第82話 1994年 1月24日
チコク防止作戦だゾ | ☆☆☆☆ | |
ある朝、しんのすけはなかなか起きてきません。なんとかみさえが起こしますが、その後しんのすけはコタツの中にもぐりこんで寝てしまい、ゆっくりトイレにこもって…でもってバスは頭を下げて見送ることに。というわけで、この日もやっぱり自転車で幼稚園まで行くことになるわけなのでした。みさえは家に帰ってきて、バス代を無駄死にさせはしないと絶対に決めたと宣言します。で、さっそく目覚まし時計を3つセットします。しかし、しんのすけはその程度では起きません。すると、昨夜録画してあったニュースステーションを再生し、小宮悦子でしんのすけを目覚めさせることができました。さらに、カンタムロボのテーマ曲を流して、その歌に乗せて躍らせてパジャマを脱がせます。好きな歌がかかると踊りだしてしまう幼稚園児の習性を利用した作戦成功です。次は顔を洗うのですが、しんのすけはそんな気分ではないと。するとみさえは、しんのすけの顔にキスマークをつけてしまいます。そんな顔のままで幼稚園に行くわけにもいかず、仕方なく顔を洗うことに。朝食でも、ご飯の中にチョコビが入っているということでさっさと食べさせます。この作戦も大成功です。さらにはお通じのよくなるメニュー作戦のためにトイレも短い時間ですみ、かくしてバスが来る予定時刻よりも早く、すべての準備が整うのでした。と、そこに電話が。よしなが先生からでした。で、その後自転車でしんのすけを幼稚園に送っていくみさえの姿があるのでした。なんと、バスが故障したのだとか…。しかし、しんのすけが歌うカンタムロボのテーマ曲をみさえも一緒に歌い、いつもより楽しい通園風景になったようです。「つづく」? | 翁妙子 | |
原恵一 | ||
原恵一 | ||
原勝徳 | ||
しんのすけ みさえ | ||
マサオくんの恋だゾ | ☆☆☆ | |
マサオ君の様子が少し変です。バラ組のほうをのぞいたりしているのですが、どうやらマサオ君はバラ組のめぐみちゃんという子に恋したようです。しんのすけはムササビごっこをして遊んでいたのですが、一人で遊んでいてもつまらないからと、マサオ君にムササビごっこを無理やりさせようとします。ネネちゃんが、マサオ君の様子がちょっとおかしいということをしんのすけに伝えますが…。でもその後、めぐみちゃんの姿を見つけて顔を赤らめてしまったのでみんなにばれてしまいます。そんなに好きなら、ラブレターを書けばいいとみんなで提案します。まず書き出しは「お元気ですか」「僕は元気です」「ではさようなら」…最後のはしんのすけが言ったのですが。書き直します。「僕は君が好きです」と風間君が提案し、マサオ君は1番目に好きだと書きかけますが、じゃあしんのすけやみんなは何番目なのかと問い詰められて、結局「僕の友達と同じくらい好き」と書くのでした。とはいえ、渡すのは恥ずかしいというわけで、代わりにしんのすけが渡してくれることになりました。で、しんのすけがめぐみちゃんに手紙を渡し、めぐみちゃんがそれを読みます。その後、めぐみちゃんはしんのすけと楽しく遊ぶこととなるのでした。なぜそんなことになったのかというと、手紙にマサオ君が名前を書いていなかったからのようで、名前を書いておけばよかったと泣きながら後悔するマサオ君の姿がそこにはありました。 | 中弘子 | |
義野利幸 | ||
原恵一 | ||
小川博司 | ||
しんのすけ 風間君 ネネちゃん マサオ君 ボーちゃん めぐみちゃん | ||
納豆ゴハンを作るゾ | ☆☆☆ | |
しんのすけが外から帰ってきますが、かなり疲れているようです。帰ってきたら「ただいま」だと何度言ってもわからないんだからとみさえは言うのですが、10回言えばわかると。ムキになって実際に10回叫ぶみさえなのですが…。しんのすけは空腹を訴えますが、夕食の時間が近いのだから、いまからおやつを食べさせるわけにはいかないようです。だからこうして、今夕食を作っているところだとのことでしたが、そこに回覧板を持ってきた来客が。みさえはそのまま玄関先で話し込んでしまいます。これでは時間がかかると感じたしんのすけは、台所を探します。チョコビを見つけますが、おやつはダメだということで罰として夕食抜きにされそうだと考えます。その後冷蔵庫を開けて中をチェックします。すると、納豆パックがありました。納豆ご飯はおやつじゃないというわけで、パックから納豆を取り出してマグカップに入れます。お鍋に入っているものは嫌いだけど、納豆のネギは好きだというわけで、長ネギをハサミで切って入れるこだわりようです。あとはたれを入れようとしますが、パックがなかなか開きません。ハサミで切りますが、パックごと中に入ってしまって糸だらけになってしまいます。が、かまわずしんのすけが炊飯器からご飯をよそい、そこに納豆をかけて食べ始めます。そこにやっとこさみさえが戻ってきますが…で、全部一人でやったのだと知って、みさえはよく一人でできたとほめるのでした。が、部屋中クモの巣があちこちに…。そして夜、この日の夕食はしんのすけが納豆ご飯よりも好物のカレーだったのですが、結局しんのすけはお腹いっぱいで食べられませんでした。 | 萩田寛子 | |
横山広行 | ||
原恵一 | ||
堤規至 | ||
しんのすけ みさえ ひろし |