がお気に入りのようで、使いたくないようです。その夜しんのすけは、大きな500円玉に乗ってマサオ君やボーちゃんと楽しく遊ぶ夢を見ていたのでした。 | 萩田寛子 | |
寺東克己 | ||
寺東克己 | ||
間々田益男 | ||
しんのすけ みさえ ひろし マサオ君 ボーちゃん | ||
じいちゃん達が来たゾ | ☆☆☆ | |
いくら掃除しても、家の中も外も常に散らかっている野原家です。みさえがいくらしんのすけに呼びかけても返事ばっかりでなかなか実行しないわけで。とそこに、秋田のじいちゃんから手紙が届きます。そろそろしんのすけの顔が見たくなったので2人で遊びに行くという内容でした。いつ来るのかと思っていたら、その瞬間にやってくるのでした。とりあえず玄関先で会話を始めるのですが、その後部屋へと入っていきます。散らかりすぎの部屋に少々あきれ気味の銀の介・つるです。掃除している間に、つるが持ってきた食材でおいしい料理を作ってくれるようです。しんのすけと銀の介はみさえが掃除する手伝いをすると言うのですが、まるで手伝わずに遊んでしまいます。注意しても相変わらずなので、みさえは掃除機を振り回して2階へ追いやるのですが、掃除機の蓋が外れてしまってみさえはゴミをかぶることに…。その後やっと居間がかたづいたのですが、2階の部屋も掃除して布団カバーも取り替えないとというわけでみさえは2階へ上がっていきます。すると、2階で銀の介が倒れていました。みさえは一瞬固まってしまい、その場にへたり込んでしまうのでした。が、それは死体ごっこでした。孫との無邪気な遊びだと言うのですが、銀の介がやると遊びに見えないわけで…。やがて、つるの作った芋の煮っ転がしができて舌鼓です。その後入浴で、銀の介は久々に白髪マンモス踊りを…。しかし、つるが止めます。今日はつるが一緒に入ってくれるようでみさえも一安心でした。ところが、スルメおっぱい踊りなるものを始めてしまい、銀の介からも下品だと言われてしまうのでした。 | 萩田寛子 | |
義野利幸 | ||
寺東克己 | ||
林静香 | ||
しんのすけ みさえ 銀の介 つる |